スズキ・RE-5

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スズキ・RE-5
Suzuki RE5 M2.JPG
排気量クラス 大型自動二輪車
メーカー スズキ
製造期間 1974年 - 1976年
車体型式 RE5
タイプ ネイキッド
フレーム スチール製ダブルクレードル
エンジン 497cc
最高出力 45.6kW(62ps)/6,500rpm
最大トルク 74.5Nm(7.6kg-m)/3,500rpm
燃料供給装置 三国工業製 ソレックス形 2ステージ2バレルキャブレター
変速機 常時噛合式5段リターン
駆動方式 チェーンドライブ
サスペンション
: テレスコピック式
: スイングアーム式
ブレーキ
前: 油圧式ダブルディスク
後: 機械式ドラム
全長x全幅x全高 2220mm x 870mm x 1170mm
ホイールベース 1500mm
乗車定員 2人
燃料タンク容量 17L
備考 各数値は1974年発表モデルのもの
Fタイヤサイズ 3.25-19
Rタイヤサイズ 4.00-18
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スズキ・RE-5(アールイー-ファイブ)とは、スズキ株式会社(当時の社名は「鈴木自動車工業株式会社」)が1973年に発表し、翌年より日本国外への輸出が開始されたオートバイ日本製の自動二輪車で唯一市販化が実現した、ロータリーエンジン搭載モデルである。

目次

[編集] 概要

1970年代、ロータリーエンジンはその理論の優秀さからレシプロエンジンに代わる未来のエンジンとして将来性を高く評価されており、当時はスズキだけでなく、ホンダヤマハカワサキなど、日本の主要二輪車メーカーも次々と試作車を開発し、テストを繰り返していた(試作車で有名なものでは、ヤマハがヤンマーディーゼルと共同開発し、1972年の第19回東京モーターショーで発表された「RZ201」などがある)。しかしエンジン本体から発せられる大量の熱への対策や当時の素材技術など、ロータリーエンジンの実用化へ向けた開発には様々な困難が存在し、スズキ以外の国内メーカーは商品化・実用化を断念していた。

その中で、RE-5は唯一市販化を達成したモデルとなった。しかし、ロータリーエンジンの排気量の換算法を行うと、当時の日本国内市販車の排気量の自主規制値である750ccを超えてしまうために日本国内市場では販売できず、輸出仕様車として日本国外でのみ販売されることとなった。

ロータリーエンジン独特の全域でスムーズな回転フィールとフラットなトルク特性が、ツーリングモデルとしてユーザーから高い評価を受けた反面、ロータリー搭載車特有の燃費の悪さにオイルショックが重なってしまい、輸出台数は低迷。結局2年間で僅かな台数(6,000台程度)が生産・輸出されただけにとどまる結果となってしまった。

[編集] ロータリーエンジン

搭載されるエンジンはハウジングを水冷ローター内を油冷の2系統とした単室容積497ccのシングルロータリー。吸気には低速から高速までスムーズな特性を得るため、2ポートの多孔式ペリフェラルポートを採用。これら2つのポートはバタフライバルブで仕切られており、低速域では小径のプライマリーポートのみが作動、高速域では大径のセカンダリーポートが作動する仕組みになっていた。キャブレターはプライマリー側に18mm、セカンダリー側に32mmのミクニ製ソレックスタイプが装備されている。また熱対策のため、エキゾーストパイプは冷却風取り入れ口を設けた2重構造の2本出しを採用、さらには巨大なラジエーターと電動冷却ファンが採用されていた。また、このエンジンには分解修理が想定されていなかったのか、クランクケースがワイヤーで封印されていたと言う。[要出典]

[編集] 車体

特徴的なメーターハウジング

車体のデザインは、イタリア人デザイナー、ジウジアーロによって手掛けられた斬新なものであった。そのデザインで最も目を引くのは、ヘッドライトケースの上に横置きされた、「茶筒」と称された円筒形のメーターハウジングであろう。メーター内には速度計回転計の他、発光ダイオードを採用したギアポジションインジケーター水温計、各種灯火類インジケーターが並んでいた。また、このメーターハウジングには回転式で開閉するプラスチック製のカバーが付いており、メインキーをオンにすると電動で開く仕組みのものであった。ただしこのメーターは、1975年マイナーチェンジで一般的な2連式のものに変更された。

ハンドルバーはフラットなコンチネンタルタイプと870mm幅のアップタイプの2種類が用意され、ホイールアルミ合金リムを採用したスポークタイプである。ブレーキは同社の大型2サイクルエンジン搭載モデル「GT750」用のものをそのまま流用し、ボトムケースの前側にシングルキャリパーを装着するダブルディスク、リアブレーキはドラムとなっていた。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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