百花仙子

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百花仙子(ひゃっかせんし)は、中国神話に登場する蓬萊山に住む仙女李汝珍による伝奇小説鏡花縁』でも登場する。

百人の花の精に統括する花神西王母の蟠桃宴会に出かけ、そこで百鳥大仙や百獣大仙が召集された、余興に奇鳥や仙獣たちを歌わせ舞わせたので、百花も一斉に咲かせて見せる。嫦娥が彼女に嫉妬心を抱き、心月狐に教唆した下凡で女皇帝の武則天へ変化して、酒に酔って「全ての花よ咲け」と命令した。その時、百花仙子と麻姑が外出し、慌てふためいた百花の精たちが、主はいないで、全ての花が咲いてしまった。後に天界を怒らせて、百花仙子と99人の花の精が人間界に追放される。百花仙子は秀才唐敖の娘・唐小山へ転生した。

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