コンテンツにスキップ

八日市場市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ようかいちばし
八日市場市
飯高寺
八日市場市旗
八日市場市章
八日市場市章
八日市場市旗 八日市場市章
廃止日 2006年1月23日
廃止理由 新設合併
八日市場市野栄町匝瑳市
現在の自治体 匝瑳市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
市町村コード 12214-9
面積 80.75km2
総人口 32,227
(2005年9月30日)
隣接自治体 旭市匝瑳郡野栄町、光町香取郡山田町多古町
市の木 イヌマキ
市の花 ツバキ
市の鳥 ウグイス
八日市場市役所
所在地 289-2198
千葉県八日市場市ハ793
座標 北緯35度42分29秒 東経140度33分52秒 / 北緯35.70792度 東経140.56436度 / 35.70792; 140.56436座標: 北緯35度42分29秒 東経140度33分52秒 / 北緯35.70792度 東経140.56436度 / 35.70792; 140.56436
八日市場市の位置
ウィキプロジェクト

八日市場市 (ようかいちばし)は、千葉県の北東部、九十九里浜沿いに存在した

2006年1月23日、隣接する匝瑳郡(そうさぐん)野栄町と合併して匝瑳市となった。

概要

[編集]

かつて毎月八日に市が開かれ、市場町として発展した。「八日市場」の名はこれにちなむ。似た市名としては、滋賀県八日市市(ようかいちし、現東近江市)があった。また、匝瑳市に改称後もかつてのイ〜ホの前に「八日市場」の名が付いている。

歴史

[編集]
八日市場市市域の変遷(年表)
月日 旧八日市場市市域に関連する行政区域変遷
1889年(明治22年) 4月1日 町村制施行に伴い、以下の町村がそれぞれ発足[1]
  • 匝瑳郡
    • 福岡町 ← 八日市場村・富谷村・籠部田村・下富谷村・米倉村
    • 平和村 ← 川向村・平木村・東谷村・上谷中村・荻野村
    • 椿海村 ← 椿村・春海村
    • 匝瑳村 ← 松山村・中台村・生尾村・宮本村・山桑村・大浦村・長岡村
    • 豊栄村 ← 飯倉村・富岡村・時曽根村・貝塚村・木積村・久方村・田久保村・新村・亀崎村
    • 須賀村 ← 蕪里村・高野村・高村・横須賀村
    • 共興村 ← 松山村・吉崎村・長谷村・東小笹村・西小笹村・登戸村
  • 香取郡
    • 吉田村 ← 吉田村・八辺村・入山崎村・南山崎村・南神崎村
    • 飯高村 ← 飯高村・大掘村・金原村・安久山村・小高村・片子村
    • 豊和村 ← 大寺村・内山村・飯塚村・米持村
1915年(大正4年) 12月8日 福岡町が改称し八日市場町になる。
1948年(昭和23年) 11月3日 香取郡吉田村・飯高村・豊和村・日吉村が匝瑳郡に移行。
1954年(昭和29年) 3月31日 八日市場町・平和村・椿海村・匝瑳村・豊栄村・須賀村・共興村・吉田村・飯高村・豊和村が合併し、八日市場町が発足。
7月1日 八日市場町は市制施行により、八日市場市となる。
2006年(平成18年) 1月23日 八日市場市は野栄町と合併し匝瑳市が発足。八日市場市は消滅。
八日市場市市域の変遷表
1868年
以前
明治22年
4月1日
明治22年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和64年 平成元年 - 現在 現在
匝瑳郡 八日市場村 福岡町 大正4年12月8日
八日市場町に改称
八日市場市 昭和29年3月31日
八日市場町
昭和29年7月1日
市制
平成18年1月23日
匝瑳市
匝瑳市
富谷村
籠部田村
下富谷村
米倉村
川向村 平和村 平和村 平和村
平木村
東谷村
上谷中村
荻野村
椿村 椿海村 椿海村 椿海村
春海村
松山村 匝瑳村 匝瑳村 匝瑳村
中台村
生尾村
宮本村
山桑村
大浦村
長岡村
飯倉村 豊栄村 豊栄村 豊栄村
富岡村
時曽根村
貝塚村
木積村
久方村
田久保村
新村
亀崎村
蕪里村 須賀村 須賀村 須賀村
高野村
高村
横須賀村
松山村 共興村 共興村 共興村
吉崎村
長谷村
東小笹村
西小笹村
登戸村
香取郡 吉田村 吉田村 吉田村 昭和23年11月1日
匝瑳郡に移行
八辺村
入山崎村
南山崎村
南神崎村
飯高村 飯高村 飯高村
大掘村
金原村
安久山村
小高村
片子村
大寺村 豊和村 豊和村
内山村
飯塚村
米持村

地域

[編集]

中央地区

  • 若潮町

豊栄地区

  • 飯倉
  • 飯倉台
  • 時曽根
  • 貝塚
  • 亀崎
  • 久方
  • 木積
  • 田久保
  • 富岡

須賀地区

  • 横須賀
  • 蕪里
  • 高野
  • みどり平

匝瑳地区

  • 中台
  • 松山
  • 堀之内
  • 大浦
  • 長岡
  • 山桑
  • 生尾
  • 宮本
  • 長丘

豊和地区

  • 大寺
  • 飯塚
  • 米持
  • 内山

吉田地区

  • 八辺
  • 南神崎
  • 南山崎
  • 入山崎
  • 山崎
  • 吉田

飯高地区

  • 飯高
  • 大保里
  • 公崎
  • 片子
  • 大堀
  • 金原
  • 安久山
  • 小高
  • 飯多香

共興地区

  • 吉崎
  • 長谷
  • 登戸
  • 西小笹
  • 東小笹

平和地区

  • 平木
  • 川向
  • 東谷
  • 上谷中
  • 荻野

椿海地区

  • 椿
  • 春海

行政

[編集]

歴代市長

[編集]

特記なき場合『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』などによる[2]

氏名 就任 退任 備考
1 宇野儀助 1954年(昭和29年)7月1日 1958年(昭和33年)4月29日 旧八日市場町長
2 太田福次郎 1958年(昭和33年)4月30日 1966年(昭和41年)4月29日
3 布施章 1966年(昭和41年)4月30日 1986年(昭和61年)4月29日
4 増田健 1986年(昭和61年)4月30日 1998年(平成10年)4月29日
5 江波戸辰夫 1998年(平成10年)4月30日 2006年(平成18年)1月22日 廃止
6 太田安規 2010年(平成22年)2月26日 2022年(令和4年)2月25日

交通

[編集]

鉄道

[編集]

コミュニティバス

[編集]
八日市場市コミュニティバスの車両

道路

[編集]
一般国道
主要地方道
一般県道
農道

市にある施設

[編集]

ショッピング

[編集]

出身有名人

[編集]

その他

[編集]

市外局番は市内全域が「0479」。

脚注

[編集]
  1. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201より
  2. ^ 歴代知事編纂会 1983, 894-896頁.

参考文献

[編集]
  • 歴代知事編纂会 編集『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』 第1、歴代知事編纂会、1983年。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]