シリコングラフィックス

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シリコングラフィックス(Silicon Graphics, Inc.、略称:SGI、NASDAQ:SGIC)は、コンピュータの製造販売を行うアメリカ企業である。社名にもあるとおりコンピュータグラフィックス (CG)、特に3次元 (3D) 画像処理を行うシステムを得意とする。OpenGLも元はSGIの自社用グラフィックスライブラリであった。本拠地はカリフォルニア州マウンテンビュー

目次

[編集] 歴史

[編集] SGIの現状

SGIは、実績のある自社開発オペレーティングシステムのIRIXを継続的に開発しながらも、Linuxの発展にも協力してきた。Sambaなどのプロジェクトを支援し、独自コード(XFSなど)をオープンソースとして提供している。

一時期、Microsoft Windowsを搭載したワークステーションを発売していたが、現在は従来からのIRIX/MIPSを搭載するマシンとLinux/インテル製プロセッサを搭載するマシンのふたつのラインを主に販売している。

SGIはクレイを買収した際に高速インターコネクト技術CrayLinkを獲得した。現在のSGIのサーバで使われているNUMAlinkはこれをベースにしている。これによって単なるコンピュータ・クラスターよりも高性能なNUMA型の超並列スーパーコンピュータを実現している。

2004年10月、SGIはNASAに納入したColumbiaシステムで世界最高性能を記録した。Altix 3000 をベースとして、10,240プロセッサで構成されており、42.7TFLOPS地球シミュレータを抜いた。しかし、この記録は即座にIBMBlue Geneに抜かれてしまった。

SGIには熱狂的な信者とも言うべきユーザーがいるものの、多くの顧客は次第にもっと低価格なシステムに流れて行きつつある。一時期 SGI が子会社化していたエイリアス・システムズの3DCGソフトMayaは、映画制作にも使われる高性能システムであるが、現在はWindowsでもMacでもLinuxでも動作する。

SGIの収入の多くは、ハリウッドの特殊効果スタジオからのものではなく、アメリカ政府、軍、エネルギー関連、科学技術計算分野などから得られている。

[編集] 現在の製品

  • IRIX/MIPSアーキテクチャベース製品
    • Fuelシリーズ:R16000Aプロセッサ使用ワークステーション。
    • Tezroシリーズ:R16000Aプロセッサ使用ワークステーション。クアッドプロセッサ構成まで。
    • Origin 350 シリーズ:ミッドレンジサーバ。R16000×4プロセッサ。NUMA構成で32プロセッサまで。
    • Origin 3000 シリーズ:ハイエンドサーバ。NUMA構成で最大512プロセッサまで。
    • Onyx4 UltimateVision :スケーラブルビジュアライゼーションシステム。
  • Linux/インテル製プロセッサベース製品
    • Prismシリーズ:Itanium2系プロセッサ使用のグラフィックスワークステーション。
    • Altix 450 シリーズ:Itanium2ベースのミッドレンジサーバ。NUMA構成で最大32プロセッサまで。
    • Altix 4000 シリーズ:Itanium2ベースのハイエンドサーバ。NUMA構成で最大1024プロセッサまで。
    • Altix XE シリーズ:XeonベースのPCクラスター。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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