中央無線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

中央無線タクシー協同組合 (ちゅうおうむせんタクシーきょうどうくみあい、通称・中央無線) とは、東京23区武蔵野市三鷹市を営業区域とする中小のタクシー会社23社が加盟する組合組織である。加盟各社のタクシー台数は合計で1,650台であり、東京におけるタクシー協同組合としては、東京無線協同組合(東京無線)、チェッカーキャブ無線(チェッカー)に次ぐ第3位の規模となっている[1]。本拠地は荒川区南千住

2011年平成23年)6月に大手タクシー事業者・大和自動車交通と提携、タクシーの仕様や乗車券、無線配車なども含めて同社にグループ化されることとなった[1]

目次

[編集] 概要

中央無線各社に共通の外装を施されたタクシー

初め組合が組織されたのは1964年昭和39年)で、「中央無線」の名称は1974年(昭和49年)から用いられている。

2006年(平成18年)より、電子マネーEdyを採用。Edyを使った優待サービス「Edyハッピー優待」を2007年(平成19年)6月から実施し、月間4回以上Edyを利用した消費者に対して500円のキャッシュバックを実施してきた。しかし2008年(平成20年)5月からEdyのホームページには記載されていないため、中止したもよう。2010年(平成22年)までに、全車両約2500台に対応した富士通ゼネラル製デジタル無線配車システムを、三期に分けて構築する。配車システムには、基地局から順番に各車両を呼び出す「ポーリング方式」及び、各車両が発信する「任意発呼方式」を併用した独自の方式を採用する予定だったが、2011年(平成23年)を迎えても非無線車は多く残っている。

フジテレビが主な得意先であり、船の科学館付近に常に車両を待機させ、即時配車可能なよう配慮している[要出典]

[編集] タクシー車両

朱色を基調とした塗装で[2]、側面には青色の帯があり、黄色く細長い天井灯を共通の仕様としている。1980年(昭和55年)以前には朱色一色で、エンジンカバー部のみ白という配色で、天井灯も白地に加盟会社の社名と社章が紺色で書かれていた。

ワゴンタクシーについては共通の仕様はなく、最近は[いつ?]黒塗りのハイグレード車やベーシックグレード車も導入されている。

大和自動車交通との提携によりグループ化されたことに伴い、中央無線のタクシーは2011年(平成23年)12月から順次、車体のデザインや表示灯を「大和」に変更されることとなった[1]

[編集] 歴史

  • 1964年 大和倶楽部共同営業委員会として発足。
  • 1974年 無線営業母体として「東京中央自動車協同組合」設立、「中央無線」の愛称で営業開始。
  • 1985年 中央無線タクシー協同組合に改称。
  • 1994年 同進交通が東京無線に移籍のため脱退(2006年に同グループからも脱退)。
  • 1996年 こだま交通が日本交通に、真和タクシー(現:大和自動車王子)が大和自動車交通に事業譲渡のため脱退。
  • 1998年 開進交通が東京無線に移籍のため脱退。サンベスト東信が加盟。
  • 1999年 松竹事業飛鳥交通(東京無線)に事業譲渡のため脱退。
  • 2003年 日停モータース(現:飛鳥自動車小茂根営業所)が飛鳥交通に吸収合併のため脱退。内山観光バスが加盟。
  • 2004年 北斗システム輸送、大同自動車、ワカイ交通が加盟。
  • 2005年 南部自動車が廃業。ワカイ交通が脱退し非無線営業に戻る(2007年に第一交通産業に買収され鹿浜営業所となり、2011年廃止)。
  • 2006年 マルコータクシーが加盟。東京ラッキー自動車が国際自動車グループに移籍のため脱退。
  • 2007年 松竹タクシーグループのうち、ムサシ交通を除く3社(松竹交通、コーディアルタクシー、第四松竹タクシー)が帝都自動車交通と業務提携のため脱退。
  • 2009年 ムサシ交通、大洋自動車交通が帝都自動車交通と業務提携のため脱退。丸正自動車が廃業。
  • 2010年 山手交通グループの山手交通と新進タクシーが国際自動車と業務提携のため脱退。チェッカーキャブ所属だった帝全交通が昭栄自動車に事業譲渡され、同社葛飾営業所として加盟。内山観光タクシーが東都自動車グループに売却されたため脱退。
  • 2011年 非無線で営業していた日幸[3]が加盟。

[編集] 加盟会社及び営業所

  • 足立タクシー(足立区梅島)
  • 栄光交通(足立区足立)
  • 改進タクシー(足立区中央本町)2009年、改進相互タクシーから改称
  • 金龍自動車交通(足立区中川)朝日自動車東武鉄道の自動車部門統括会社)グループ
  • 京北自動車交通(豊島区池袋)
  • 国際電気荒川営業所(荒川区南千住)※車体には「国電」と表記
  • 国際電気足立営業所(足立区梅田)※車体には「国電」と表記
  • サンベスト東信高島平営業所(板橋区高島平)
  • サンベスト東信舟渡営業所(板橋区舟渡)
  • 昭栄自動車本社(足立区中央本町)
  • 昭栄自動車葛飾営業所(葛飾区東新小岩)
  • 省東自動車(板橋区前野町)
  • 正和自動車本社(足立区千住宮元町)
  • 正和自動車第二営業所(足立区西伊興)
  • 政和自動車本社(足立区千住宮元町)
  • 政和自動車南千住営業所(荒川区南千住)
  • 大同自動車(江戸川区春江)運送会社の業務拡大
  • 東都交通(北区豊島) 東都自動車グループとは無関係。
  • 西新井相互自動車(足立区梅田)
  • 日幸(葛飾区堀切)
  • 日日交通(足立区保木間)
  • 日の出交通(足立区新田)旧:新田交通
  • 日吉交通(葛飾区堀切)
  • 不二タクシー(江東区亀戸)
  • 北斗システム輸送(板橋区中台)運送会社の事業拡大
  • 北光自動車交通本社(北区滝野川)
  • 北光自動車交通板橋営業所(板橋区徳丸)
  • 北光自動車交通千石営業所(文京区千石)
  • 丸井自動車(足立区千住関屋町)
  • マルコータクシー(足立区鹿浜)丸孝運輸倉庫の子会社
  • 目黒自動車交通目黒区中央町)

[編集] 脚注

  1. ^ a b c タクシーの再編が加速 『日本経済新聞』 平成23年6月17日東京夕刊
  2. ^ 東京地区で同様に朱色を基調とするタクシーにはチェッカーキャブ無線ANZENグループ京急交通などがある
  3. ^ 全車両黒塗りで、中央無線カラーは使用しない。

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス