無声声門摩擦音

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IPA 番号 146
IPA 表記 [h]
IPA 画像 Xsampa-h.png
Unicode U+0068
文字参照 h
JIS X 0213 1-3-72
X-SAMPA h
Kirshenbaum h
音声サンプル

無声声門摩擦音(むせい・せいもん・まさつおん)とは子音の類型の一つ。声門から出される無声の摩擦音。国際音声字母[h]と記述される。冷えた手を息で暖めようとする時に現れる音。

特徴[編集]

  • 気流の起こし手 - 肺臓からの呼気。
  • 発声 - 声帯の振動を伴わない無声音
  • 調音
    • 調音位置 - 声帯と声帯の間による声門音
    • 調音方法
      • 口腔内の気流 -
      • 調音器官の接近度 - 隙間による摩擦音(ただし、声帯の働きは発声であり、隙間を狭めると声を作る役割を果たす。発声に対してはむしろ声門の開いた状態であり、口腔内の摩擦音とは異なる)
      • 口蓋帆の位置 - 口蓋帆を持ち上げて鼻腔への通路を塞いだ口音

言語例[編集]

この音は多くの言語にみられる。いっぽう、この音を音素として持たない言語はフランス語イタリア語などといったロマンス諸語では目立つ。また、[x]を音素として持つ言語は、この音を音素として持たないことが多い。