パドマ・シュリー勲章

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パドマ・シュリー勲章
Padmashri.jpg
インドの栄典
種別 勲章
IND Padma Shri BAR.png
資格 芸術、教育、産業、文学、科学、スポーツ、医学、社会福祉などの分野で多大な貢献を果たした人物
対象 インド共和国政府英語版の選考
状態 存続
歴史・統計
創立 1954年
人数 2,840人
階位
上位席 パドマ・ブーシャン勲章英語版

パドマ・シュリー勲章 (Padma Shri/Padma Shree) は、インドにおける勲章の一つで、民間人を顕彰する勲章としては4番目の格式を持つ。この勲章は毎年共和国記念日インド共和国政府英語版によって授与される。

概要[編集]

パドマ・シュリー勲章は1954年に制定され、芸術、教育、産業、文学、科学、スポーツ、医学、社会福祉などの分野で多大な貢献を果たした人物を受賞対象としている。インドに何らかの形で貢献した外国人にも授与されている。受賞者の選考に対しては「政治的意思の介入によって受賞に値する人物が除外されている」という批判がある[1][2]。こうした批判に対して、インド共和国政府は市民向けの推薦サイトを設け、一般から受賞者の推薦を募集している[3]。2017年時点で2,840人が受賞している[4]

受賞拒否者[編集]

受賞を拒否した人物にはシタール奏者のヴィラヤット・カーン英語版[5]、学者・作家のマノミ・ライサム・ゴースワーミ英語版[6]、ジャーナリストのカナック・セン・ディーカ[7]、脚本家のサリム・カーン英語版などがいる[8]。一方、環境活動家のサンデルラール・バーフガナ英語版[9]イギリス・ビリヤード英語版チャンピオンのマイケル・フェレイラ英語版[7]などは受賞を拒否したものの、後により上位の勲章であるパドマ・ブーシャン勲章英語版パドマ・ヴィブーシャン勲章英語版を受賞している。また作家のパニシュワール・ナート・"レル"英語版[10]、パンジャーブ人作家のダリップ・コウル・ティワーリー英語版[11]、詩人のジャヤンタ・マハパトラ英語版のように受賞後に勲章を返上した人物もいる[12]

受賞者一覧[編集]

出典[編集]

  1. ^ Padma’s Easy Slim Zone | Vrinda Gopinath”. Outlookindia.com. 2013年7月10日閲覧。
  2. ^ “Advani backs Merchant on Padma awards selection criticism”. The Times of India. (2010年2月3日). https://timesofindia.indiatimes.com/sports/more-sports/snooker/billiards/Advani-backs-Merchant-on-Padma-awards-selection-criticism/tpoint_articleshow/5531225.cms 2017年11月1日閲覧。 
  3. ^ Online Nomination of Padma Awards”. Ministry of Home Affairs. 2019年7月19日閲覧。
  4. ^ Previous awardees”. Ministry of Home Affairs. 2017年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月1日閲覧。
  5. ^ Kaminsky, Arnold P.; Long, Roger D. (2011). India Today: An Encyclopedia of Life in the Republic. ABC-CLIO. ISBN 978-0-313-37462-3. オリジナルの21 September 2017時点によるアーカイブ。. https://books.google.co.in/books?id=wWDnTWrz4O8C&pg=PA411. 
  6. ^ “Artistes' angst”. The Hindu. (2003年1月19日). http://www.thehindu.com/2003/01/19/stories/2003011900271700.htm 2018年6月18日閲覧。 
  7. ^ a b “Refusal question mark on awards”. The Telegraph - India. (2005年1月28日). https://www.telegraphindia.com/1050129/asp/nation/story_4310835.asp 2018年6月18日閲覧。 
  8. ^ “Salim Khan declines to receive Padma Shri”. The Indian Express. (2015年1月27日). https://indianexpress.com/article/india/india-others/salim-khan-declines-padma-shri/ 2018年6月18日閲覧。 
  9. ^ “Noted activist Sunderlal Bahuguna turns 90”. The Pioneer. (2017年1月10日). http://www.dailypioneer.com/STATE-EDITIONS/dehradun/noted-activist-sunderlal-bahuguna-turns-90.html 2018年6月18日閲覧。 
  10. ^ Archived copy”. 2016年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月18日閲覧。
  11. ^ “Punjabi writer Tiwana to return Padma Shri”. The Tribune. (2015年10月14日). http://www.tribuneindia.com/news/punjab/punjabi-writer-tiwana-to-return-padma-shri/145837.html 2018年6月18日閲覧。 
  12. ^ “Jayanta Mahapatra returns Padma Shri protesting ‘intolerance’”. The Hindustan Times. (2015年11月23日). https://www.hindustantimes.com/books/jayanta-mahapatra-returns-padma-shri-protesting-intolerance/story-JRTZHWq1fjJClaEzoM3SoO.html 2018年6月18日閲覧。