シルベスター・キャット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アメリカ空軍の部隊マーキングにも使われているシルベスター・キャット

シルベスター・キャットSylvester Cat)は、ルーニー・テューンズに登場する架空の猫。主演作に「シルベスター&トゥイーティーミステリー」がある。

人物[編集]

行動・役回り[編集]

日夜トゥイーティーを狙っているが、捕まえられた例はない。トゥイーティーのほうが悪知恵が圧倒的に上というのとドジな性格と不運が災いし、いくつかのパターンの話を持つがいずれも損な役回り。トゥイーティーに関わっているおかげで悪役的な扱いだが実際はそこまで悪人ではなく、憎めないキャラクターでもある。劇中ではトゥイーティーよりも出番が多く、実質的にシルベスターが主役ともとれる立ち位置である。
伝承通り9つの魂を持っているが劇中で命を落とす事が多々ある。魂を全部使い切ってしまったことも。ビルの屋上などから落ちてしまうときは、手にもっているものを放り投げ、諦めた顔をして、手招きのような仕草をする。
つばを飛ばす独特の破裂音でしゃべり、口癖は「スルメも逆立ち」。
また主演作、「シルベスター&トゥイーティーミステリー」で羊毛アレルギーがある事が判明している。
ちなみに、「ベビー・ルーニー・テューンズ」でのベビー・シルベスターは弱気だがやさしい性格。
トゥイーティーやスピーディー・ゴンザレスなどの小動物のキャラクターとからむとトムとジェリー顔負けのドタバタ騒動に発展することが多い。その際はトムの役回りである。

身体的特徴[編集]

体は白と黒のツートンカラーだが、尻尾の先の色と髭の数は話によって違う。
ダブダブの足元と赤く大きい鼻はピエロを意識したデザイン。
超人的な身体能力を持ち、ライオンなどの猛獣に襲われても切り抜けている。

性格[編集]

スピーディー・ゴンザレスのようなネズミなどの小動物には強気だが実は臆病で小心者。ポーキー・ピッグとの共演時でも、いつも震えている臆病者の子猫という役回りだが、飼い主ポーキーに危険が迫ると勇敢に体を張って救う。しかし言葉が話せないためポーキーには「ふざけている」と勘違いされてしまう。
スカンク (ペペ・ル・ピュー)、犬(ヘクター)、人(特にグラニー)、幽霊を苦手としている。またカンガルーであるヒピティー・ホッパーを見ると「巨大ネズミだ」と勘違いする。
息子のシルベスターJr.には威厳を見せようと嘘をつき見栄を張るがそれが仇となり無茶な挑戦をする羽目になってしまう。

声優[編集]

原語版担当者[編集]

日本語版吹き替え[編集]

  • 江原正士(担当声優は同じだが旧版と現在の吹き替えではしゃべり方が違う)
  • 矢薙直樹(「ベビー・ルーニー・テューンズ」のベビー・シルベスター)

他メディアにて[編集]

映画Kitten with a whipでは,彼の出演作である"Canned Feud"がテレビ放送される場面がある。

『ロボット・チキン』の "Illegal Alien Problems"ではパット・ピニーが声を当てた。過去に様々なエイリアンを撃退してきたアーノルド・シュワルツェネッガーが、メキシコから不法入国エイリアン(外国人)への対抗策として、高性能のフェンスと高い訓練を積んだ警備員シルベスター・キャットを紹介するが、フェンスに隙間があったためスピーディ・ゴンザレス(メキシコ人のステレオタイプ)に安々と通り抜けられた。

ロジャー・ラビット』へカメオ出演した時は、ドゥーム判事(演:クリストファー・ロイド)の正体について、2通りの意味にとれるジョークを言った。

スペース・ジャム』出演時はTuneSquadの一員として出場した。このときのユニフォームの番号は9。

『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』でも姿は確認できるが、実際はミスター・スミスの変装である。

『ファミリー・ガイ』のある回では、ピーターが、外国人シルベスターがスピーディー・ゴンザエスを捕まえようとしているという意図を隠すために作った新しいスピーディ・ゴンザレスのアニメを作る。なお、このときのシルベスターの声はジェフ・バーグマン。

日本でのCM起用[編集]

関連項目[編集]