ノート:帝国

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疑問な文章[編集]

>>世界史上、様々な要因でまれに発生し、多くは数世紀を経ずして崩壊していったこれら「独裁者の帝国」はたった一人の人間である「皇帝」の性格、考え方で国策は一日にして180度変わりうるものであり、有能で領土拡大を望む独裁者が現れれば侵略的ではあるが、広大な帝国になったり、素晴らしい文化が花開くこともあり、結果的には域内にある期間平和をもたらすこともあるが、「皇帝」は老化もすれば、死亡もする「人間」であり、まして無能な独裁者が現れれば世情は不安定になるという、まことに危ういものであり、多くの歴史上の悲劇を生むことにもなったものでもある。

何だか非常に疑問な文章です。まず「まれに」?どこを基準としてまれなのか判りませんが、まれと言うのは?次に「数世紀を経ずして崩壊していった」って数世紀以上持った国が歴史上いくつあるのですか?そして「独裁者の帝国」、近代的な独裁者と皇帝を一緒くたにするのは大いに疑問。らりた 2004年7月13日 (火) 13:50 (UTC)[返信]

>「数世紀を経ずして崩壊していった」 東ローマ帝国は一千年持ったんですけど…。

それと、東ローマ帝国は最後に滅びるまで、「元老院・市民・軍隊」の推戴が皇帝の正当性を示す、という建前が残された国家であり、そもそも東ローマ帝国の体制は古代ローマ帝国後期の体制が4世紀から7世紀までの間に徐々に変化して出来たものですから、古代のローマ帝国と分断して考えるのは不適当だと思います。また、11世紀後半以降の東ローマ帝国は大貴族の力が強くなり、帝国政府は貴族の連合政権となっていましたから、この記事のような「独裁者の帝国」などではありませんでした。

オスマン帝国はイスラム王朝でしたが、東方正教会コプト教の信者などを支配し、税金さえ払えばその信仰の自由を保障していました。またスルタンの元に官僚制度や大宰相などの官職も整備されており、1人で何でも決められる体制ではないかと。しかも500年以上続いていますので、この記事の記述と合わない気がします。

さらに神聖ローマ帝国は諸侯の力が強く、皇帝の権力が弱い帝国でしたから、この記事の定義には全く該当しないと思います(この記事を書いた人には、とりあえず講談社現代新書の『生き残った帝国 ビザンティン』・『オスマン帝国 緩やかな専制』・『神聖ローマ帝国』あたりでもお読み頂ければと)。よって、この辺は全てカット、また改変しました(これは、やり過ぎですか?ログインメンバーの皆様)。

さらにさらに、この記事にはペルシャ系の「シャー」が「カエサル」に由来している、という文言がありましたが、「シャー」はローマ帝国以前のアケメネス朝時代から存在する称号であり、事実誤認も甚だしいのでカットしました。

61.124.108.23 2004年7月22日 (木) 14:46 (UTC)[返信]

補足:岩波書店から『古代ローマ帝国の研究』という本が出ています。ここにはローマにおける「帝国(インペリウム)」の概念について触れられてるようなので、記事を書く際の参考になるかもしれません。
岩波書店 『古代ローマ帝国の研究』紹介ページ

61.124.108.23 2004年7月22日 (木) 15:07 (UTC)[返信]

第三帝国[編集]

「第三帝国」の誤訳に関する記述について、どの様に誤訳なのかご存じの方、いらっしゃいますでしょうか。「『ライヒReich』の誤訳」と言われてもどの様に間違えて、正しくはどう訳すべきなのかが不明です。「第三帝国」は神聖ローマ、ホーエンツォレルン朝ドイツ帝国に次ぐ、第三の帝国という意味だと理解しています。また"Reich"を「帝国」と訳すのは一般的な訳かと思います。根拠ないし出典がありましたらご教示下さい。コータ 2005年6月22日 (水) 16:12 (UTC)[返信]

日本を現存唯一の帝国とする記述について[編集]

2007年3月19日 (月) 09:38 (UTC)にこの編集利用者:Yu-chan794会話 / 投稿記録さんが「2007年現在、前者の定義による「帝国」として現存しているのは、天皇(対外的にはEmperor = 皇帝)を形式的な君主に戴いている日本国のみである。(詳細は皇帝#日本の天皇あるいは皇帝を参照)」という記述を書き加えましたが、この記述の「前者」にあたる「皇帝と呼ばれる(または皇帝に相当する)君主が支配する国家のこと。(傍線Novo)」という定義に日本国があてはまるのか、ご説明をいただけないでしょうか。なお私はノート:君主制にてすでにこの問題について議論しておりますので、ご参照いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。--Novo 2007年3月19日 (月) 10:07 (UTC)[返信]

 御久しぶりですね。先日にノート:君主制のほうでIPアドレス(125.14.215.219)で投稿していた者です。Yu-chan794 としてアカウントを作成しましたので、今後とも宜しく御願い致します。
 さて、御質問のほうですが、現行の日本国が「皇帝(=天皇陛下)が支配する国家」に当てはまるかどうかですね。
 確かに、主権在民の日本国憲法下では、天皇陛下に実際の支配権はありません。しかしそれは、日本国に限ったことではなく、現代の世界の立憲君主国のほとんど全てが、日本国とほぼ同様の主権在民の体制を用いています。国会や内閣が決定した法令を、形の上でのみ君主の名義で公布するというのが、現代における「君主の支配」のあり方の世界標準となっています。
 極端な例を出せば、スウェーデン王国では、国王は政治に係る職掌を一切有さず、日本国と異なり法令を国王名義で公布することも認められません。しかし、「国王がいる」からには、共和国ではなく、れっきとした立憲王国として分類されています。
 これであれば、現代の日本国も十分に君主国または帝国に当てはまると思います。
 先日のノート:君主制での会話でも、日本国が少なくとも立憲君主国であることは確認できました。それならば、あとは君主の称号により「帝国」「王国」「公国」等のいずれの呼称が適切かを選ぶのみです。日本国の君主は、「皇帝」に相当する「天皇陛下」ですから、日本国が「帝国」に分類されるのは自明の理であり、出典を待つまでもないと思われます。--Yu-chan794 2007年3月19日 (月) 14:54 (UTC) 2007年3月19日 (月) 16:46 (UTC)[返信]
あ、同じ方だったのですね。これは失礼いたしました。
同じ方であるとすると、先回の議論で、「君主制#帝国」の節に日本は加えない、という合意ができていたかと思われますが、それは撤回するということでしょうか。つまりノート:君主制での議論は部分的に帳消しにするというご主旨でしょうか。まずそこから確認させていただきたいのですが。どこからどこまでをお認めになるのか、先回の議論に即して、あらためて具体的にご見解をお知らせください。--Novo 2007年3月19日 (月) 21:09 (UTC)[返信]
前回の議論を帳消しにするつもりではありません。前回の議論の成果は引き継ぎたいと思います。
しかし、前回の議論では「論理として矛盾のない理論であっても、出典の無いものは、Wikipediaの記事に書くのは控えたほうが無難かもしれませんね。」と結論してしまいましたが、その後、本項目をはじめ、Wikipediaのいくつかの項目を改めて精読したところ、出典を待つまでもなく当然の帰結として「日本は帝国である」と記しても良いのではと思ったのです。「専門知識がなくとも分別のある大人であれば誰でも、その正確性を簡単に検証できる解説を行う記事」であれば、「独自の調査」にはあたりませんよね? --Yu-chan794 2007年3月20日 (火) 09:03 (UTC)[返信]
なるほど。「独自の調査」の解釈を変更されたということですね。
まず、リンクを張られた「独自の調査」は、ごらんになってご承知と思いますが、現在改訂作業中で、今後どのような形でまとまるかがわからない状態にあります。引用された仮の日本語訳には確かに「専門知識がなくとも分別のある大人であれば誰でも、その正確性を簡単に検証できる解説を行う記事」や、「分析、総合、解釈、評価にあたる主張を全く行わない記事」とありますが、文脈を追ってみれば、そういう場合には「ウィキペディアの記事がもっぱら一次資料に基づいていてもよい」(下線Novo)とあるだけで、出典がいらないとは書いてありません。またその例は「アップルパイ最近の出来事など」に限られています。しかも、左側の英語版ではその一節が全部見せ消ちになっています。見せ消ちの意味は私にもよくわかりませんが、まあさしあたりこの文を金科玉条にはできないということでしょう。
上記の記述から、それからWikipediaのほかのページから、お話のように「出典を待つまでもなく当然の帰結として「日本は帝国である」と記してもよい」という結論を導き出された過程をもう少し詳しくご説明いただけないでしょうか。まだよくわかりませんので。--Novo 2007年3月20日 (火) 10:34 (UTC)[返信]
 念の為、英語版Wikipediaの"Wikipedia:No original research"を拝見しました。
An article or section of an article that relies on a primary source should (1) only make descriptive claims, the accuracy of which is easily verifiable by any reasonable, educated person without specialist knowledge, and (2) make no analytic, synthetic, interpretive, explanatory, or evaluative claims.
とあります(下線部Yu-chan794)。これを和訳すれば、
 一次資料に基づいた項目もしくは項目内の節は、(1)記述的な主張のみをするものであり、その正確さは専門知識が無くとも分別と教養のある人なら誰でも容易に検証できなければならない。かつ、(2)分析・総合・解釈・解説・評価にあたる主張であってはならない。
 今まで私は、日本語版Wikipediaの「Wikipedia:独自の調査」しか読んだことは無かったのですが、この日本語版では (1)と(2)の要件をいずれか満たしていれば良いとも取れる記述でしたから、私の帝国に関する一連の投稿は、(1)の要件を満たしているので問題ないと、てっきり思い込んでしまっていました。
 しかし、英語版のほうの記述(こちらが原文ですよね)では、接続詞のandを用いており、(1)と(2)の両方を満たしていなくてはならないと明確に示しています。私の投稿は、a.日本の君主は天皇である。b.天皇は国際的に日本皇帝(Emperor of Japan)である。c.皇帝を戴く国は帝国である。これら3つの論拠を「総合」して「解釈」するものであるため、(2)の要件に抵触してしまい、Wikipediaの記事には書けないということになります。
 何度も同じことを提議しては、同じ理由で取りやめになって、そしてまた同じことを提議する、こんな事を繰り返してしまいまして、誠に御迷惑をお掛け致しました。今後、有力な参考文献が見つからない限りは、もうこの件に関する提議は控えます。すみませんでした。--Yu-chan794 2007年3月21日 (水) 03:41 (UTC)[返信]
 ただし、「日本国は帝国である」という主張は、論理的には一貫していますから(これについては後程書き込みます)、同様の論理を展開している文献は探せば見つかるはずです。それまでの間は、「要出典」テンプレートを貼り付けておいて、記事の冒頭に、「出典の明記」テンプレートを表示しておけば良いのではないのでしょうか。 --Yu-chan794 2007年3月21日 (水) 04:00 (UTC)[返信]

インデント戻します。今忙しく議論に継続的に参加できないのですが、一言だけ口を挟むことお許しください。わたし自身は現在の日本を帝国の範疇に入れることに違和感を感じます。アントニオ・ネグリなどの帝国論には詳しくないのですが、モンゴル史研究者の杉山正明氏などは「ありていにいって、現在でもなお、「皇帝」がいる国だから「帝国」であり、その日本帝国だから帝国主義というのだといった誤解も、日本もふくめ東アジアの国民レヴェルで否定しがたく見うけられるようである」(『モンゴルが世界史を覆す』日本経済新聞社、2006.3、244頁)と述べているように、皇帝の存在する国=帝国ではない、それは研究者以外にまま見られる誤認だとしています。杉山氏は「帝国史の文脈」(山本有造編『帝国の研究』名古屋大学出版会、2003)でも帝国について論じています。また帝国については「国民帝国」ということばが近年使用されていることからいっても、主権者の性格からのみ帝国かどうかは論じられないと思います。--Tears for Asia 2007年3月20日 (火) 11:58 (UTC)[返信]

確かに、一般国民のレベルでは、「帝国」に抵抗をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ここは百科事典ですから、素人向けの「平明さ」よりも、専門的な「正確さ」を優先すべきだと考えます。(うろ覚えですが、Wikipediaのガイドラインにもそのようなことが書いてあったはずです。) -Yu-chan794 2007年3月21日 (水) 04:42 (UTC)[返信]

本文の概念の節で、「日本は帝国である」と記してある箇所は、中立的な表現に改めました。--Yu-chan794 2007年3月21日 (水) 05:26 (UTC)[返信]

まだよくわからないのですが、Tears for Asiaさんのコメントは、「「皇帝の存在する国=帝国」という認識は、国民レヴェルの、素人の誤解である」と専門家(杉山正明氏)が指摘している、ということではないのでしょうか。ですからそれに反論するためには別の専門家の出典を探してこなければいけないのではないのでしょうか。
それから、本文の修正についてもまだわからないところがあるのですが、自分で記述したことに自分で{{要出典}}テンプレートを張るというのはどのような意図によるのでしょうか。結局、ご自身の記述は、「自明だから出典はいらない」のか、出典が必要なのか、どちらとお考えなのでしょうか。--Novo 2007年3月21日 (水) 07:30 (UTC)[返信]
すいません。上のスレッドを読み落としておりました。(なるべく最新のコメントの後に書いてくださいね)
謝罪のお言葉が見せけちになっているのでコメントしにくいのですが、Wikipedia:検証可能性#出典を示す責任は掲載を希望する側にに書いてあるように、出典を求めるのは書き手以外の人であって、書き手自身ではありません。出典を示せない記述は書かないというのがルールです(Wikipedia:検証可能性#「真実かどうか」ではなく「検証可能かどうか」に書いてあります)。論理的に一貫しているかどうかと、妥当性、真実性とは別問題だからです。架空の物語は、論理的には一貫しています(そうでなければ読んでも理解できません)が、事実ではないのと同じことだと思います。--Novo 2007年3月21日 (水) 07:49 (UTC)[返信]
前回のわたしのコメントの解釈は、Novoさんのご理解の通りです。わたしの違和感なるものは杉山氏の研究に基づくものです。
後加筆するかどうかについてですが、仮に論理に一貫性があったとしても、Wikipediaの性格からいって一つの研究者の見解=典拠に勝るものとは思えません。このまま対抗典拠の提出がないのであれば、記述の必要なしと考えます。もし提出されても、政治学や歴史学、社会学といった学会などで優勢な見解を加筆すべきでしょう。意見が二分されているのであれば、両論併記すべきだとは思いますが。そのためにはいくつもの典拠の提示が必要であることは言うまでもありません。--Tears for Asia 2007年3月21日 (水) 13:42 (UTC)[返信]

はい、了解致しました。確かに、私が典拠もなしに独自の理論をここに書いてしまったのは、問題でしたね。

では、私の記述はすべて削除したほうがよろしいでしょうか? それとも、しばらく様子を見て、典拠が提示されなければ削除することに致しましょうか? --Yu-chan794 2007年3月24日 (土) 07:23 (UTC)[返信]

ご理解いただきありがとうございます。もしYu-chan794さんがもう少し典拠を探してみたいとお考えならば、コメントアウトするだけでも良いと思います。ただいつまでもというわけにはいかないので、一週間程度経過した時点で見つからなければ削除にしてはどうでしょうか。もう探すつもりが無いというのであれば、削除でよいと思います。--Tears for Asia 2007年3月24日 (土) 18:27 (UTC)[返信]
 そうですね。とりあえず今はコメントアウトにしておいて、出典が見つかり次第、それを本文に掲載することにしましょう。
 また、恐れ入りますが、私一人では力不足ですので、他の読者の方からも出典の提示を求めるために、以下のようなメッセージを貼り付けるのはいかがでしょうか?
 なお、できれば、本項目だけではなくて、関連する「君主制」や「日本」などの他項目にも、同じメッセージを貼り付けるのが良いかと思います。--Yu-chan794 2007年3月24日 (土) 22:57 (UTC)[返信]

この続きの議論は、Wikipedia:井戸端/日本は帝国か? にて御願いします。--Yu-chan794 2007年3月24日 (土) 22:59 (UTC)[返信]

一週間経過しましたので、典拠のないものは削除しました。同様のものを加筆する場合は、先にノートでの典拠提示を願います。--Tears for Asia 2007年4月2日 (月) 05:43 (UTC)[返信]



天皇が英語でemperor、tenno、Emperor of Japan等と表記されていることは辞書[1]にも皇帝記事にもありますが、それをもって天皇はエンペラーだ、エンペラーが居る日本は帝国だ、と記述できるのでしょうか。例えばスルタンの英語表記はemperor、Sultan等ありますし、唯一神はその唯一性や王の中の王 king of kings という称号故にemperor等の表記があります。天皇であろうとそれ以外であろうと、現存する各種の君主(号)の中からあえて一つだけ君主(号)をピックアップして、さらにその呼称の中の一つに過ぎないemperorだけをピックアップする理由は何でしょうか。どれもemperorと呼称されていることを踏まえて中立的に記述するなら、emperorは天皇以外にも存在する(と信じられている)わけですし、emperorが居る(と信じられている)国は日本に限られませんから、唯一の帝国などというものは存在していないことになります。

まあ、単に「八紘一宇」や「天皇総帝論」的な考え方をもって天皇を(唯一の)エンペラーとし、日本を唯一の帝国と主張したい方がウィキペディアその他で活動されているだけかもしれませんが。どの観点が何を対象に「エンペラー」、「唯一の帝国」と見なしているのかを記述しなければ、中立的ではないでしょう。一神教では唯一の神が唯一の皇帝だと見なされている、という風に書くとか。唯一の神(one God)と唯一の帝国(one empire)との関連を扱った学術資料は、Googleスカラーで軽く調べただけでも約710件[2]ありますよ。

なお、出典としてLike right down upさんが用いている『Japan's hidden apartheid: the Korean Minority and the Japanese』ですが、Google Booksで調べたところ[3]この出典内には「世界に残存する唯一の帝国」等といった内容は存在していません。帝国に関する内容は

The relationship between the Empire's homeland and Korea is quite distinctive [as compared with Western colonial empires]
(私訳→帝国本土と朝鮮との関係は、[西洋の植民地帝国に比べて]かなり特徴的である)
This phase brought new hardships for the Korean people, arising from a drive to increase rice production to make the Japanese Empire self-sufficient in this staple food
(私訳→この時期は朝鮮系の人々に新たな苦難をもたらした。発端は米の生産量を増やそうという動向であり、主食である米において日本帝国を自給自足に変えるためだった)

というものだけです。--126.93.44.8 2021年11月23日 (火) 00:31 (UTC)[返信]

大日本帝国の国号[編集]

「大日本帝国時代の名残として、民間企業では社名に「帝国」を含む企業が数多く存在する」という文面が、何故か「植民地帝国」の項目に書かれていますが、これは明らかに、皇室を推戴する国家という意味における当時の公称「大日本帝国」に由来するものの筈で(「大日本帝国憲法」の存在に鑑みても明白、王室を推戴する英国を「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」と称するのと同義のものであり、「○○共和国」などの対義語)、果たしてこれを植民地帝国由来と混同するような牽強附会の典拠があるのでしょうか?出典を提示し、その妥当性をハッキリさせるべきです。--124.97.29.141 2010年6月8日 (火) 18:19 (UTC)[返信]

当記事の整理提案[編集]

コメント 当記事は以下の複数の課題があると思います。(1)「出典の明記」が掲載されて1年以上が経過しました[4]が、出典は1点しか無い。(2)当ノートでも議論の「帝国」の由来と定義(皇帝の支配する国家か、多民族・多人種・多宗教を含め統治する国も含むのか)も出典が無い。(3)記事全体の整理が不足(各帝国により分量が大幅に異なり、その基準も不明。日本に関連する話が複数個所に分散、など。)個人的には、出典を増やし、各帝国は「帝国」との呼称に関わる記述を中心にして、詳細は「詳細は○○を参照」と各記事に誘導すれば十分と思います。案として、英語版en:Empireを参考に、出典追加と整理を予定しています。--Rabit gti 2011年4月22日 (金) 13:35 (UTC)[返信]

コメント上記の整理を実施しました[5]。主に前半(導入部、用語、概要)を、英語版を参考に整理し、日本を帝国と呼ぶかはリンク先記事とあわせて客観的な記述に置き換え、多少ですが出典を追加しました。後半(歴史上の帝国)は、あまり整理できませんでしたが、あまりに冗長な話は整理し、リンクとギャラリーを追加しました(何が中世、近代か、の未整理はあると思いますが。)私としては当面は一段落との認識です。--Rabit gti 2011年4月23日 (土) 08:14 (UTC)[返信]

「皇帝」と「帝国」[編集]

下記の国が、君主の称号が「皇帝」相当ではないにもかかわらず、「帝国」と呼ばれることがあるのは、単なる歴史上慣習でしょうか? 本稿でもそれ(そのわけ)に触れる必要がありそうです。

  • Babylonian Empire King
  • Hittite Empire King
  • Maurya Empire King
  • (British Empire King)

なお下記が帝国と呼ばれるのは、君主の称号が「皇帝」相当だからと理解できます。

  • Assyrian Empire king of kings
  • (Alexander the Great king of kings)
  • Ethiopian Empire king of kings
  • Achaemenid Empire shahanshah
  • Mughal Empire Padishah
  • Mongol Empire Great Khan
  • Rashidun Empire Caliph
  • Ottoman Empire Sultan
:

--Kkddkkdd会話2016年7月29日 (金) 12:34 (UTC)[返信]

特に不要。「帝国であっても帝政とは限らない」というのは、本稿の「政治学・歴史学用語としての帝国」の節で記載済みだからです。個々の事例に関して詳しく書いていたらきりがありません。また帝国でありながら君主制ではない国家まで存在するのですから、帝国でありながら皇帝が君主でない帝国だけをことさら詳しく述べる必然性はありません。どうしても述べたいのであれば、「歴史上の帝国」の節内で述べて下さい。--Galala会話2016年8月8日 (月) 08:33 (UTC)[返信]
追記。バビロニア、ヒッタイト、マウリア朝などの「古代の帝国」については、君主号の「和訳は一定していない」事が既に本文中に記載済み。英語でkingと呼ばれているのは何故かという事について、必要があればその箇所に追記して下さい。--Galala会話2016年8月8日 (月) 08:41 (UTC)[返信]
さらに追記。こちらはあくまでも「ウィキペディア日本語版」なのですから、「国号がEmpireなのに君主号がKingなのは何故か」という話題は、英語版ウィキペディアでやるのがベストではないかと思います。そちらでやったほうが出典などの情報も集まりやすいでしょうし。その上で特に特記すべき事があれば、日本語版にも転記するという事でどうですか?--Galala会話2016年8月8日 (月) 08:48 (UTC)[返信]

構成の整理提案[編集]

当記事は2014年11月24日の更新以降、構成が混乱していると思います。問題点と対案を記載します。(1)冒頭には辞書の定義(政体)のみで、本文は大半が世界的な意味(相対的に広大な領域を支配するとの意味)のため、上から読んでも大変判りにくい。ウィキペディアは辞書ではなく事典ですが、複数の異なった用法があるならば国家社会主義のように冒頭に併記すべきと思います。(2)本文が「漢語 → 各分野(政治学、地政学、経済学、比喩など)→各国語」の順。一般的には「語源(漢語、各国語)」を最初にすべきと思います(漢語も神聖ローマ帝国が語源ならば、更に語源は古代ローマであり、漢語だけを優先する理由が無い)。また各分野(政治学等)は内容的には同一(使用分野が異なるだけで、相対的に広大な領域・範囲を支配するとの意味)のため「概要」にまとめるべきと思います(分野別に独立した節にする必要性が無い。せいぜい階層化。)。(3)特に「漢語」の「帝国の実例」の前半(厳密には4国のみとの記載)は、長期間出典が皆無で一般的でも無く、削除すべきと思います(そもそも大日本帝国は併用された国号ですし)。皆様のご意見をお願いいたします。--Rabit gti会話2016年11月5日 (土) 09:41 (UTC)[返信]

1週間以上異論が無かったため、反映しました[6]。具体的には (1)冒頭は2用法を出典追加して併記 (2)節は「語源」「用語」に集約 (3)重複・出典なしは整理、です。引き続き、ご意見あればお願いします。--Rabit gti会話2016年11月13日 (日) 10:30 (UTC)[返信]
異論があります。「統治者(政体)による国家の呼称」としての「帝国」が、日本語だけであり、世界的ではないかのような記述になっていますが、「歴史上の帝国」として具体例で挙げられている、ハイチ帝国や中央アフリカ帝国は、これは「統治者(政体)による国家の呼称」ではないでしょうか? 少なくとも「複数の地域や民族を含む広大な地域を支配する国家」ではないはずです。この部分の訂正を望みます。--Galala会話2016年11月16日 (水) 09:52 (UTC)[返信]
  • Galalaさん、ご意見ありがとうございます。しかし誤解があるように思います。「政体」が「日本語だけ」とは記事に書かれていません。しかし中国で最初に使われた「帝国」が西洋の帝国(ローマ帝国後継を自称する神聖ローマ帝国)を指し、Wikipedia各言語版(約75)をざっと見ても「広大のみ」が大多数、「政体のみ」は無し、「併記」が3~4件(中文、ハングル、日本語など。冒頭で政体に触れる程度。)など、「政体」が「世界的用法」とは到底言えない状況です。次にハイチ帝国中央アフリカ帝国を含め、国号は基本は自称です。国号変更は政変時が多く、「帝国」を称した意図は一般論では「ローマ帝国や大英帝国のような強国を目指したい、権威づけ、変革の印象づけ」なども考えられますが、その場合でも記載には信頼できる出典が必要で、編集者個人が出典なく勝手に「どの定義に合う・合わない」などと各国の国号を評価するのは独自研究です(例えば朝鮮民主主義人民共和国は国号で「民主主義」を自称していますが、これはプロレタリア独裁前衛党理論に基づく自称で、編集者が出典なく「通常の定義と異なる」などと書いて良いものではありません。)なおGalalaさんの編集履歴を拝見しましたが、ほとんど出典なく自説を各記事に書かれており、過去に別の方にも指摘されているようです。ウィキペディアの編集はガイドを尊重する必要があり、出典なき記載は削除されても反論できません。よろしくお願いします。--Rabit gti会話2016年11月20日 (日) 10:59 (UTC)[返信]

「1900年の帝国主義諸国および植民地」について[編集]

1900年にも関わらず、北樺太が日本領です。 もし一次大戦の後ならば、朝鮮は日本領のはずですが、そうなってはおらず、不正確です。他の画像の使用を提案します。 Šāhān-šāh会話2022年5月19日 (木) 16:27 (UTC)[返信]

情報源云々[編集]

先ほど私が新たな情報源を追加したにもかかわらず「出典内にある情報に独自な解釈を加えた」と主張しておられましたが、どの「情報源の内容」をどういう風に「独自な解釈を加えた」かをそれぞれ列挙して頂けないでしょうか?

Wikipediaの方針とガイドラインに従って言い換えこそありますが、情報源の趣旨を大きく変えるようなことはないように心かけたつもりです。 返信 (利用者:Tilestat宛) さんが提示して下さったWikipedia:独自研究は載せないを一通り確認しましたが納得の行く理由を得られないままです。 --Ooodjr会話2023年12月22日 (金) 16:51 (UTC)[返信]

返信 (利用者:Ooodjrさん宛)
端から端まで列挙するとキリがないため、Ooodjrさんが投稿された版[7]の冒頭部について挙げます。
帝国(ていこく)は、以下の意味で使用されている。
  1. 皇帝元首に据える国家[1]。「」という漢字は元々シャーマニズム的な「神霊」を意味するもので、では逝去した先王を指す時に限って王号として使用されたが、中華諸国を初めて統一した秦王嬴政が自らを権威付けするために「最高の王」を意味する「」と合わせて統治者の称号とした。
  2. エンペラー(emperor)を元首に据える国家(エンパイア[2]。起源は共和政ローマ占領地軍指揮権を掌握する高官である「インペラトール(大将軍)」で、帝政ローマに入ってその他多数の官職を兼ねるようになり、ローマ帝国の崩壊後は中世ゲルマン人帝国によって継承された[3]。1の「帝国」としばしば同一視されるが、これは近代に入り東洋の皇帝の訳語として英語の「emperor」が用いられるようになったことから両者が次第に混同されたためである[4][5]
  3. 1と2の「帝国」の性質を踏まえ、正式な国号や王号を問わず、複数の地域や民族を支配し、大規模な軍事力を保有する国家もしくは勢力を指す[6]。侵略的な領土拡張政策を意味する「帝国主義」の由来でもある。

脚注

  1. ^ 帝国 - 大辞林 第三版
  2. ^ Empire”. Oxford Dictionary Online. 2014年10月21日閲覧。
  3. ^ 『プログレッシブ英和中辞典(第5版)』「imperator
  4. ^ 馬西尼(Federico Masini)著、黃河清譯,《現代漢語詞匯的形成── 十九世紀漢語外來詞研究》(上海:漢語大詞典出版社,1997)
  5. ^ Lydua Liu, Translingual Practice: Literature, National Culture, and Translated Modernity—China, 1900-1937 (Stanford, Calif.: Stanford University Press, 1995).
  6. ^ 帝国 - ブリタニカ国際大百科事典
WP:CITEというルールにより、Wikipediaで出典を明記する際は以下のように書きます。
日本の将棋の起源は、古代インドのチャトランガに端を発するという説が有力である[1]
これを踏まえると、前述の冒頭部では「帝国(ていこく)は、以下の意味で使用されている。」を筆頭に、多くの文が出典を明記していません。「「帝」という漢字は…称号とした。」や「侵略的な領土拡張政策を意味する「帝国主義」の由来でもある。」も同様です。


また、いくつかの文は出典を記してはいますが、文章内容と出典内容が大きく異なります。例えば「皇帝を元首に据える国家[1]。」という文です。これの出典内容は、実際は以下のように書かれています。
大辞林 第三版の解説
ていこく【帝国】
① 皇帝の支配する国家。
② 「大日本だいにつぽん帝国」の略。 〔オランダ語 keizerrijk の訳語の一つとして「訳鍵」(1810年)に載る〕
この『大辞林』(第三版)の「帝国」の項の①を出典とするなら、直接引用では
  1. 皇帝の支配する国家[1]
と書きます。この書き方はWP:NORから見ても、確実に解釈を加えていないものだと言えます。ただしWP:CITE著作権・著作隣接権の遵守があるため、出典内容のまとめ(要約引用)をも併用することが一般的です。まとめでは、
  1. 皇帝支配下の国家[1]
  1. 皇帝支配の国家[1]
等と書きます。
出典内容のまとめについての参考情報は「引用と参考文献の書き方」(近畿大学中央図書館)や、過去に管理者の方(Ks aka 98さん)が述べたコメント等があります。--Tilestat会話2023年12月23日 (土) 09:57 (UTC)[返信]

東アジアの項にあった「帝」の文字の成り立ち記述に対する疑問[編集]

「帝」の由来について出典付きで示されていた部分が2024年3月8日に誤情報として削除されています。私は漢字の専門家ではないので何が正しいかはわからないのですが、それが誤っているか正しいかの判定は特に不要かと思っています。文献Aに「××はAである」とあり、文献Bに「××はAであるとの主張があるが、それは誤りでBである」とあったとして、このケースでは確かに文献B自体に「Aは誤り」とあるのですが、それが絶対的に過去から未来において100%絶対正しいと証明出来ないのであれば、Aの情報を除去するのはアンフェアです。

今回の「帝」の文字のケースであれば「誤情報」として除去してしまっていいものなのでしょうか?修正内容を見る限りですと、「いくつかの説の中にはこのような説がある」という形で残す事が出来たように思えます。ただ、上述の通り私自身専門家ではないので手を出せません。

ただ、帝国の解説において「帝」の文字の成り立ちを紹介する必要自体がそもそもあるのかは疑問です。帝の意味の解説は帝国の解説に必要かもしれませんが。漢字熟語の項目でいちいち漢字の成り立ち紹介しますかね?たとえば「王国」であれば「王国」の意味ではなく「王」という漢字の成り立ちと王の意味を解説するところから始めているようなものに思えます。

以下2点の内、2は漢字に詳しい方の判断が必要かと思いますが、どなたか判断できますでしょうか?

  1. 「帝」の文字の成り立ちの解説はそもそも必要なのか
  2. 必要な場合、元に記述されていた「降臨した神が寄りかかる机をかたどる象形文字」という説は再記述すべきなのかどうか

--田村悠会話2024年4月20日 (土) 03:15 (UTC)[返信]