すごいぞ!テープ

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すごいぞ!テープ
久保田利伸デモテープ
リリース マスコミ関係者のみに配布
録音 1985年頃
ジャンル J-POP
レーベル 自主制作
プロデュース 久保田利伸

すごいぞ!テープ久保田利伸がデビュー前に製作し、音楽関係者等に配布したデモテープ。久保田利伸の公式サイトにも記述されており、久保田自身も存在を公にしているデモテープである。


目次

[編集] 概要

公式サイトによれば、製作されたのはおよそ1985年前後とされている作品。既に久保田が作曲家としてデビューしていたころの作品である。本人曰く「趣味で作った」ものであるが、そのクオリティの高さから、とんねるずのオールナイトニッポン山下達郎のラジオ番組などでも取り上げられ、リスナーをはじめ、音楽業界から高い評価を得ることになり、本人のデビューへの足がかりとなった。

A面の収録曲は大半がデビューアルバム『SHAKE IT PARADISE』にリメイク収録される楽曲であり、自身が世に発表した最初のオリジナル作品群でもある。また、その後も有名なブートレグとして様々なルートで出回り続け、Skoop On SomebodyのTAKEなどもこのテープのダビングのダビングぐらいのものを聴いた事があることをラジオでの本人との対談で明かしている。

この中で特に大きいものはB面に収録された『It's BAD』のセルフカヴァーバージョンである。元々は田原俊彦に楽曲提供されたものであるが、本作は『日本語のラップ』を初めて大衆ポップスに取り入れた楽曲とされており、音楽としての資料的価値は非常に高いと思われる。なお、この『It's BAD』はこのテープ以外では後年に至るまで久保田の歌唱ではスタジオ収録されていない。

[編集] 収録曲

[編集] A面

  1. Missing
  2. 失意のダウンタウン
    後のデビュー曲。
  3. 流星のサドル
  4. Dedicate (To M.E)
  5. Insideカーニバル
  6. For You ~伝えきれなくて

[編集] B面

  1. It's BAD
    田原俊彦に提供した楽曲のセルフカヴァー。作詞は久保田ではなく松本一起。前述の通り、日本の大衆ポップスで初めて『日本語ラップ』を取り入れた楽曲として衝撃を与えた。後に久保田が夜のヒットスタジオ1987年10月のマンスリーゲストとして出演した際に一度限りの本人バージョンと言うことで披露されている。なお、田原のものとは大幅に歌詞が異なり、テレビ出演時もオリジナルの歌詞で歌唱されていた。サビの部分はほぼ同じであるが、ラップのパートでは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」や高村光太郎の「道程」をベースにした詞となっている。
  2. I Wish
    スティーヴィー・ワンダーの『キー・オブ・ライフ』からの選曲。この作品では久保田の一人多重アカペラによって構成されている。
  3. A Song For You
    レオン・ラッセルのカヴァー。カーペンターズをはじめとして多くのミュージシャンによってカヴァーバージョンの発表される一種のスタンダード楽曲であり、原曲と同じようにピアノ弾き語りで収録されている。近年ではアンジェラ・アキも「ONE」で同じように弾き語りカヴァーしている。
  4. MEDLEY
    洋楽のメドレーで構成されたトラック。順番は『ウィ・アー・ザ・ワールド(インスト)~セイ・ユー・セイ・ミーユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフサウンド・オブ・サイレンス~レイディ~ジャスト・ワンス~愛の魔力~素顔のままでオフ・ザ・ウォール~エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ~愛のハーモニー~ムーンライト・セレナーデ(インスト)~ハイ・クライム~ボーン・イン・ザ・U.S.A.フット・ルース(インスト)~お気に召すまま~ウェイト・フォー・ミー~パワー・オブ・ラヴタイム・アフター・タイム~ベティ・ディヴィス・アイズ~バナナ・ボート~風に吹かれてジョージア・オン・マイ・マインド~ウィ・アー・ザ・ワールド』と実に24曲にも及ぶ壮大な洋楽メドレーとなっている。選曲も80年代の楽曲からオールディーズまでと幅広い。
  5. LATELY
    スティーヴィー・ワンダーのアルバム「Hotter Than July」収録曲のカヴァー。JODECIがカヴァーしたことでも有名。
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