ポール・マホーム

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ポール・マホーム
Paul Maholm
ロサンゼルス・ドジャース #47
Paul Maholm on June 18, 2010.jpg
ピッツバーグ・パイレーツ時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミシシッピ州グリーンウッド
生年月日 1982年6月25日(32歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2003年 ドラフト1巡目(全体8位)でピッツバーグ・パイレーツから指名
初出場 2005年8月30日 ミルウォーキー・ブルワーズ
年俸 $6,500,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ポール・ガーナー・マホームPaul Gurner Maholm, 1982年6月25日 - )は、アメリカ合衆国ミシシッピ州グリーンウッド出身のプロ野球選手投手)。左投左打。現在はMLBロサンゼルス・ドジャースに所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

2000年MLBドラフト17巡目(全体492位)でミネソタ・ツインズから指名されたが、契約せずミシシッピ州立大学へ進学。

パイレーツ時代[編集]

2003年にドラフト1巡目(全体8位)でピッツバーグ・パイレーツから指名され[2]、7月9日に契約[3]。A-級ウィリアムズポート・クロスカッターズで8試合に登板し、2勝1敗、防御率1.83だった。

2004年はA+級リンチバーグ・ヒルキャッツで8試合に登板し、1勝3敗、防御率1.84だった。7月からはルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツでプレー。3試合に登板後、8月にA級ヒッコリー・クロウダッズへ昇格し、1試合に登板した。

2005年はAA級アルトゥーナ・カーブで開幕を迎え、16試合に登板。6勝2敗、防御率3.20だった。7月にはフューチャーズゲームに選出され[4]、AAA級インディアナポリス・インディアンスへ昇格。6試合に登板し、1勝1敗、防御率3.52だった。8月27日にパイレーツとメジャー契約を結び[5]、8月30日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で先発起用されメジャーデビュー。8回を4安打無失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた[6]。この年は6試合に登板し、3勝1敗、防御率2.18だった。

2006年2月24日にパイレーツと1年契約に合意し、開幕ロースター入りした。この年は先発ローテ3番手として30試合に登板し、8勝10敗、防御率4.76だった。

2007年3月7日にパイレーツと1年契約に合意。4月24日のヒューストン・アストロズ戦ではメジャー初完封を記録した[7]。この年は29試合に登板し、自身初の二桁勝利となる10勝を挙げたが、チーム最多の15敗を喫し、防御率は5.02だった。

2008年3月10日にパイレーツと1年契約に合意。この年は9勝に終わり、2年連続の2桁勝利はならなかったが、登板した全31試合で5回以上を投げ、投球回は200の大台を上回った。チーム防御率が5.46とリーグワーストとなるなど、投手陣が総崩れとなったが、急成長したマホームに対し、ジョン・ラッセル監督は「ポールはウチの投手陣で最も成長しているよ。グラウンドだけでなく、私生活から先発ごとに準備をしているのも素晴らしい」と絶賛した[8]

2009年1月30日に総額1450万ドルの3年契約(2012年・975万ドルの球団オプション付き)を結んだ[9][10]。この年は31試合に登板し、8勝9敗、防御率4.44だった。

2010年はチーム最多の32試合に登板し、9勝15敗、防御率5.10だった。

2011年は例年通り先発ローテーションに定着していたが、8月19日に左肩の故障で15日間の故障者リスト入りし、9月6日に60日間の故障者リストへ異動した[11]。この年は26試合に登板したが、6勝(14敗)にとどまり、防御率は3.66だった。複数年契約を結んだ2009年からの3年間は合計で89試合に登板したが、23勝38敗と大きく負け越し、防御率は4.43と期待を大きく裏切ったため、オフの10月31日に2012年の球団オプションを破棄され、FAとなった[12]

カブス時代[編集]

2012年1月10日シカゴ・カブスと475万ドルの1年契約(2013年・650万ドルのオプション付き)を結んだ[13][14]。開幕後は21試合に登板し、9勝6敗、防御率3.74だった。

ブレーブス時代[編集]

2012年7月31日アローディス・ビスカイーノジェイ・チャップマンとのトレードで、リード・ジョンソンと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[15]。移籍後は11試合に登板し、4勝5敗、防御率3.54だった。この年は5年ぶりに二桁勝利となる自己最多の13勝(11敗)を挙げた。オフの10月30日に2013年・650万ドルの球団オプションが行使された[16]

2013年は開幕後20試合に登板していたが、7月22日に左手首の故障で15日間の故障者リスト入りした[17]。8月22日復帰。この年は26試合に登板し、10勝11敗、防御率4.41だった。オフの10月31日にFAとなった。

ドジャース時代[編集]

2014年2月8日にロサンゼルス・ドジャースと150万ドル+出来高の1年契約に合意した[18][19]。開幕後は先発として登板していたが、ドジャースにはクレイトン・カーショウザック・グレインキーダン・ヘイレンジョシュ・ベケット柳賢振とリーグ屈指の先発陣を擁していたため、5月からリリーフに転向。しかし8月2日に右の前十字靭帯断裂で15日間の故障者リスト入りし[20]、8月4日に60日間の故障者リストへ異動した[21]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2005 PIT 6 6 0 0 0 3 1 0 0 .750 168 41.1 31 2 17 0 3 26 0 0 10 10 2.18 1.16
2006 30 30 0 0 0 8 10 0 0 .444 788 176.0 202 19 81 6 12 117 3 1 98 93 4.76 1.61
2007 29 29 2 1 1 10 15 0 0 .400 765 177.2 204 22 49 3 6 105 5 0 110 99 5.02 1.42
2008 31 31 1 0 0 9 9 0 0 .500 853 206.1 201 21 63 2 9 139 2 1 89 85 3.71 1.28
2009 31 31 0 0 0 8 9 0 0 .471 836 194.2 221 14 60 4 6 119 11 1 102 96 4.44 1.44
2010 32 32 1 1 1 9 15 0 0 .375 840 185.1 228 15 62 2 9 102 2 0 119 105 5.10 1.56
2011 26 26 1 1 1 6 14 0 0 .300 687 162.1 160 11 50 6 8 97 3 0 72 66 3.66 1.29
2012 CHC 21 20 0 0 0 9 6 0 0 .600 503 120.1 115 12 34 2 10 81 4 0 51 50 3.74 1.24
ATL 11 11 1 1 1 4 5 0 0 .444 283 68.2 63 8 19 1 1 59 1 0 29 27 3.54 1.19
'12計 32 31 1 1 1 13 11 0 0 .542 786 189.0 178 20 53 3 11 140 5 0 80 77 3.67 1.22
2013 26 26 0 0 0 10 11 0 0 .476 670 153.0 167 17 47 3 10 105 3 0 82 75 4.41 1.41
通算:9年 243 242 6 4 4 76 95 0 0 .444 6393 1485.2 1594 141 482 29 74 950 34 3 762 706 4.28 1.40
  • 2013年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 30 (2005年)
  • 28 (2006年 - 2012年途中)
  • 17 (2012年途中 - 同年終了)
  • 28 (2013年)
  • 46 (2014年 - 同年途中)
  • 47 (2014年途中 - )

脚注[編集]

  1. ^ Paul Maholm Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年12月20日閲覧。
  2. ^ Pirates select Paul Maholm in first round of draft”. MLB.com Pirates Press Release (2003年6月3日). 2014年8月5日閲覧。
  3. ^ Pirates agree to terms with first-round draft pick”. MLB.com Pirates Press Release (2003年7月9日). 2014年8月5日閲覧。
  4. ^ All-Time Roster (1999-2007)” (英語). MLB.com. 2009年2月19日閲覧。
  5. ^ Ed Eagle (2005年8月27日). “Notes: Duke put on 15-day DL”. MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  6. ^ Scores for Aug 30, 2005”. ESPN MLB (2005年8月30日). 2014年8月5日閲覧。
  7. ^ Scores for Apr 24, 2007”. ESPN MLB (2007年4月24日). 2014年8月5日閲覧。
  8. ^ 田尻賢誉 「MLB30球団最新レポート&全選手個人成績 ピッツバーグ・パイレーツ/PIT マハームの投げる日は絶対に落とすな」『スラッガー』2008年10月号、日本スポーツ企画出版社、2008年、雑誌 15509-10、85項。
  9. ^ Pirates and Paul Maholm agree to terms on a three-year contract”. MLB.com Pirates Press Release (2009年1月30日). 2014年8月5日閲覧。
  10. ^ Sheldon, Mark (2009年1月30日). “Pirates sign Maholm and Hinske Ace left-hander inks three-year deal with option for 2012” (英語). MLB.com. 2009年2月19日閲覧。
  11. ^ George Von Benko (2011年9月6日). “Pirates transfer lefty Maholm to 60-day DL”. MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  12. ^ Jenifer Langosch (2011年10月31日). “Pirates decline options on four players”. MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  13. ^ Cubs, left-handed pitcher Paul Maholm agree to terms on one-year contract”. MLB.com Cubs Press Release (2012年1月10日). 2014年8月5日閲覧。
  14. ^ Carrie Muskat (2012年1月10日). “Cubs sign free-agent lefty Maholm”. MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  15. ^ Braves and Cubs announce four-player trade”. MLB.com Braves Press Release (2012年7月31日). 2014年8月5日閲覧。
  16. ^ Braves pick up contract options on three players”. MLB.com Braves Press Release (2012年10月30日). 2014年8月5日閲覧。
  17. ^ Mark Bowman (2013年7月22日). “With Maholm DL-bound, chance arises for Wood”. MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  18. ^ Dodgers sign Paul Maholm to one-year contract”. MLB.com Dodgers Press Release (2014年2月8日). 2014年2月9日閲覧。
  19. ^ Ken Gurnick (2014年2月8日). “Maholm signs one-year deal with Dodgers”. MLB.com. 2014年2月9日閲覧。
  20. ^ Dodgers Place Paul Maholm on the 15-Day DL, Recall Paco Rodriguez”. MLB.com Dodgers Press Release (2014年8月2日). 2014年8月5日閲覧。
  21. ^ Dodgers place Chris Perez on 15-day DL, select contract of Carlos Frias”. MLB.com Dodgers Press Release (2014年8月4日). 2014年8月5日閲覧。

外部リンク[編集]