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方位
北西 北東
西 +
南西 南東

(きた)は地表に沿って北極点に向かう方位天の北極を鉛直に下ろして水平面と交わる方位。他の(近似的な)北に対して真北(しんほく、まきた)とも呼ぶ。

目次

[編集] さまざまな北

「真北」とは多少のずれがある各種の「北」と、それを基準とする方位が定義され使用される。

[編集] 磁北

磁北(じほく)とは、方位磁石が指す「北」のことである。地磁気の水平分力の向き。磁北と真北はほとんどの場所でずれており、このずれた分の角度を偏角という。偏角は地域により異なる。日本国内では、磁北は真北より約5 - 10度西へ偏っている。

北磁極も参照。

[編集] グリッド北

「地図では上が北」というが、使用する地図投影法の影響をうけて、真北(および真南)を示す子午線は(厳密には)地図上で縦方向の平行線になっていない場合が(しばしば)ある。たとえばスイス地形図の場合(swisstopo 1/25,000図画(pdf))、経緯度ではなくベルンを原点とした直交座標系により地形図を四角く切り出している。そのため地図は完全な長方形であるが、場所によっては真上と真北が2度以上ずれている。日本ではあまり多くないが、一部の大縮尺地形図平面直角座標系に基づく直交方眼が引かれており、縦線が真北から約1度ずれる場所もある。このように地図投影面上に直交座標系(グリッド)を定義した場合、地図面での上向きを「グリッド北」(グリッドきた、grid north)または方眼北という。

[編集] 文化

[編集] 北に関する言葉

  • 睡眠する場合に、北側に頭を向けて寝る事を「北枕」といい、縁起の悪いものとされる。
    • 北枕の凶運は、釈迦が死んだ時に、頭を北向きにして安置された事に由来する。
  • 方位においては北が基準とされ、地図においては北はを指す事が多い。
  • 時刻角度において、北は北極星に因んで真夜中や0度(=360度)を表し、変わり目や始終点とされる。
  • 殊に北半球では、北は寒冷の象徴とされて来た。(例:「太陽と北風」)ただし、南方の地域の過度の暑熱・高温多湿に比して、北方の地域を「冷涼で人間の活動に適した地域」とする見方も強い。
  • 南北問題:地球の北半球に富な国が集中し、南半球に貧しい国が集中する問題。
  • 北日本:日本においては、かつて都が畿内にあった時代は北陸地方を指していた。現在では、北陸地方、東北地方北海道が「北日本」と呼ばれる事があるが、一般的には東北地方と北海道を指す事が多い。
  • 北朝鮮:北朝鮮問題や朝鮮半島情勢を語る際、「北」と言えば朝鮮民主主義人民共和国のことである。(例:「北の将軍様」)

[編集] 派生した俗語

  • 北向く
    • 大相撲隠語で、変わり者だったり、すねたりする者のことをいう。
      高松城鎮守神である華下天満宮(はなしたてんまんぐう)は改築にあたり社殿が通常の向きと違う北向きに建てられて、そのため別名「北向き天神」と呼ばれている。この呼び名を「北向き変人」とシャレ言葉にして、普通の人と違う者のことを意味している。大相撲の世界には、このようなシャレ言葉が多く、「しかをきめる」などの隠語もある。

[編集] 関連項目

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