ドラムマシン

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最初期のドラムマシンであるリズミコンとその発明者であるジョセフ・シリンガー

ドラムマシンは、ドラムパートを自動的に演奏させるために開発された電子楽器の一種。シンセサイザーサンプラー、ならびにドラムパーカッションなどのサンプリング音を再生する機能を有したシーケンサー。同様の機材にはリズムボックス、リズムマシンがある。

歴史的に言うと、アナログ音源で、リズムパターンがプリセットされており、それを選択して演奏するタイプがリズムボックスと呼ばれており、ローランド社のローランド・TR-808によってリズムのプログラムができるようになると、それを総称してリズムマシンと呼ばれた。LinnDrumなどのサンプリング方式のリアルな音源が使われるようになって、リズムマシンとの区別から"ドラムマシン"と呼ばれるようになる。

京王技術研究所(現コルグ)により商品化されたドンカマチックが日本産初のリズムボックスであり、現在も音楽業界で各種のリズム演奏機械や演奏時に聴くクリックを指して用いられる「ドンカマ」という呼称はここから生まれた。

テクノポップデトロイト・テクノなどのテクノミュージックの初期、ニュー・ウェイヴブラック・コンテンポラリーなどにおいて、安価でかつリズムパターンのループを容易に作れるドラムマシンは多用された。同様の理由でサンプリングが可能なドラムマシンのAKAIのMPC-60やE-MUのSP1200はヒップホップにおける定番機材となった。

関連項目[編集]