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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ホウライエソ
ホウライエソ

深海魚は、深海に生息する魚類の総称。一般に、水深200mより深い海域に住む魚類を深海魚と呼んでいる。ただし、成長の過程で生息深度を変える種類や、餌を求めて大きな垂直移動を行う魚類も多く、「深海魚」という用語に明確な定義が存在するわけではない。

およそ15,800種が知られる海水魚のうち、少なくとも2,000種以上が深海魚に該当すると見積もられている。これらは海底付近で暮らす底生性深海魚と、海底から離れ中層を漂って生活する遊泳性(漂泳性)深海魚の2タイプに大きく分けられ、それぞれに含まれる種数はほぼ同数と考えられている。底生性および遊泳性深海魚の生活様式はそれぞれまったく異なり、また進化上の系統分類をよく反映していることから、深海魚の進化・生態を理解するために両者を区分して考えることは重要である。……


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  • ミズワニは、ネズミザメ目に分類されるサメの一種で、ミズワニ科唯一の現存種。中深層の種であり、世界中の暖かい海の表層から水深590 mまで生息する。日周鉛直運動を行い、日中は水深200 m以上に留まり、夜間は表層で餌をとる。全長1.1 mと、ネズミザメ目では最小種である。細長い体と大きな目、小さな鰭が特徴。体が小さいため、人間に対する危険性は低く、商業的重要性もほとんど無い。一方で1985年当時、深海光ファイバーケーブルを損傷する原因となっている。……
  • 板鰓亜綱は、軟骨魚綱に分類される亜綱。現生分類群として、サメエイが含まれる。5対から7対の鰓裂、硬い背鰭、小さな楯鱗を持つことが特徴。歯は数列に分かれており、上顎は頭蓋骨と結合しておらず、下顎は上顎と組み合わさる。板鰓亜綱の種は肝油を目的として漁獲されることがあり、イコクエイラクブカウロコアイザメウバザメなどが狙われる。その他の深海ザメも漁業の対象となり、レッドリストに絶滅危惧種として評価される種もいる。……

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交尾中のオスとメスのオンブバッタ (Atractomorpha lata)、さいたま市にて
交尾中のオスとメスのオンブバッタ (Atractomorpha lata)、さいたま市にて

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