接頭辞

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接頭辞(せっとうじ)とは、接辞の一種で、の前に付いて派生語を作り、元の語の意味を補ったり、変えたりする形態素をいう。接頭語(せっとうご)とも呼ぶ。例えば「反」(はん)は接頭辞であり、単独では使われない。

日本語の接頭辞[編集]

日本語の接頭辞をいくつか挙げる。

形容詞の接頭辞[編集]

否定の接頭辞[編集]

英語の接頭辞[編集]

英語の接頭辞をいくつか挙げる。

  • un-, dis-, in-, im- で、not の意味を表し反意語をつくる。
  • in- 「中へ-」を意味する。
  • re- 「繰り返し、再び (again)」を意味する。
  • ex- 「外へ (out)」を意味する。
  • con-, com- 「ともに (together)」を意味する。
  • pre- 「前に (before)」を意味する。
  • sub- (under), tele- (far), over- (beyond) など
  • anti- 「-に反する (against)」、「-と逆」を意味する。

数を表す接頭辞[編集]

ここでは、ラテン語由来とギリシャ語由来の1~10までと100、1000、10000の数を表す主な接頭辞を挙げる。[1]以下の接頭辞は英語の単語(一部形が変化)や様々な表現としても使われており、例えば倍数詞(「」を参照)や命数法元素の系統名の上での名(9月12月)などに使用されている。

  • 1 - uni-,sim-,sing-,prim-,unus-,un-,a-(ラテン語系),mono-,haplo-,hen-,en-(ギリシャ語系)
  • 2 - bi-,bis-,bin-,duae-,du-(ラテン語系),di-,dis-,dy-(ギリシャ語系),duo-(ラテン語およびギリシャ語系)
  • 3 - ter-,tern-,tre-,tres-,tria-(ラテン語系),tri-,tris-(ラテン語およびギリシャ語系)
  • 4 - quadri-,quadr-,quart-,quater-,quattuor-(ラテン語系),tetra-(ギリシャ語系)
  • 5 - quinque-,quint-,quin-(ラテン語系),penta-,pent-(ギリシャ語系)
  • 6 - sexa-,sext-,sex-,sen-(ラテン語系),hexa-,hex-(ギリシャ語系)
  • 7 - septa-,sept-,septem-,septen-(ラテン語系),hepta-,hept-(ギリシャ語系)
  • 8 - octo-,oct-,octon-(ラテン語およびギリシャ語系),octa-,ogdo-(ギリシャ語系)
  • 9 - novem-,noven-(ラテン語系),ennea-(ギリシャ語系),nona-,non-(ラテン語およびギリシャ語系)
  • 10 - deci-,dec-,den-,decem-(ラテン語系),deca-,deka-(ギリシャ語系)
  • 100 - centi-,cent-,centen-,centum-(ラテン語系),hecto-,hecato-,hecaton-(ギリシャ語系)
  • 1000 - milli-,mille-,millen-,millia-(ラテン語系),kilo-,chilia-,chili-(ギリシャ語系)
  • 10000 - myria-(ギリシャ語系)

脚注[編集]

  1. ^ ただし、独自の意味機能を持ち、結合の組み合わせを限定される場合が多い点では結合辞といったほうが正確である。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]