家族戦争

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家族戦争
ジャンル テレビドラマ
原作 花登筐
脚本 花登筐
演出 河野宏
出演者 藤岡琢也
乙羽信子
東野英心
柏木由紀子
関口宏
桂小金治
児島美ゆき
山田隆夫
有島一郎
大村崑
十朱久雄
永井秀和
谷幹一
青木英美 ほか
音楽 渡辺岳夫
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
話数 12話
製作
プロデューサー 宇野宏之
制作 NET
放送
放送チャンネルNET系列
音声形式モノラル
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1973年1月8日 (1973-01-08) - 1973年3月26日 (1973-3-26)
放送時間月曜 20:00 - 20:55
放送枠テレビ朝日月曜8時枠の連続ドラマ
放送分55分
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家族戦争』(かぞくせんそう)は、1973年(昭和48年)1月8日から同年3月26日まで、NET系で毎週月曜日 20:00 - 20:55の枠で放映されたテレビドラマ。全12回。

概要[編集]

上方人情もの、根性ものなどの作品を多く手掛けたことで知られる花登筺が、初めて書きおろしたホームドラマ。堅物の経理部長・堅井鉄夫が自分の家系が代々早死であった事実を知ったことから巻き起こった悲喜劇を、人情味を交えながら描いた[1]

もうすぐ定年となる経理部長の堅井鉄夫は、堅物として、また業務に忠実で1枚の伝票はもとより、家庭でも隅々まで色々チェックを欠かさないため「チェックマン」の異名で知られている。そんなある日、鉄夫は仏壇の奥から見つけた過去帳で、先祖が代々全て54歳で亡くなっている事実を知り、愕然とする。それからというもの鉄夫は酒を好んだり、脱線したり。会社でも家でも大騒動を巻き起こすほどの大変貌を遂げた。このような父の急変ぶりを怪しんだ次男の伸夫は、桂小金治司会のワイドショーに自ら出演してすべてを話すことに[1][2]

出演[編集]

スタッフ[編集]

サブタイトル[編集]

  • 第1回「父よあなたは強かった!」
  • 第2回「親父を粉砕しろ!」
  • 第3回「町行かば肌出すかばね
  • 第4回「天気晴朗なれど波高し」
  • 第5回「天に代わりて不義を打つ」
  • 第6回「外部戦線異状有り」
  • 第7回「死して我家の鬼となれ」
  • 第8回「男立てずに死なりょうか」
  • 第9回「平和条約を結べ」
  • 第10回「チェックの響き遠ざかる」
  • 第11回「鼻水すすり頭下げ」
  • 最終回(第12回)「家族戦の花と散る」

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 桂小金治は、当時同じNETで放送されていた『アフタヌーンショー』の司会者であった。

出典[編集]

  1. ^ a b 毎日新聞 1973年1月8日テレビ欄 本作の紹介記事より。
  2. ^ 京都新聞 1973年1月8日テレビ欄 本作の紹介記事より。
NET系列 月曜 20:00 - 20:55
前番組 番組名 次番組
家族戦争
(1973.1.8 - 1973.3.26)
【当番組までドラマ枠】