ZIP (ファイルフォーマット)

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ZIP
拡張子 .zip
MIME Type application/zip
タイプコード "ZIP "
UTI com.pkware.zip-archive
マジックナンバー PK\003\004
開発者 フィル・カッツ
種別 データ圧縮
  

ZIP(ジップ)はフィル・カッツが考案および開発したデータ圧縮形式およびファイルフォーマットである。歴史が長く、利用率も高いことから事実上の世界標準とされる。

目次

[編集] 概要

世界ではほとんどのアーカイブファイルがこの形式を使っている。過去の日本(2002年頃まで)ではLHAとシェアが拮抗していた事がある。オリジナルのPKZIPやWinZip等はシェアウェアとして販売されているが、ZIP形式を扱える多くのアプリケーションソフトウェアフリーソフトとして配布されている。ソースコードも互換性のある亜種(Info-ZIP7-Zip)がオープンソースとして一般に公開されているので、事実上フリーの形式(オープンフォーマット)と言える。

従来はユーザが個別に単体のソフトをインストールしていたが、アップルMac OS Xへの移行と同時に解凍圧縮に標準対応、マイクロソフトWindows MeおよびWindows XP以降に圧縮解凍機能を搭載させ(日本語版OSでは「圧縮フォルダ (ZIP)」という名称の機能)、自動的に日本国内でも使用者が増えている。

なお、UNIX系で標準的に使われているgzip(gzip自体はアーカイバではない)は同じDeflateアルゴリズムを使う点は共通しているが、互換性は無い。

複数の圧縮アルゴリズムをサポートしているが、2009年現在Deflate方式が主流である。

[編集] 仕様

開発者 
Phil Katz (PKWARE)
アルゴリズム 
Implode, Deflate, Deflate64, DCLImplode, Bzip2, PPMd
MIME-Type 
application/zip, application/x-zip-compressed(旧)
拡張子 
.zip
暗号化 
AES(128bit,192bit,256bit), 3DES(168bit),RC2/RC4(40bit,60bit,128bit),Blowfish,Twofish
書庫制限 
4GB以下
格納ファイル制限 
4GB以下(64bit拡張zipは4GB以上も可能), ファイル数制限なし, LFN対応, ファイル名で利用できる文字コードはIBM Code Page 437もしくはUTF-8
フォルダ格納機能 
サポート, 空フォルダ格納可能
特殊圧縮 
未対応
書庫復元機能 
未対応
マルチボリューム 
対応, 固定サイズ分割方式(1KB)

[編集] ソフトにおける固有の拡張子

ソフトウェアによっては、ZIP形式をデータ形式として採用しているものがある。このようなソフトウェアでは、ZIPファイルがそのソフトウェア固有の物であることを示すために専用の拡張子を定義している場合がある。その一部を以下に示す。ただし、圧縮アルゴリズムにzlibを使っているものでも、ZIP互換の格納方式を使っていないものは掲載しない。

docx, xlsx, pptx
Microsoft Office 2007(OpenOffice.org 3.0)で新たに採用された文書フォーマット (Office Open XML)
ipg
iPodゲームのアーカイブファイル
jar
Javaのアーカイブファイル
kmz
Google Earthの標準ファイル形式。kmlをZIP圧縮したもの。
nar
伺かのINSTALL/1.x仕様に準拠したアーカイブファイル
odt, ods, odp, odb, odg, odf
OpenOffice.org2.xの標準ファイル形式 (OpenDocument)
smzip
StepManiaの各種の自動インストール型パッケージファイル
wsz
Winamp用のスキンファイル
wmz
Windows Media Player用のスキンファイル
xpi
Mozilla Firefox(及びそれをベースとするNetscapeシリーズのウェブブラウザなど)やMozilla Thunderbirdなどの拡張機能(アドオン)のインストーラファイル

[編集] 関連項目


[編集] 外部リンク