金井ヶ丘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 関東地方 > 東京都 > 町田市 > 金井ヶ丘
金井ヶ丘
金井八幡神社(金井ヶ丘2丁目)
金井八幡神社(金井ヶ丘2丁目)
金井ヶ丘の位置(多摩地域内)
金井ヶ丘
金井ヶ丘
金井ヶ丘の位置
北緯35度34分38.66秒 東経139度28分20.03秒 / 北緯35.5774056度 東経139.4722306度 / 35.5774056; 139.4722306
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 町田市
地域 鶴川地域
設置 2020年令和2年)7月25日
面積
 • 合計 0.882 km2
人口
2020年(令和2年)8月1日現在)[2]
 • 合計 6,977人
 • 密度 7,900人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
195-0076[3]
市外局番

042 (相模原MA)[4]

044 (川崎MA)[5][注 1]
ナンバープレート 多摩

金井ヶ丘(かないがおか)は、東京都町田市町名。現行行政地名は金井ヶ丘一丁目から五丁目(住居表示区域)。郵便番号は195-0076[3]

地理[編集]

町田市の中東部に位置する。北は金井大蔵町、東は神奈川県川崎市麻生区岡上、南は玉川学園、西は藤の台本町田、金井と接している。町域の東端、麻生区との境あたりを小田急小田原線が通っている。逆くの字型の細長い町域で、場所によって町田市内の小田急小田原線の駅(町田駅玉川学園前駅鶴川駅)いずれもが最寄り駅になり得る。五丁目は全域が和光大学の敷地となっているが[6]、同大学は川崎市に隣接している関係で、一〜四丁目とは市外局番が異なる[5]

河川[編集]

  • 鶴見川
    • 金井川 - 鶴見川の支流。金井ヶ丘4丁目内を流れる。
    • 木倉川 - 鶴見川の支流。金井ヶ丘2、3、4丁目内を流れる。

小字[編集]

金井ヶ丘地内では現在でも旧来の字名が通称として残っているが、住所表記として正式に使用されているものは存在しない。住居表示実施に伴う分立前は「字〇〇号」という番号が用いられていた。

川井田 (かわいだ)
四丁目北部、川井田橋(鶴見川)付近。
栗ヶ谷戸 (くりがやと)
四丁目南部および三丁目北部、栗谷停留所付近。
笹子 (ささご)
三丁目南部および二丁目北東部、笹子停留所付近。
木倉 (きくら)
二丁目西部および中部、木倉停留所および金井八幡神社付近で、旧来の木倉村地域。

地価[編集]

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、金井町字二十三号2612番92(現・金井ヶ丘一丁目28番20号[7])の地点で15万6000円/m2となっている。[8]

歴史[編集]

金井町藤の台団地の地番区域において住居表示実施に伴い、鶴川街道の南側から東側にかけて分立[6]

地名の由来[編集]

住居表示の実施に際し、町田市住所整理基本方針では8丁目までを限度としており、金井の町名は既に「金井八丁目」まであることから、新町名を公募することになった[9]。1ヶ月間の公募の結果、152件77案の応募が集まり、得票数の多い12案(金井ヶ丘、金井町、金井南、金井本町、学園金井、本金井、金井坂、金井八幡、金井東、金井中央、玉川金井、元金井)の中から金井ヶ丘に決定した[10]

沿革[編集]

  • 2020年令和2年)7月25日 - 金井町、大蔵町、玉川学園、本町田の一部で住居表示を実施、金井ヶ丘一〜五丁目および藤の台一〜三丁目を新設。

世帯数と人口[編集]

2020年(令和2年)8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
金井ヶ丘一丁目 584世帯 1,294人
金井ヶ丘二丁目 799世帯 1,802人
金井ヶ丘三丁目 626世帯 1,507人
金井ヶ丘四丁目 1,004世帯 2,374人
金井ヶ丘五丁目 0世帯 0人
3,013世帯 6,977人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]

丁目 番・番地等 小学校 中学校
金井ヶ丘一丁目 全域 町田市立金井小学校 町田市立金井中学校
金井ヶ丘二丁目 全域
金井ヶ丘三丁目 全域
金井ヶ丘四丁目 1~3番、14番3号、37~45番、46番4~5号
4~13番、14番7号、14番44~60号、15~36番、47~53番 町田市立大蔵小学校
金井ヶ丘五丁目 全域 町田市立金井小学校

交通[編集]

鉄道[編集]

小田急小田原線 玉川学園前駅もしくは鶴川駅が最寄駅である。

路線バス[編集]

道路[編集]

施設[編集]

和光大学。後方校舎が金井ヶ丘で、手前は川崎市。
教育
商業
警察
公園
  • ゆうき山公園
寺院神社
  • 金井八幡神社 - 町田市指定無形民俗文化財の一つである「金井獅子舞」が例大祭で毎年披露される[12]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 和光大学構内のみ

出典[編集]

  1. ^ 土地・気象 【町田市統計書 第55号2021(令和3)年度発行】”. 町田市 (2022年1月17日). 2022年9月27日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口表”. 町田市 (2020年8月1日). 2020年8月20日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2020年7月10日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2020年7月10日閲覧。
  5. ^ a b お問い合わせ先一覧和光大学
  6. ^ a b 2020年7月25日に金井町・藤の台団地地区の住所が変わります町田市
  7. ^ 住所新旧対照表町田市
  8. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  9. ^ 金井町地区に新設する町名を公募します”. 町田市 (2018年5月9日). 2021年6月25日閲覧。
  10. ^ 2018年度第1回町田市住居表示整備審議会 議事録”. 町田市 (2019年2月25日). 2021年6月25日閲覧。
  11. ^ 市立小・中学校の通学区域”. まちだ子育てサイト(町田市) (2020年7月25日). 2020年7月25日閲覧。
  12. ^ 町田の獅子舞とお囃子

外部リンク[編集]