飛島インターチェンジ
ノート:飛島ジャンクションに、このページに関する疑問があります。 疑問の要約:名二環(2020年度開通予定区間)から飛島ICは利用できるのか否か |
飛島インターチェンジ | |
---|---|
所属路線 |
E1A 伊勢湾岸自動車道 伊勢湾岸道路(国道302号:有料区間) |
IC番号 | 10 |
料金所番号 |
01-252(上り線)[1] 01-262(下り線)[1] |
本線標識の表記 | 飛島 |
起点からの距離 | 37.6[2] km(豊田東JCT起点) |
◄名港中央IC (2.8 km) (2.9 km) 湾岸弥富IC► | |
接続する一般道 | 国道302号(名古屋環状2号線) |
供用開始日 |
1985年(昭和60年)3月20日(豊田東JCT方面) 2000年(平成12年)3月25日(四日市JCT方面) |
通行台数 | x台/日 |
所在地 |
〒490-1444 愛知県海部郡飛島村木場2-63-3(第一料金所) 愛知県海部郡飛島村木場1-74-2(第二料金所) |
飛島インターチェンジ(とびしまインターチェンジ)は、愛知県海部郡飛島村にある、伊勢湾岸自動車道・伊勢湾岸道路(国道302号:有料道路区間)のインターチェンジである。
概要
[編集]名古屋港の木場金岡ふ頭に敷設されたインターチェンジである。ダイヤモンド型のインターチェンジで[3]、東側に豊田JCT方面への入口と同方面からの出口が、西側に四日市JCT方面への入口と同方面からの出口が設けられている。
東海ICから当ICまでは伊勢湾岸道路(国道302号:有料区間、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路)であり、当IC以西は高速自動車国道である[4][注釈 1]。
飛島IC - 東海IC間は一般国道でもあるため、この区間についてはその前後で接続する高速自動車国道と同条件で走行できるように規制を設けている。このため、豊田方面側入口付近には最低速度を示す標識を設置している。また、本線合流部にもこれに関連した標識を設置している(詳細は伊勢湾岸自動車道#概要を参照)[5]。
2021年5月1日には、当ICに併設して飛島ジャンクションが供用開始した。ただし飛島インターチェンジから名古屋第二環状自動車道に出入りすることはできない(該当車両は飛島北インターチェンジを利用する)。
-
豊田方面入口本線合流部に設置されている規制標識
歴史
[編集]飛島ICは1985年3月に名港西大橋一期線(北側の橋)供用開始に伴って開設されたが、当時は金城ふ頭側(現在の名港中央IC)に料金所を集約したことから、飛島側はフリーとされた[7]。1998年3月の名古屋南IC - 名港中央IC間延伸によって飛島ICとしてオープンした[8]。
オープン後、豊田方面からの出口が混雑をきたすことから、運輸業界サイドからICの再整備が要請された[9]。要請を受けて当ICの豊田方面からの出口は新たに飛島ふ頭方面の左折専用トールゲートが新設された[6]。
年表
[編集]- 1985年(昭和60年)3月20日 : 名港中央IC - 当IC間開通(当時は有料道路「名港西大橋」として)に伴い一部供用開始[10]。
- 1998年(平成10年) 3月30日 : 名古屋南IC - 名港中央IC間延伸開業によって飛島ICとして開設[8]。
- 2000年(平成12年)3月25日 : 飛島IC - 湾岸弥富IC間が開通したが、湾岸弥富方面出入口の開設は見送られた[11]。
- 2002年(平成14年)3月24日 : 湾岸弥富IC - みえ川越IC延伸に伴い、当IC四日市方面出入口を開設[12]。
- 2009年(平成21年)10月26日 : 渋滞緩和のため国道302号桜木大橋交差点の改良工事完了。豊田方面からの出口に飛島ふ頭方面への左折レーンと料金所を増設[6]。
周辺
[編集]接続する道路
[編集]料金所
[編集]レーン運用は、時間帯やメンテナンスなどの事情によって変更される場合がある[13]。
入口
[編集]豊田方面
[編集]- レーン数 : 2[13]
- ETC専用 : 1
- ETC/一般 : 1
四日市方面
[編集]- レーン数 : 2[13]
- ETC専用 : 1
- 一般 : 1
出口
[編集]四日市方面から
[編集]- レーン数 : 2[13]
- ETC専用 : 1
- 一般 : 1
豊田方面から
[編集]- レーン数 : 4[13]
- ETC専用 : 2
- 一般 : 2
- 飛島ふ頭方面(左折専用)
- レーン数 : 2[13]
- ETC専用 : 1
- 一般 : 1
隣
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 近畿自動車道名古屋神戸線の起点は名港中央IC。
出典
[編集]- ^ a b “ETC利用可能エリアと料金所番号(中部・北陸)”. NEXCO東日本. 2016年9月15日閲覧。
- ^ イカロス出版 2011, pp. 30–31.
- ^ a b 伊勢湾岸道路編集委員会 1998, p. 7.
- ^ 池田博之・水口和之・藤田真実 1999, p. 5.
- ^ “1ヵ所で最大13個・・・運転ご用心 伊勢湾岸「標識」道路? 高速と接続し「規制」強化”. 朝日新聞(中部). (1998-3-4日刊)
- ^ a b c “飛島ICの渋滞緩和へ 伊勢湾岸自動車道 工事が完成”. 中日新聞朝刊: p. 18. (2009年10月29日)
- ^ “名港西大橋 夜景見物の困った名所(えんぴつ最前線) ”. 朝日新聞(名古屋)朝刊: p. 25. (1992年7月9日)
- ^ a b “名港トリトン 夢のかけ橋を行く、伊勢湾岸道、あす開通”. 中日新聞 朝刊: p. 16. (1998年3月29日)
- ^ 名古屋港編集部 2008, p. 27.
- ^ “輸入博 舞台は出来た 名港西大橋待望の開通 世界最長の斜張橋”. 中日新聞夕刊: p. 1. (1985年3月20日)
- ^ 日本道路公団 2000, p. 102.
- ^ 『みち』日本道路公団、平成14年4月(季刊)、40頁(愛知県図書館蔵)
- ^ a b c d e f “料金所ナビまっぷ 伊勢湾岸道” (PDF). NEXCO中日本. 2016年9月15日閲覧。
参考文献
[編集]- イカロス出版『東名高速をゆく』〈イカロスMOOK〉2011年8月29日。ISBN 978-4-86320-484-3。
- 名古屋港編集部『Port of Nagoya 名古屋港利用促進協議会設立25周年 名古屋港開港100周年』名古屋港利用促進協議会、2008年3月31日。
- 『伊勢湾岸道路工事誌』・『伊勢湾岸道路写真集』は三重県立図書館で閲覧可(閉架)(非売品)
- 伊勢湾岸道路編集委員会『伊勢湾岸道路工事誌』日本道路公団名古屋建設局 伊勢湾岸道路工事事務所、1998年3月。
- 伊勢湾岸道路編集委員会(写真集)『伊勢湾岸道路写真集』日本道路公団名古屋建設局 伊勢湾岸道路工事事務所、1998年3月。
- 日本道路公団「国内ニュース〈伊勢湾岸自動車道(飛島~湾岸弥富)の開通について〉 伊勢湾岸自動車道が西進します!」『高速道路と自動車』第43巻第3号、公益財団法人高速道路調査会、2000年3月、102頁。
- 池田博之・水口和之・藤田真実「特集 21世紀の槌音 第二東名新 第二東名・名神高速道路の橋梁概要」『橋梁&都市PROJECT』第35巻第7号、橋梁編纂委員会、1999年7月、4-13頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、飛島インターチェンジに関するカテゴリがあります。