選り抜き記事
バリ島(Pulau Bali)は、東南アジアのインドネシア共和国に属する島で、首都ジャカルタのあるジャワ島のすぐ東側に位置する。周辺の諸島とともに、第一級地方自治体(Daerah Tingkat I)であるバリ州を構成する。2014年の島内人口は約422万人である。バリ・ヒンドゥーに根ざした地域として知られるが、1990年代以降はイスラム教徒の移民流入が目立つようになっている。
環太平洋造山帯に属する小スンダ列島の西端に位置している。島の東にはロンボク海峡を挟んでロンボク島があり、西にはバリ海峡を挟んで大スンダ列島に属するジャワ島がある。バリ海峡の最も狭い所は3km 程であり、バリの海岸からはジャワ島の姿形をとらえることができる。このような地理的関係にあるバリ島は、広くはインド洋を中心にフィリピンから紅海までを繋ぐ「1つの海」の周縁に位置し、他の東南アジア地域と同様、古来より、この広大な海における交易を介した人と物、言葉と思想の移動、交通の一地点となった。……
- 口之島は、吐噶喇列島に属する火山島である。島の北端部を北緯30度線が通り、1946年から1952年までの間、口之島を含む北緯30度以南の区域はアメリカ合衆国の統治下に置かれ、「国境の島」となった。……
- 光明皇后は、聖武天皇の皇后で孝謙天皇の生母。藤原不比等と県犬養橘三千代の子で、聖武の母藤原宮子は異母姉。一般に知られる光明皇后という名前は、在世中に名乗った光明子に因んで後世に付けられたもので……
- みなみじゅうじ座は現代の88星座の1つ。16世紀末に考案された新しい星座で、東西北の3方向をケンタウルス座に、南方向ははえ座に囲まれている。現代の88星座の中で最も小さい。明るい4つの星が形作る十字のアステリズムは「南十字星」と呼ばれる……