タタ・モーターズ
| 種類 | 公開株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | NSE:TATAMOTORS BSE:500570 NYSE: TTM |
| 本社所在地 | ムンバイ |
| 設立 | 1945年 |
| 業種 | 輸送機器・IT |
| 事業内容 | 自動車製造販売・建設機器・ソフトウェア開発 |
| 売上高 | 約2027億ルピー(2005) |
| 営業利益 | 約189億ルピー(2005) |
| 従業員数 | 22,000人(2005) |
| 外部リンク | http://www.tatamotors.com/ |
タタ・モーターズ(英語:Tata Motors Limited)は、インドのマハーラーシュトラ州ムンバイに本社を置く自動車会社である。タタ・グループを構成する主要企業のひとつであり、インド国内のほか、タイ王国、アルゼンチン、南アフリカに生産拠点がある。
「ジャガーランドローバー[1]」(英国車、ジャガーとランドローバー)、韓国のタタ大宇[2](商用車部門のみ。乗用車部門のGM大宇はGM傘下)はなどを傘下に持つ。
目次 |
[編集] 概要
インド最大の自動車会社であり、商用車(バス・トラック)部門は世界5位。インド国内では商用車のシェアの60%を持っている。乗用車分野への進出は後発ながらインド国内第2位(1位はマルチ・スズキ・インディア)のシェアがある。
2005年時点で国内のシェアは商用車59.7%で第1位、乗用車16.9%で第2位。世界では中型大型商用車が世界第5位の実績がある。国内では29支店、36準支店、500ディーラーが展開しており、2004年から2005年までの商用車売上は19万台に到達しており、輸出も前年比38%増加している。スペインの高級バス製造会社の株式を21%取得し輸送車販売を強化している。
自動車製造のみならず、建設機器、エンジニアリング・ソリューション、自動車部品、ソフトウェア業も取り扱っている。
[編集] 歴史
- 1945年 - 「Tata Engineering and Locomotive Company」として会社設立[3]。ムンバイに本社を置く。
- 1990年代 - 乗用車生産を強化し始める。
- 1998年 - インド初の独自開発乗用車である「インディカ」を発売。
- 2003年 - 社名を、現在の「Tata Motors」に改称。インディカを「シティーローバー」の名称で英MGローバーへOEM供給開始(2005年ローバー社倒産により終了)。間接的に欧州へ進出する。
- 2004年 - 韓国で2番目に大きな大宇のトラック部門を買収してタタ大宇商用車(Tata Daewoo Commercial Vehicle )を設立。ニューヨーク証券取引所へADRを上場。
- 2005年 - イギリスに技術センターを設立。
- 2006年 - イタリアのフィアットと提携しジョイントベンチャーを設立。単体売上高は2060億2千万ルピー(約6000億円)となる。
- 2007年 - 株価の時価総額は約9千億円。従業員数は2万2000人。
- 2008年1月10日 - 「タタ・ナノ」の開発を発表。
- 2008年2月13日 - 圧縮空気自動車「タタ・ワンキャット」を発表。フランスのMDIが基幹部分を開発。インド国内で1年以内に販売を開始するとアナウンスされたが、2009年末には販売予定時期を2011年に延期している。
- 2008年3月 - フォードからジャガーとランドローバーを約23億ドルで買収と発表[4]。タイの合弁工場でピックアップトラックの生産開始を発表[5]。
- 2008年8月 - 西ベンガル州に建設が進められていたナノの生産予定の自動車工場が、工場設置反対を訴える約4万人のデモ参加者により包囲され、後日工場の稼働を断念。
- 2008年12月 - 同年夏に報道された東京証券取引所に日本預託証券 (JDR) での上場につき、無期延期と発表。
- 2009年 - タタ・ナノの発売日(同年3月3日)と同時に、経営不振のため部品メーカーへの支払いが遅れていることが報道される。
[編集] 主な車種
[編集] 乗用車
- ナノ(Nano 、2008年発売) - ニューデリー・オートエキスポにて世界初公開され、同年9月にインド国内で発売された。624cc リアエンジン、5人乗り。価格は10万ルピーであり、量産自動車としては世界で最安値である。現在は部品コストの上昇により価格の上昇が続いている。
詳細は「タタ・ナノ」を参照
- インディカ(Indica 、1998年発売) - サブコンパクトハッチバック、インドで初めて開発された乗用車
詳細は「タタ・インディカ」を参照
- インディゴ(Indigo 、2002年発売) - インディカベースのサブコンパクトセダン
- インディゴ・マリーナ(Indigo Marina 、2004年発売) - インディゴのステーションワゴン
- ピクセル(Pixel、2011年発売) - ナノベースのコンパクトカー。1200cc。
[編集] SUV
- スモー(Sumo 、1994年発売) - クロスカントリー車。
- サファリ(Safari 、1998年発売) - SUV。2005年に大幅改良されて3000ccのコモンレール・ディーゼルエンジンを搭載したモデルが追加された。2012年のマイナーチェンジで「サファリSTORME」となり、2200ccのディーゼルターボエンジンに換装。日産・サファリやGMC・サファリとは全く関係がない。
- ゼノン(XENON 、2008年発売) - ピックアップトラック。バンコクモーターショーで発表したニューモデル、2200ccのコモンレール・ディーゼルエンジンを搭載/140ps。グレード(2ドアモデルX-tendCab(日本円:170万円)4ドアモデルDouble Cab(日本円:200万円))。ライバルトヨタ・ハイラックスヴァーゴ
- ヴェンチャー(Venture、2010年発売) - 小型SUV。
- アリア(Aria、2010年発売) - サファリより一回り小さいSUV。ホンダ・フィットアリアとは無関係。
[編集] 商用車・トラック
- エース(Ace 、2005年発売) - かつてトヨタ自動車で生産されていた小型トラックのミニエースや、日本の軽トラックに近いサイズ。700ccのディーゼルエンジンを搭載。積載量は0.75トン。
- マジック(Magic 、2007年発売) - エース派生の小型ワゴン。2010年にはバンの「マジック・イリス」を追加。
- TL/207DI - ピックアップトラック。
- ウインガー(Winger 、2007年発売) - 大型MPV。
- ノブス(Novus 、2005年12月発売) - タタ大宇が開発した大型トラックで、インドでも韓国から約1年遅れで発売された。韓国では新たに中型トラックもラインアップに加わった。
[編集] ナノの発煙・炎上
インドPTI通信の報道で、ナノが2009年7月の初出荷以降発煙・発火事故が計6件起こっている。原因はいまだ解明されておらず、タタ自動車は「原因を究明し必要な対策を講じる」との声明を発表する一方で「何千台ものナノが 全く問題なく走っていることも知っておいてほしい」とも述べた。[6]
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- ラタン・タタ (Ratan Tata) - タタ・グループ会長
[編集] 参考文献
- 新華ファイナンスジャパン:編『中国・インド企業データ 2006-2007』毎日新聞社、2006年
[編集] 外部リンク
- (英語) Tata Motors公式サイト
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