それは舞い散る桜のように

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
それは舞い散る桜のように
Cherry petals fall like teardrops...
対応機種 Windows98/2000/Me(初回版)
Windows2000/Me/XP(DVD-ROM版)
Windows2000/XP/Vista(完全版)
発売元 BasiL
ジャンル 恋愛アドベンチャーゲーム
元祖学園恋愛コメディーADV(完全版)
発売日 2002年6月28日(初回版)
2002年8月9日(DVD-ROM版)
2008年10月31日(完全版初回版)
2008年11月28日(完全版通常版)
価格 8,800円(税抜)
レイティング 18禁
キャラクター名設定 変更不可
エンディング数 5+1
7+1(完全版)
セーブファイル数 15+Quick3+拡張無制限
メディア CD-ROM3枚(初回版)
DVD-ROM+CD-ROM(DVD-ROM版)
DVD-ROM1枚(完全版)
画面サイズ 640×480
BGMフォーマット CD-DA
キャラクターボイス 主人公以外フルボイス
主人公含むフルボイス(完全版)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり

それは舞い散る桜のように』(それはまいちるさくらのように)は、2002年6月28日BasiLから発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム。また、同年の8月9日にDVD-ROM版が発売された。通称「それ散る」。英語による副題は"Cherry petals fall like teardrops..."。

概要[編集]

本作は、発売前年(2001年)の夏には制作が始まっていた。前作『21-Two One-』のマスター作業時の雑談で、「『21』は紅葉をたくさん使ったから、次は桜を使おう」と春の物語にすることになった。しかし、制作しているうちにライターがシナリオを長くしてしまい、結局年間を通したストーリーになってしまう。この作品のテーマは「女の子にフラれたあとの男の心境」と別れありきで書かれており、作中に出てくるヒロインとの別れの理由はすべて後付けである[1]

BasiLのゲームとしては、コンシューマ移植版を除いて初の音声入り作品となった。キャスティングなどは、声優プロダクションから渡されていたサンプルを元に決めていたのだが、唯一『青葉』役だけはシナリオライターが頭の中で決めていた声優がいたため、別にお願いして参加してもらうことになった[2]

シナリオライターは、当初鬱ゲーを制作するつもりでいたのだが、徐々に萌えゲーの要素が増えてきたため、完全に萌えゲーに変えてしまおうかと考えたこともあった。しかし、先に出来上がっていた主題歌が萌えゲーっぽくなかったため路線変更はしなかった[2]

前作のようなコンシューマ機(PS2DCなど)への移植はなく、予定されていたとされる続編の制作も行なわれなかった。ストーリーの謎の多くを残したまま物語が終了したため、当時存在した公式BBSでユーザーの話題になった。また、それと同時に続編の制作を望む声が多数出ていたのだが、原画家は前作を超えられない続編よりも新作を作ることを望んでいた[3]。その上、ゲームの発売から半年後の2003年初めにBasiLが活動を休止し、ほとんどのスタッフがBasiLから離れていった。

長い休止期間を経て2008年1月28日にBasiLは活動を再開し、10月31日に本ゲームの完全版が発売された。ただし、当時のメインスタッフであるシナリオ王雀孫、原画西又葵、音楽アッチョリケ(いずれも現在Navel所属)らは完全版に関わっていない。追加CGはTeam BasiL、追加シナリオは丘亮助が担当した。完全版ではサブヒロイン2名がメインに昇格したが、ストーリーの謎の多くは残されたままだった。

2009年7月31日に発売された『もぎたてBasiL! -commencement-』には、もしもの世界を描いたミニADV「if…それは舞い散る桜のように」が新たに収録されている。人気のあったヒロインである星崎希望と雪村小町が登場する。シナリオは佐山操が担当。

2009年12月25日、デジタルメディアマートより完全版のダウンロード販売が開始された。

株式会社ジャックインザボックスのウェブサイト「禁断のギャルゲー」より完全版の携帯電話アプリゲーム版が配信されている。


ストーリー[編集]

主人公の舞人は、親の都合により桜坂市を離れ北海道で暮らしていた。しかし、幼い頃に暮らしていた街に無意識に思い入れがあったのか、進学先として桜坂市にある私立桜坂学園を選んだ。くだらないことを言い合える友人、北海道から追いかけてきた幼馴染、全校生徒憧れの美少女、家庭的な隣人、などに囲まれて日々を暮らしていた彼は、ふとしたきっかけで一人の少女に恋をする。

そして物語は動き出す……。

登場人物[編集]

声優表記⇒/の右側は完全版 ※注釈なき場合はこの順番

主人公[編集]

桜井 舞人(さくらい まいと)
:ボイスなし / ほうでん亭ノドガシラ
誕生日:3月3日。身長:175cm。血液型:AB型。
私立桜坂学園の二年生でクラスはA組。学級委員長。幼少のころは桜坂市に住んでいたが、8年前に北海道雫内へ引っ越す。受験を機に桜坂市へ戻り、現在はアパート「さくら荘」に一人暮らしをしている。家族は母が一人いる。
性格は一言で言うとひねくれ者(本人曰く「性格は母譲り」らしい)。ボケ気質で変わった言動をして相手につっこまれるが、真面目な性格や同じボケの人間にも同じノリをして外すこともしばしば。一見とっつきやすく見える性格をしているが、自分の内面の深くまで入られることを拒んでおり、友人は少ない。一方で、近しい相手になると不遜な態度をとったりノリがよい会話をする。しかしそれは相手に気を許した証拠であり、本当は自分が気弱な性格をしていることを隠すための防御手段でもある。自称「ニヒルでクールなハードボイルド」。嘘をつくときは敬語を話す癖がある。
名門である桜坂学園に入るため猛勉強したが、その反動が故に勉強をしなくなり、現在の成績は悪い。しかし何故か国公立進学コースを選んでいる。料理も出来なくはないが、片付けが面倒になったため今ではやっていない。
前述の性格の為恋愛には興味が薄く、山彦に「恋愛否定組」と呼ばれるほどである。
携帯電話の着信音は、前作『21-Two One-』のオープニングである「TRUTH and FATE」である。

メインヒロイン[編集]

星崎 希望(ほしざき のぞみ)
声:佐々留美子
誕生日:4月7日。身長:159cm 3サイズ:B86/W57/H86。血液型:B型。
桜坂学園の二年生。進級と共に舞人のクラスメイトとなる。
容姿端麗でプロポーションも抜群。明るく社交的な性格をしているため「学園のプリンセス」と呼ばれる人気者であるが、本人は自覚していない。クラスメイトであるつばさと仲良くなり、「ゾンミ」という愛称で呼ばれるようになる。
舞人とは一方的だが面識を持っていて、クラスメイトとなった現在は軽口を叩き合ったり、そのノリに合わせられる程仲良くなった。
家族は両親と祖母がいる。甘味屋「なが沢」でアルバイトをしている。
口癖は「ありえない」。怒ると「くきぃぃーっ!」と言い出す。クレープが大好き。
舞人と付き合い始めてからは可愛らしさが全面に出て、二学期が始まった9月に舞人の自宅で処女と童貞の初めて同士で結ばれる。
初体験時は突然舞人にセックスを求められたため緊張と不安で素直に応じれなかったが、舞人がリードして正常位で結合した。
突然だったので、避妊具の準備が出来ていなかったと思われ、舞人が膣外射精して対処したが、希望自身も妊娠を心配したような描写もないので避妊の仕方自体を知らなかった可能性もある。
雪村 小町(ゆきむら こまち)
声:九条信乃 / 同(ただし、ソフマップ予約特典ドラマCDおよび「if」:草柳順子
誕生日:4月7日。身長:161cm。3サイズ:B88/W60/H89。血液型:O型。
桜坂学園の一年生でクラスはB組。舞人が雫内にいた頃、隣のクリーニング店に住んでいた幼馴染。
幼い頃から慕っていた舞人を追いかけ、雫内から桜坂学園へ入学し、アパートも同じ「さくら荘」に越してきた。一人暮らしであるため、ハンバーガーショップ「バクロワルド」でアルバイトをして小遣いを稼いでいる。家族構成は父、母、姉二人。
容姿は山彦に「学年一」と評される程で、プロポーションも抜群。私服のファッションは露出度が高い。舞人と知り合った当時は非常に内気であったが、今は明るく社交的。よく悪ノリして舞人にツッコまれるが、本人もそれを望んでいる。しかし下ネタには弱い。同じアパートの住人である青葉とも仲が良く、買い物や料理を一緒にしたりする。
舞人との会話から小学5年生まで「おねしょ」が治らなかった模様。
八重樫 つばさ(やえがし つばさ)
声:櫛引絵里
誕生日:9月13日。身長:157cm。3サイズ:B84/W59/H87。血液型:AB型。
桜坂学園の二年生。舞人とは一年生からのクラスメイトであり腐れ縁。
社交的な性格で友人は多いが、実際に心を許しているのは舞人などごく一部。舞人に「さくっち」、希望に「ゾンミ」などとあだ名をつけるのが得意。こだまとは自称「図書室仲間」で、学年が違ってもよく会話をする。舞人とは仲が良く、彼の奇妙な言動にもツッコミを入れられる程。
成績は学園で一、二を争う秀才。また、スポーツにも秀でている。明るかったり、打って変わって醒めた眼で一日を過ごしたりする気分屋だが、相手の気を悪くさせない世渡り上手な性格をしている。異性にも人気で、よく告白されているらしいが全て断っている。実は舞人と同じ「恋愛否定組」。
両親が離婚しており、父と暮らしている。母は郁奈という妹と住んでいる。家は裕福で、連休に家族で海外旅行をする程。しかし、ユニフォームがかわいいことで有名な「シャルルマーニュ」という喫茶店でアルバイトをしている。
ゲームのOPに流れるテロップは彼女の台詞である。
里見 こだま(さとみ こだま)
声:高山沙希
誕生日:6月2日。身長:145cm。3サイズ:B82/W55/H81。血液型:A型。
桜坂学園の三年生でクラスはC組。舞人とは図書室で知り合った。
最上級生とは思えないほど身長が低く(よくそれを舞人にからかわれたりする)、実際の年齢よりも幼く見えてしまう。本人もそれにコンプレックスを持っていて、大人っぽい行動や格好をしようとするが上手くいっていない。しかしその背とは裏腹に「出る所は出ている」プロポーションをしている。天然でたまにずれた事を言ったりするが、それが時に自分が得するような結果になり、知らずに得する性格、と舞人に評される。
文芸部所属で、部長のひかりとは休日に遊ぶ程仲が良い。他の文芸部員からはマスコットキャラとして可愛がられている。将来の夢は童話作家で、現在は習作に励んでいる。独特でユニークな言動をする舞人を「作家に向いている」と評し、羨ましがっている。アルバイト先は駅前の「宮川書店」。家族は両親と弟がいる。
森 青葉(もり あおば)
声:楠木真理
誕生日:7月15日。身長:155cm。3サイズ:B77/W58/H82。血液型:O型。
敬星女学院の三年生。舞人が住むアパートの隣人で、舞人のことを「おにいちゃん」と慕っている。
温厚でアットホームな性格だが、父親(繁幸(しげゆき)、通称シゲさん)の影響で、たまに「コンチクショウ」や「べらんめぇ」といった江戸っ子訛りを使う。びっくりしたときは「ぴぁ!」と奇声をあげる。
母は他界しており、父と二人暮らしである。父はよく出張しているため、一人で留守番していることが多い。父が帰ってくるとよく甘えている。勉強や運動はできないが、炊事、洗濯、料理などの家事全般が好きでとても上手。舞人を起こしに行ったり、朝御飯を作ってあげるなどの世話をしている。同じアパートに引っ越してきた小町を「おねえちゃん」と呼んで慕っている。

完全版でメインに昇格したヒロイン[編集]

結城 ひかり(ゆうき ひかり)
声:楠木真理 / かわしまりの
誕生日:4月28日。身長:165cm。3サイズ:B86/W60/H88。血液型:B型。
桜坂学園の3年で、文芸部の部長。こだまとはクラスメイトで親友。長身でメガネが似合うシャープな美貌の持ち主。2年の時から部長をしており、去年初めて入った男子部員の山彦はすぐに退部して舞人は3日もたたずに来なくなったことから、部に係わろうとする男子には冷たい。舞人に対しては、暴力込みの鋭いノリツッコミを行うため、舞人は「ひかり姐さん」と呼ぶ。実は面倒見のよい性格。
完全版でメインヒロインに昇格。
芹沢 かぐら(せりざわ かぐら)
声:井原早紀 / みる
誕生日:2月15日。身長:158cm。3サイズ:B74/W57/H82。血液型:AB型。
青葉のクラスメイトで親友。舞人が桜坂市を離れる寸前に舞人と知り合った。明るく活発な美少女。舞人のことが好きだが青葉を想って一歩引いている。舞人のことなら何でもメモしている。胸の小さいことが悩みで、本を買うなどの苦労を重ねているが、効果は今のところ見られない。
完全版でメインヒロインに昇格。

サブキャラクター[編集]

相楽 山彦(さがら やまひこ)
声:青川輝
誕生日:12月24日。身長:177cm。血液型:B型。
舞人と同じ桜坂学園2年A組。舞人とは一年生からのクラスメイトであり、舞人のことを理解している数少ない親友である。
つばさとは中学生時代からのクラスメイトであり、舞人のことをつばさに紹介したのも彼である。
女好きで、休日はいつも違った女性を連れて歩いていることが多い「自由恋愛組」。気配りの良さからか、男女問わず人気があり、交友関係は幅広い。登場していないが、海彦(うみひこ)という弟がいる。
牧島 麦兵衛(まきしま むぎべえ)
声:阿仁谷浩樹
誕生日:1月21日。身長:183cm。血液型:A型。
雫内時代の小町のクラスメイトであり、雪村クリーニングでアルバイトをしていた。慕っている小町が桜坂学園を受験することを知り、自らも桜坂学園へ入学した。つばさが付けた愛称は「マックス」。桜坂学園でも小町とクラスメイトである。小町のことが好きなのだが、未だ告白できていない。サッカー部の期待の星だが、実はアニメ好き。祖父である牧島稲兵衛(まきしま いなべえ)の教えをよく守る好青年だが、小町が好きな舞人に対してだけは邪険な態度をとる。
佐竹(さたけ)
声:?
桜坂学園の3年生で、文芸部に所属する。下の名前は不明。赤点常習犯で、夏休みも補習を受けている。立ち絵はないが、CGに一枚だけ登場する。
宇都宮(うつのみや)
声:?
桜坂学園の3年生で、文芸部に所属する。下の名前は不明。赤点常習犯で、夏休みも補習を受けている。立ち絵はないが、CGに一枚だけ登場する。
浅間 弥太郎(あさま やたろう)
声:今田鉄夫
誕生日:5月5日。身長:179cm。血液型:A型。
桜坂学園に勤める保健体育の教師。舞人たちとは1年次から引き続きクラス担任でもある。28歳独身。一年中ジャージ姿の熱血教師で、「鬼浅間」の異名をとる。和観に一目惚れする。
谷河 浩暉(たにがわ こうき)
声:今田鉄夫
誕生日:11月18日。身長:173cm。血液型:O型。
「ドクターイエロー」の異名をとる保健室の養護教諭。金色の長髪で、中性的な美貌の持ち主だが毒舌。空手三段で、すぐに手が出る。外見とは異なり、意外に読書家。保健室は毎日ハードロックがガンガンにかかっている(園長了承済)。舞人のことはお気に入りで、冗談か本気か時々口説くこともある。浅間弥太郎とは同い年で、同じ空手道場に通った親友である。
桜井 舞子(さくらい まいこ)
声:?
舞人の母親。ゲーム中に名前は出てこないが、ビジュアルファンブックでは名前が設定されている。雫内に住み、時間を考えずに舞人へ電話を入れてくる。舞人が生まれる前に夫を亡くし、ひとりで舞人を育ててきた。舞人とのやり取りはほとんど喧嘩腰だが、実は仲がよい。口は悪いが、舞人のことを大切に思っている。
佐伯 和観(さえき かずみ)
声:井原早紀
誕生日:1月11日。身長:164cm。3サイズ:B89/W60/H88。血液型:A型。
舞人の母親の友人。桜坂市に住み、舞人の保護者代理でもある。夫と別れた後、ひとりで和人を育てているパワフルな女性。舞人のことは「坊」と呼ぶ。いつも丁寧口調で話してしまう舞人のことを手近な看板で殴ってしまう。思考も手もすぐに暴走するが、和人や舞人に対する愛情は本物である。
佐伯 和人(さえき かずと)
声:九条信乃
誕生日:9月3日。身長:140cm。血液型:O型。
和観のひとり息子。大人びているが、どこか破天荒な部分を持つ。本人は否定しているが、周囲は舞人とそっくりだと思っている。和観や瑛に常日頃から攻撃を受けているせいか、非常に打たれ強い。瑛や瑞音に慕われているが、本人はその幸福に気付いていない。人の嘘を見抜く特技がある。
水無月 瑛(みなづき えい)
声:櫛引絵里
誕生日:9月4日。身長:128cm。血液型:A型。
和人の近所に住む同級生で幼馴染。明るく元気な性格で未来のプリンセス候補だが、すぐに手が出るハードパンチャー。和人のことが好き。「なが沢」の常連であり、希望に憧れている。しかし料理は苦手で、甘いものも苦手。小町に料理を教わるが、上達しない。和人のことは「和人」と呼ぶ。
川原 瑞音(かわはら みずね)
声:佐々留美子
誕生日:7月10日。身長:137cm。血液型:O型。
和人の近所に住む同級生で幼馴染。おっとりではあるがしっかりとした喋り方や言動が、大人びて古風な雰囲気を漂わせている未来の大和撫子。和人のことが好き。童話が大好きで、「宮川書店」によく足を運び、こだまと意気投合する。また、小町とは買い物仲間で、料理を教わっている。舞人のことは「お兄様」と呼ぶ。和人のことは「和人くん」と呼ぶ。
郁原 郁奈(いくはら いくな)
声:鳥居花音
誕生日:11月16日。身長:141cm。血液型:AB型。
つばさの実妹。礼儀正しいが極度の方向音痴で、いつも道に迷っており、舞人に保護されることもしばしば。つばさには「イクイク」と呼ばれている。姓がつばさと異なるのは両親が離婚しているからで、母親と同居している。
恵美 椿(えみ つばき)
声:島田純
誕生日:5月27日。身長:141cm。血液型:B型。
最近、和人のクラスに転校してきた少女。哀しい瞳をしており、話しかけられても拒絶し、クラスの誰とも接触しようとしない。童話が大好きで、「宮川書店」の常連であり、こだまと意気投合する。和人のことは「和くん」と呼ぶ。
桜香(おうか)
声:鳥居花音 / 木村あやか
街を一望できる小高い丘にある桜の木で舞人が出会う少女。名前以外、全てが不明。物語の鍵を握る存在。舞人の過去を知っている。
朝陽(あさひ)
声:島田純
街を一望できる小高い丘にある桜の木で舞人が出会う少年。名前以外、全てが不明。物語の鍵を握る存在。舞人の過去を知っている。

その他[編集]

まさと
声:?
謎のスカートめくり少年。BasiL全作品で登場する常連端役。彼に捲られる女性の下着(パンツ)はいつも縞々模様のものである。今回、被害に遭うのは希望。

未登場キャラクター[編集]

谷河 なすの(たにがわ なすの)
誕生日:10月22日。身長:163cm。3サイズ:B84/W58/H86。血液型:AB型。
谷河浩暉の妹として登場する予定だったキャラクター。桜坂医療女子短期大学1年で、桜坂学園養護教諭助手(未公認)。ビジュアルファンブックでのみ設定画を見ることができる。

スタッフ[編集]

  • キャラクターデザイン・原画:西又葵
  • シナリオ:王雀孫あごバリア
  • 音楽:アッチョリケ、内藤侑史、coldhand、山田和裕
    • オープニングテーマ『days』
    • エンディングテーマ『dear』
      • 作詞:BasiL 作曲:coldhand 歌:Nori
    • 挿入歌『beloved 〜桜の彼方へ〜』
      • 作詞:BasiL 作曲:内藤侑史 歌:spanky
    • 本編未使用曲『style』
      • 作詞:BasiL 作曲:内藤侑史 歌:YURIA
    • 完全版オープニングテーマ『principle』
      • 作詞:master 作曲:内藤侑史 編曲:内藤侑史&山田屋カズ 歌:Riryka
    • 完全版エンディングテーマ『evolution』
      • 作詞:山田屋カズ 作曲:内藤侑史 編曲:山田屋カズ 歌:monet
    • 完全版挿入歌『beautiful flavors』
      • 作詞:master 作曲:内藤侑史 編曲:内藤侑史 歌:UR@N

関連商品[編集]

CD[編集]

  • 『「それは舞い散る桜のように」サウンドトラック MAKESHiFT』
2002年11月、BasiLより発売。品番:BS2002-01M。
2008年4月25日、BasiLより復刻。ASIN B0015TYF9W。
2枚組みCD。1枚目はBGMと、ボーカル曲のフルバージョンを収録。2枚目にはBGMのリミックス、ボーカル曲のインストルメンタル、未使用曲『style』を収録。
イベントで販売されるのにあわせてオフィシャルサイトでの通信販売が開始されたのだが、BasiL内部のゴタゴタのあおりを受けわずか一ヶ月で受付が終了し、間もなくBasiLが活動を休止したため廃盤となってしまった。その後2008年にBasiLが活動を再開した際、再始動第一弾として復刻版が発売された。
  • 『principle』
2008年9月12日、BasiLより発売。品番:BS2008-02M、ASIN B001EJNQTI。
新曲8曲を収録した『それは舞い散る桜のように 完全版』ミニアルバム。2008年夏のコミックマーケット74で先行販売された。
  • 『Evolution-それは舞い散る桜のように 完全版 アレンジバージョン-』
2009年1月30日、BasiLより発売。品番:BS2009-01M、ASIN B001OC75JC。
『それは舞い散る桜のように 完全版』のアレンジサウンドトラック。ボーカル曲は再収録、BGMはリマスタリングされ全14曲収録。
  • 『それは舞い散る桜のように 完全版ドラマCD 芹沢かぐらは恋する乙女♪』
2009年1月30日、kusukusuより発売。品番:SOFT-0030、ASIN B001OC75JC。
登場するのはかぐらとひかり。

書籍[編集]

2002年12月4日発売、ISBN 978-4757712317
  • 『それは舞い散る桜のように アンソロジーコミック』(エンターブレイン)
2002年12月28日発売、ISBN 978-4757712478
原作:BasiL 著者:影山二階堂 原画:西又葵
ゲーム本編に沿った内容となっているが、作者独自の解釈によって手が加えられた箇所も一部存在する。「特別編」では青葉、こだま、つばさが順にヒロインとなっている。また巻末のあとがきでは、スタッフから聞いたという設定が一部明かされている。

雑記[編集]

  • 主要な登場キャラクターの名前は、新幹線の愛称から取られている[4]。なお「あおば」のみ1997年のダイヤ改正で消滅し、現存していない。
  • シナリオライターが作品中に「マックス」という愛称の男性キャラクターを出したかったため、「マキシマム」というニュアンスの名前を考えていた。「牧島」で「マキシマ」まではよかったのだが、「ム」で始まる名前がなかなか思いつかなかった。結局、唯一「麦兵衛」しか思い浮かばなかったため、そのままその名前で決定になった[4]
  • メインキャラクターたちの制服デザインがあまりに奇抜なため、「食い倒れ」と揶揄されることがある[誰?]

脚注[編集]

  1. ^ 『それは舞い散る桜のように ビジュアルファンブック』、エンターブレイン、2002年、P94。
  2. ^ a b 『それは舞い散る桜のように ビジュアルファンブック』、エンターブレイン、2002年、P96。
  3. ^ 『それは舞い散る桜のように ビジュアルファンブック』、エンターブレイン、2002年、P97。
  4. ^ a b 『それは舞い散る桜のように ビジュアルファンブック』、エンターブレイン、2002年、P95。

関連項目[編集]

  • Navel(BasiLに所属していたスタッフが多数移籍したゲームブランド)

外部リンク[編集]