IN A MODEL ROOM

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IN A MODEL ROOM
P-MODELスタジオ・アルバム
リリース 1979年8月25日
録音 Sunrise Studio
Freedom Studio
Electro Sound
ジャンル ポストパンク
テクノポップ
ニュー・ウェーヴ
時間 3328
レーベル ワーナー・パイオニア
プロデュース 佐久間正英
P-MODEL
P-MODEL 年表
IN A MODEL ROOM
1979年
LANDSALE
1980年
IN A MODEL ROOM 収録の シングル
  1. 美術館で会った人だろ
    リリース:1979年7月25日
  2. KAMEARI POP
    リリース:1979年12月25日
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IN A MODEL ROOM(イン・ア・モデル・ルーム)は、日本の音楽グループであるP-MODELのファーストアルバム。

1979年8月25日にワーナー・パイオニア(現・ワーナーミュージック・ジャパン)より発売された。

初回プレスは、ピンク色のヴィニールレコードになっていた。

その後、1992年1月25日に再発売、また2003年10月20日にはデジタルリマスタリングされた上、当時のLPを模した紙ジャケット仕様で再発売されている。

概要[編集]

P-MODELとして初めてリリースされたファーストアルバム。先行シングルであった「美術館で会った人だろ」を収録している。

デビュー当時はモーグ・シンセサイザーヴォコーダーリズムボックス等をラジカルに使用していた事などからヒカシュープラスチックスなどと並んで「テクノ御三家」と呼ばれ、テクノポップグループとして扱われていたが、本アルバムはジョージ・オーウェルによる小説「1984年」に影響された世界観と一部パンク・ロックを思わせる音楽性で構成されている。大半の楽曲はマンドレイク時代から演奏されており、これが結成から半年強というスピードデビューにつながった。

また、ライブでもこまわり君を意識した、内股で跳ね回る、キーボードを跳び箱にするといったパンクバンドのようなステージパフォーマンスを行っていたため、後により電子音楽に傾倒していった事から考えるとロックバンドよりな活動を行っていた時期でもある。

「異邦人」(LANDSALE収録)、「ホワイト・シューズ」(ビデオ「PHOTON-1」エンドクレジット、ボックスセット「太陽系亞種音」にも収録)も収録される予定だったが没になった。

収録曲[編集]

  1. 美術館で会った人だろ - ART MANIA
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
  2. ヘルス・エンジェル - HEALTH ANGEL
    • 作詞・作曲:田中靖美/編曲:P-MODEL
    1984年に久々に演奏する際に平沢はギターのフレーズをすっかり忘れており、コピーしていた三浦に逆に教わったというエピソードがある。
  3. ルームランナー - ROOM RUNNER
    • 作詞・作曲:田中靖美/編曲:P-MODEL
    1999年にSKYFISHERがアルバム「Sky Perfect CD」でカバーしている。
  4. ソフィスティケイテッド - SOPHISTICATED
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
  5. 子供たちどうも - FOR KIDS
    • 作詞:平沢裕一/作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
  6. KAMEARI POP
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
    1987年には平沢とケラ率いる「此岸のパラダイス亀有永遠のワンパターンバンド」が、歌詞と曲調を変えた「此岸のパラダイス篇」を披露している。
    1994年の「改訂」にもリメイクされ、一番目歌詞がオリジナル、二番目歌詞が此岸のパラダイス篇となっている。このバージョンはライブビデオ「ENDING ERROR」に収録されている。
  7. サンシャイン・シティー - SUNSHINE CITY
    • 作詞:平沢裕一/作曲:田中靖美/編曲:P-MODEL
  8. 偉大なる頭脳 - THE GREAT BRAIN
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
    マンドレイクの楽曲「錯乱の扉」のイントロ部分のアレンジ。
    2007年に「POLYSICSがアルバム「KARATE HOUSE」でカバーしている。
  9. ホワイト・シガレット - WHITE CIGARETTES
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
  10. MOMO色トリック - PINKY TRICK
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
    歌詞の「ユージさん」とは今野雄二のことであり、初期のライブではフルネームで呼んでいた。
  11. アート・ブラインド - ART BLIND
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
    2010年に「突弦変異」でリメイクされている。同アルバムはリスナーの投票を基に収録曲を決定していたが、最初の投票であるこのアルバムでは「美術館で会った人だろ」等の楽曲に投票が集中したため、平沢はアレンジの方向性などを考えた結果投票を無視してこの曲を選んだ上で「人気投票ではないので、ファンではなくプロデューサーの立場で投票してほしい」と釘を刺していた。

参加ミュージシャン[編集]