企業資源計画
企業資源計画(きぎょうしげんけいかく、Enterprise Resource Planning)は、企業全体を経営資源の有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のこと。ERPと略称される。これを実現するための統合型(業務横断型)ソフトウェアを「ERPパッケージ」と呼ぶ。
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概要 [編集]
ERPは資材所要量計画 (MRP; Material Requirements Planning) から派生した名前である。ERPが一般的に扱うものは企業における製造・物流・販売・調達・人事・財務会計である。ERPパッケージはこれらの基幹業務に関する業務活動の情報管理を支援する。
商用ERPソフトウェア [編集]
商用のERPソフトウェアとしては、1972年に創業したドイツSAP社のSAP R/3を始め、オラクル社のE-Business Suiteなどの大手企業向けERPソフトウェアが市場を席巻しており、SAP R/3が過半数のシェアを握っているが、昨今では中堅・中小企業向けのERPソフトウェアが各社より活発にリリースされている。また、2007年にはマイクロソフト社が日本国内ERP市場に参入し、Dynamics AXを発売している。ERPソフトウェア市場は拡大と激しい競争の時期を迎えている。
オープンソースERP [編集]
2000年からいくつかのERPシステムがロイヤルティーフリーのオープンシステムライセンスの下でオープンソースシステムとして無料で利用できるようになっている。現在利用できる、安定されたバージョンをもったパッケージとしては Adempiere, Compiere, Openbravo, OpenERP などがある。
ERPのSaaS化 [編集]
基幹システム関連でのSaaS提供企業はまだまだ少数だが、製造業向けERPコンサル大手である東洋ビジネスエンジニアリングが2009年1月から、日本初の製造業向けSaaS型原価管理サービスとして、従来型のMCFrameをSaaS化した、MCFrame online原価管理を提供開始している。
SaaSでは、従来型のライセンシングに対し、サービス利用企業の初期投資が低額で済むため、今後の急速な普及が予測されている。
関連項目 [編集]
- Microsoft Dynamics NAV: マイクロソフトの開発したERPソフトウェア。
- Microsoft Dynamics AX: マイクロソフトの開発したERPソフトウェア。
- MCFrame: 東洋ビジネスエンジニアリングの開発した純国産ERPソフトウェア。
- MCFrame online 原価管理:MCFrameをベースとしたSaaSモデル。
- A.S.I.A.: 東洋ビジネスエンジニアリングの開発した純国産ERPソフトウェア。
- SAP R/3: SAP社の開発したERPソフトウェア。
- Oracle E-Business Suite: オラクル社の開発したERPソフトウェア。
- COMPANY: ワークスアプリケーションズ社の開発したERPソフトウェア。
- EXPLANNER: NECの開発したERPソフトウェア。
- ProActive: 住商情報システムの開発したERPソフトウェア。
- GrowOne Cube: ニッセイコムの開発したERPソフトウェア。
- Adempiere: Adempiereの開発したオープンソースERPソフトウェア。
- Openbravo ERP: Openbravoの開発したオープンソースERPソフトウェア。
- ツバイソOffice2011: ブルドッグウォータの開発したSaaS型ERPソフトウェア。
- RossERP: CDC Softwareの開発した食品・化学向けERPソフトウェア。
- WorkPLAN: 個別受注生産管理向けに開発したERPソフトウェア。
- GRANDIT: インフォベック社の開発した純国産ERPソフトウェア。
- OBIC7: オービック社の開発したERPソフトウェア。
- GEMPLANET: 日立製作所の開発したERPソフトウェア。
- サプライチェーン・マネジメント
- ビジネスインテリジェンス
- サービス指向アーキテクチャ