FL Studio
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| FL Studio | |
|---|---|
| 開発元 | Image Line |
| 最新版 | 8.0 / 2008年3月25日 |
| 対応OS | Windows 2000、Windows XP、Windows Vista |
| 種別 | DAW |
| ライセンス | プロプライエタリ |
| 公式サイト | FL Studio Homepage |
FL Studio(エフエル スタジオ)はベルギー、Image Line社の音楽製作ソフト(DAW)である。ステップシーケンサを原型としており開発当初から一貫したユーザインタフェースを持つ。ダンス/クラブミュージックと相性が良いが、ユーザはクラシックからカントリー・ミュージックまで、あらゆるジャンルの音楽を作り出している。多くの商用DAWと異なり、生涯無料でバージョンアップできる「生涯アップデート権 (free lifetime upgrades and updates) 」が設定、販売されている。
目次 |
[編集] 機能と特徴
FL StudioはWindows (2000/XP/Vista) 上で動作する。VST、ReWireなどに対応し、ソフトシンセによるシーケンス制作や、オーディオ、エフェクト、ミックスを全て内部で完結可能、完成した曲ないしクリップは、WAV形式およびMP3形式でエクスポートできる。バージョン7からは、いくつかの内蔵プラグインのためにオープンソースのOgg Vorbis形式のサポートを始めている。FL Studioネイティブの保存形式は独自のFLPファイルである。FL StudioはボーランドのDelphiで作成されているため、LinuxおよびMac OS Xに対応する計画はない。
FL StudioはVST・ReWireホストとして動作するほか、クライアントとしても動作できる。他のDAWソフトのユーザは、自分が使用するホストDAWにFL Studioを組み込んで使用できる。この運用上の柔軟さもFL Studioの特徴である。
FL Studioはオーディオ情報を内部の32ビット浮動小数点エンジンで処理している。これにより、WDMあるいはASIO対応ドライバーでサンプリングレートを192kHzに引き上げることを可能にしている。
バージョン7のオーディオエンジンはマルチスレッド、マルチコアのCPUに対応している。ただしエフェクトはマルチスレッドに対応していない。
FL Studioには、多くのプラグインとジェネレータ(ソフトウェア・シンセサイザー)が附属する。それらはFL Studioネイティブのpluginアーキテクチャで作成されている。このAPIは、完全なVST、VST2、DX、およびReWire互換性を持つビルトインラッパーである。
特徴的なFL StudioネイティブプラグインにDashboardがある。これはユーザーが所有するハードウェアMIDIデバイス用のインタフェースを自動的に作成することを可能にする。これによりユーザーはハードウェアMIDIデバイスをFL Studioから自由に利用することが出来る。
バージョン8からはソフトシンセサイザSynthMakerのためのGUIや、公式マスコットキャラクター 「FL chan」 のダンスアニメーションプラグインFruity Danceなどが搭載される。
FL StudioはJeskola Buzzのプラグインをアダプターを通して使うことができる。
[編集] ユーザインタフェース
FL Studioのユーザインタフェースは5種類のメインスクリーンにより構成されている。
- ステップシーケンサー
- ドラムパターンと短いメロディックパートを手早く組み立てることが出来る。
- ピアノロール
- いわゆるピアノロール入力画面。 縦軸に音程、横軸に演奏時間を置き、譜面入力と同様に音符に相当するデータを配置する。データには様々なプロパティを設定できる。
- プレイリスト
- このフィールドにステップシーケンサーやピアノロールで作成したパターンやオーディオファイルを配置して曲を完成させる。
- ミキサー
- オーディオレベルのバランスを取り、VSTプラグインなどによる音響効果を付加する際に使用する。
- サンプルブラウザー
- オーディオサンプルやプラグイン、他のFL Studioの作業ファイル(FLPファイル)に素早くアクセスできる。
[編集] ラインナップ
FL Studioには複数のラインナップがある。それぞれのラインナップはダウンロードないしはパッケージで入手可能である。日本国内では株式会社フックアップが代理店となっている。
- FL Studio Express
- 基本機能であるステップシーケンサ(ドラムマシン)のみのバージョン。
- Fruityloops Edition
- ステップシーケンサに加えてピアノロールエディタとVSTホストプラグインを有効にしたバージョン
- Producer Edition
- 最もポピュラーなバージョン。全てのオーディオ編集・作成機能を利用できる。
- FL Studio XXL Edition
- Producer editionのすべての特徴に加えて、ビデオプレイヤーなど40以上の様々なプラグインが追加されている。
- FL STUDIO 7 XXL EDITION クロスグレード版
- 他製品からの乗換え版。日本国内でのみ販売。
[編集] 公式マスコット「FL chan」について
機能と特徴の節で記述されたとおり、FL Studio7(7.4β2)で「FL chan」という公式マスコットを創作、FL studio8ではダンスアニメーションプラグイン「Fruity Dance」のデフォルト画像として使用できる。なお、Fruity Danceで使用する画像を書き換えることも可能。
開発者の一人であるgolが初音ミクに影響を受けて、フォーラム内でマスコットの提案を行った。フォーラムに参加していた日本人のUruidoが、開発者の要望に合わせたラフ画をアップロードしたところ、提案したgolがこれを気に入り、双方のメールでのやり取りを経て、公式マスコットとなった。
DTMマガジンではFL Studioの専門コーナーがあり、担当したイラストレーターによるFL chanのイラストも毎回掲載された。また、該当コーナーではImage-Line社の製品をキャラクターにしたイラストも掲載されている。

