スクランブルエッグ

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粉チーズのかかったスクランブルエッグ

スクランブルエッグ(scrambled egg)は、鶏卵食塩コショウなどの調味料を加え、かき混ぜながら炒めた料理スクランブルドエッグとも。

最初に卵を撹拌しながら、牛乳クリームあるいは豆乳と混ぜ、食用油バターマーガリンを溶かしたフライパンで炒める。

イギリスアイルランドでは、低温で調理される。北欧ではニシンと一緒に食べられることが多い。

強く加熱をしてバラバラとした粒状に調理した料理は、「炒り卵」(いりたまご)であり「そぼろ」の一つである。

サンプルレシピ[編集]

割った卵を、泡立て器フォーク菜箸などでくずして混ぜる。この時点でチーズを加えても良い。スープクリームバター牛乳食用油などの液体の材料を加えると食感が柔らかくなる。10mlに対して小さじ2杯くらいが適量。塩・こしょうその他の調味料を加えてもよい。[1]

卵はフライパン等に直接割り入れても良い。くっつきにくいを使えば油を節約できる。鉄鍋もよく慣れたものであれば使用できる。卵を扱う鍋は、可能ならば卵専用にするのが望ましい。炒め鍋フライパンホットプレート中火で熱し、バターマーガリン食用油などをひく。溶き卵を鍋に注いだら、卵はすぐに固まりだすので手早く調理すること。鍋と箸(など)を一定のリズムでかきまぜると、口当たり良く仕上げることができる。弱火にしてかきまぜ、クリーム状になったらできあがり。[1]

スクランブルエッグ

できあがる直前にハムハーブ・(適度に温めた)チーズなどを加えて綴じてもよい。ただし卵が固まる前にすること。火を止めても余熱が通ってしまうので、できあがったらすぐに皿に移すこと。うまく出来れば、卵は口当たりよくクリーミーで繊細な味わいになる。卵の固まりとしみだした水分が分離してしまった場合は、火が十分に通っていなかったか野菜から水が多めに出てしまったかのどちらか。[1]

他の調理法[編集]

熱を弱めにしたい時は湯煎もしくは保温調理器で作られる場合もある。その場合も基本的には上記のレシピと同様。[1] 湯煎で作る場合は焦がす危険性がないのが利点だが、時間がかかってしまうという欠点もある。[2]材料を耐熱ガラスのボウルに入れて電子レンジで調理する方法もある。30秒加熱したあとかきまぜるのを好みの固さになるまで繰り返すだけである。

料理[編集]

単品のほか、ホウレンソウなど野菜ソテーと合わせたり、サンドイッチの具としたり、サラダのトッピングとしても利用される。調理の際に鶏卵を軽くかき混ぜた状態で加熱すると、黄色と白色に分かれて色彩としても美しい。

参考文献[編集]

  • Escoffier, Georges Auguste. Escoffier: The Complete Guide to the Art of Modern Cookery. Translated by H. L. Cracknell and R.J. Kaufmann. New York: John Wiley and Sons, 2002
  • McGee, Harold. On Food and Cooking: The Science and Lore of the Kitchen. New York: Scribner, 2004.

出典[編集]

  1. ^ a b c d McBride, 887-888
  2. ^ Escoffier, 157

関連項目[編集]