ANIテクノロジーズ
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(Ola Cabsから転送)
市場情報 | 非上場 |
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本社所在地 |
インド 560034 Regent Insignia, #414, 3rd Floor, 4th Block, 17th Main, 100 Feet Road Koramangala Bengaluru |
設立 | 2010年12月3日 |
事業内容 | 配車サービス |
代表者 |
Bhavish Aggarwal(CEO・共同創業者) Ankit Bhati(CTO・共同創業者) |
主要株主 |
ソフトバンクグループ(25%) Tiger Global(15%) テンセント(9%) 滴滴出行 Tekne Capital |
外部リンク | https://www.olacabs.com/ |
ANIテクノロジーズ(英: ANI Technologies Pvt. Ltd.)はインドバンガロールに拠点を置くタクシー配車アプリOla Cabs(オラキャブス)の運営会社である。マスメディアの報道では運営会社もアプリの通称であるOla(オラ)の名で呼ばれる事が多い。
概要
[編集]当初はムンバイに拠点を置き三輪タクシーの配車のみを手掛けていたが、バンガロールに拠点を移し2014年11月からは自動車の取扱いも始めた。Olaは現在インド国内110都市およびオーストラリアでサービスを提供しており、インド国内ではUberと人気を2分し激しい競争を行っている。[1]
インド進出支援ポータルではインドでは流しのタクシーが少なく道端でタクシーを捕まえることは難しい点や三輪タクシーはドライバーが英語を話せなかったり道に迷うことがある点をあげ、インドにおける配車アプリの有用性を紹介している。[2]
主なサービスは三輪タクシー(オート・リクシャー)を扱うOla Auto、相乗りタクシーサービスOla Share、タクシー配車のOla Micro・Ola Mini・Ola Prime、ラグジュアリーカーを扱うOla Lux、レンタカーのOla Rentals、カーシェアリングのOla Outstations、二輪車を共有するOla Byke share、大学構内向けシェアサイクルのOla Pedalなど。
沿革
[編集]- 2010年12月3日 - インド工科大学ボンベイ校卒業生のBhavish AggarwalとAnkit Bhatiによってムンバイで設立
- 2011年9月13日 - ブランドロゴをOla CabsからOlaへ変更[3]
- 2014年2月6日 - バンガロールでOla Miniサービス提供開始[4]
- 2014年9月2日 - バンガロール、デリー、ムンバイ、チェンナイ、プネー、ジャイプルでOla Primeサービス提供開始[5]
- 2014年10月25 - シリーズDのラウンドでSoftBank Internet and Mediaから2億1,000万ドル調達[6]
- 2014年11月18日 - バンガロールでオンデマンド配車サービスを開始[7]
- 2015年1月12日 - グルグラムのタクシー会社GCabを買収し、Ola Fleet Technologiesに改名[8]
- 2015年3月2日 - バンガロールのタクシー会社TaxiForSureを2億ドルで買収[9]
- 2015年4月15日 - シリーズEのラウンドでDST Globalから4億ドル調達[10]
- 2015年6月25日 - アプリを通じTFSタクシーの配車を開始[11]
- 2015年9月15日 - タクシー運転手へ車を貸し出すキャブリースプログラム開始[12]
- 2015年11月3日 - キャブリースプログラムの車両調達のため日産自動車と戦略的提携。[13]
- 2015年11月17日 - シリーズFのラウンドでTiger Global、ソフトバンク、DST Global 、滴滴出行から5億ドル調達[14]
- 2015年11月21日 - 集中豪雨に見舞われたチェンナイで手漕ぎボートによる水害救助サービスを実施[15]
- 2015年12月13日 - シリーズGのラウンドでVanguard等から5億7,300ドル調達[16]
- 2015年12月3日 - 滴滴出行、グラブ、Lyftと提携[17]
- 2016年3月2日 - ムンバイ、デリー、バンガロールなどでOla Microサービス提供開始[18]
- 2016年3月3日 - Uberに対抗しオートバイタクシーの試験運用開始[19]
- 2016年4月5日 - 電動三輪タクシーの配車開始[20]
- 2016年5月26日 - ムンバイでOla Luxサービス提供開始[21]
- 2016年6月2日 - バンガロール、バドダラ、コーチン、チェンナイ、カルカッタ、ボパールでOla Outstationsサービス提供開始[22]
- 2016年11月24日 - 車内エンターテイメントOla Playを提供開始[23]
- 2017年2月9日 - ニューデリーで運転手がストライキ[24]
- 2017年2月26 - ソフトバンクグループから3億3,000万ドル調達[25]
- 2017年4月6日 - ファリダバードでOla Bikeサービス提供開始[26]
- 2017年5月4日 - RNT Capital Advisers、Falcon Edge Capitalから1億400万ドル調達[27]
- 2017年7月6日 - インド政府が自家用車のライドシェアを検討開始[28]
- 2017年8月11日 - Tekne Capitalから3,600万ドル調達[29]
- 2017年9月10日 - スズキ自動車と提携[30]
- 2017年10月2日 - ソフトバンク、テンセントから20億ドル調達[31]
- 2017年10月30日 - 三輪タクシー約12万台で無料Wi-Fiを提供[32]
- 2017年11月18日 - インド工科大学カーンプル校でOla Pedalサービス提供開始[33][34]
- 2017年11月9日 - マイクロソフトと提携[35]
- 2017年12月18日 - フードデリバリーのFoodpanda Indiaを買収[36][37]
- 2018年1月30日 - オーストラリアに進出。シドニー、メルボルン、パースでサービス提供開始[38][39]
出典
[編集]- ^ “インド配車2強、投資競う 地場オラvs.米ウーバー”. 日本経済新聞 (2017年10月24日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “インドでおすすめのタクシーの乗り方”. インド進出支援ポータル (2015年8月7日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “We're getting a new personality!”. Ola Cabs (2011年9月13日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Ola Mini Offers Auto-like Fare in Bangalore”. MEDIANAMA (2014年2月6日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “After sedan and mini, Olacabs now launches its business class service, Ola Prime”. YOURSTORY (2014年9月2日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “ソフトバンク、インドのタクシー配車プラットフォーム「オラ」に2.1億米ドル出資”. ビジネス+IT (2014年10月28日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Now Book Auto Rickshaws in Bangalore via Ola Cabs”. NDTV Gadgets (2014年11月20日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Ola To Acquire Radio Taxi Service GCabs in Delhi”. iamwire (2015年1月12日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Big taxi shakeup in India: Ola completes $200M acquisition of TaxiForSure”. TECHINASIA (2015年3月2日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Ola raises $400 million from DST Global, GIC and Falcon Edge”. ECONOMICTIMES (2015年4月16日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Ola cabs app and Taxi For Sure get into a relationship. Twitter trolls prove how complex it is”. BUSINESSINSIDER (2015年6月25日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Ola starts buying cabs, lending them to new drivers”. Livemint (2015年9月15日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Nissan and Ola enter into strategic partnership for India's first cab leasing program”. CarTrade (2015年11月3日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Uberの印ライバルOla 5億ドルの資金調達 企業価値は50億ドル”. ForbesJapan (2015年11月30日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “インド版ウーバー「Ola」 手漕ぎボートで水害救助サービスを実施”. ForbesJapan (2015年11月21日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “インドのタクシー配車アプリOla、新たに50億ドルを調達 競合Uberに対抗”. インド進出支援ポータル (2015年12月9日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “ユーバー包囲網 - アジアの3大配車サービスと米リフトが提携”. WirelessWire (2015年12月4日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Ola Launches A 6 Per Kilometer Alternative Named ‘Ola Micro’”. The Tech Portal (2016年3月2日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “UberとOla、インドでオートバイタクシーを同時にスタート”. TechCrunch (2016年3月4日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “ANIテクノロジーズ、電動三輪タクシー配車”. 日本経済新聞 (2016年4月8日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Jaguar for Rs 19 per km - Ola launches luxury category”. YOURSTORY (2016年5月27日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Ola takes on inter-city travel, launches outstation cabs. Will this combat the ongoing licensing issues?”. YOURSTORY (2016年6月2日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Olaが車内エンターテイメントプラットフォームのOla Playをローンチ”. TechCrunch (2016年11月24日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “配車大手ウーバーとオラ、運転手がニューデリーでスト”. Reuters (2016年11月24日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “インドの配車アプリ「Ola」がソフトバンクから追加で3.3億ドルを調達するも、バリュエーションは2年前から30%超下げて35億ドルに”. The BRIDGE (2017年3月5日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Ola Bike begins ride in Faridabad today”. YOURSTORY (201-0-0). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “インドのタクシー配車スタートアップOla、Falcon Edgeとタタ・グループ会長のファンドから1億400万米ドルを調達”. The BRIDGE (2017年5月12日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “インド、自家用車のライドシェアを検討 渋滞解消へ”. Reuters (2017年7月6日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “インドの配車サービスOla、最大のライバルUberとの競争に向け3,600万米ドルを調達”. The BRIDGE (2017年8月24日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “スズキ、インド配車と提携 運転教習4万人、購入促す”. 日本経済新聞 (2017年9月10日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “印配車のオラ、ソフトバンクやテンセントから20億ドル調達-関係者”. Bloomberg (2017年10月3日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “インドの配車アプリ大手「Ola」が自社リキシャ(三輪タクシー)に無料Wi-Fiを提供、一方Uberはインド市場に苦戦”. The BRIDGE (2017年11月14日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Ola launches new offering of bicycles ‘Ola Pedal’, to run pilots on college campuses”. The News Minute (2017年12月1日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Uber’s Indian rival Ola begins offering a bicycle-sharing service”. TechCrunch (2017年12月1日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、インド配車最大手と提携…新コネクトカープラットフォーム開発へ”. Response (2017年11月9日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “Uber rival Ola buys Foodpanda India to get into food deliveries”. TechCrunch (2017年12月18日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “配車オラ、食事宅配のフードパンダを買収”. NNA ASIA (2017年12月21日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “First overseas foray: Ola to drive Down Under to take on rival Uber”. Business Standard (2018年1月30日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “印ライドシェア最大手オラ、豪州でウーバーと激突”. 日本経済新聞 (2018年1月31日). 2018年2月22日閲覧。