コンテンツにスキップ

近藤耀司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こんどう ようじ
近藤 耀司
プロフィール
別名 こんどうようぢ、こんどうようじ(いずれも旧芸名)
生年月日 1992年12月25日
現年齢 31歳
出身地 日本の旗 日本 大阪府
血液型 不明[1]
公称サイズ([1]時点)
身長 / 体重 169 cm / kg
靴のサイズ 26.5[2] cm
単位系換算
身長 / 体重 5 7 / lb
活動
ジャンル ファッション
備考 読者モデル出身
他の活動 タレント歌手デザイナー
その他の記録
渋谷ストリート・ベストドレッサー賞(2015年)
モデル: テンプレート - カテゴリ

近藤 耀司(こんどう ようじ、1992年平成4年〉12月25日 - )は、日本の男性モデルタレント歌手。ダンス&ボーカルグループ Darli'a(ダリア)のメンバー。大阪府出身[1]。身長169cm[1]。旧芸名はこんどうようぢ、こんどうようじ(2023年4月から芸名を本名としている)。

略歴

[編集]

読者モデル出身の俳優千葉雄大に憧れ、自身も読者モデルをやってみたいと考えていた[3]。また、アイドルに対する憧れもあった[4]。高校時代より自身のブログにてファッションコーディネートの投稿を始め[3][5]、ブログは1日あたり約60万アクセスを記録するようになった[6]。初めは本名の「こんどうよう」と名乗っていたが、「覚えやすいというか、印象を与える」「検索で自分のことが出てきやすい」といった理由から、ブログを新しくする機会に「よう」と改めた[7]。こんどうようぢのファンを、“yohdi”から取り「YD(ワイディー)」と呼ぶ[要出典]

2011年に上京し[4]、イベント出演やWEGOモデルなどで活動[5]。読者モデルで構成されたユニット「読モBOYS&GIRLS」の一員になり、2012年2月にはブログがアメーバオフィシャルブログになった[8]。2013年頃にはモデルやショップスタッフとしての仕事をしていない「ニート」と自称していた時期があったが[9][注 1]SNSでファッションの発信を続け、モデル・タレントとしての活動を本格化させた[4]藤田富大倉士門らとともに「原宿系」の人気男性読者モデルとなった[10][11]。また、同じく読者モデルのryuchellとまんゆうたろうらとともに、中性的な雰囲気を醸し出す「ジェンダーレス男子」としても注目される[3][5][12]

2015年6月、レギュラー出演番組『musicる TV』の企画で、ヒャダイン綾小路翔氣志團)の制作楽曲「30th CENTURY BOY」でインディーズ・レーベルから歌手デビュー[13]。同年8月、シングル「ぐるぐるんセカイ」でavex traxからメジャー・デビュー。同作は篠原ともえが衣装プロデュースを担当した[14]。9月、WEGOよりジェンダーレスファッションブランド「DING」を立ち上げる[15]。ブランドのコンセプトは「大人になりきれないこども」[16]。同年11月、第4回渋谷ストリート・ベストドレッサー賞を受賞した[17][18]

2016年3月、藤田富・大倉士門とともに「読モBOYS&GIRLS」を卒業[19]。2017年3月、既発のシングル4作の他、M!LKとのコラボレーション楽曲やピチカート・ファイヴ東京は夜の七時」のカバーなどを含むファースト・アルバム『402』をリリースした[20][21]

ディスコグラフィ

[編集]

順位はオリコン週間の最高順位[22]

シングル

[編集]
  1. 30th CENTURY BOY(2015年6月24日、30位)
  2. ぐるぐるんセカイ(2015年8月12日、46位)
  3. ぱんっ!!!!!(2016年1月13日、22位)
  4. だンオイラ(2016年9月28日、103位)

アルバム

[編集]
  1. 402(2017年3月22日、88位)

出演

[編集]

映画

[編集]

テレビドラマ

[編集]

その他のテレビ番組

[編集]

舞台

[編集]

配信ドラマ

[編集]

ウェブテレビ

[編集]
  • さぁ、恋をきがえましょう(2017年9月2日 - 10月7日、AbemaTV[36]

書籍

[編集]

雑誌

[編集]

関連書籍

[編集]
  • 立ち止まったとき、ボクらの心をささえる言葉77『雨のち晴れでまた明日』(2014年、KADOKAWA
  • ジェンダーレス男子『ジェンダーレス男子。』(2015年、双葉社[12] ISBN 978-4575309768

受賞歴

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 2013年10月発行のスタイルブック『ようぢWORLD』において、自身の肩書きを「ニート」としている。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d こんどうようぢ”. LEXINGTON. 2016年2月6日閲覧。
  2. ^ こんどうようぢ@yohdiworld”. Twitter (2013年10月10日). 2016年2月6日閲覧。
  3. ^ a b c 「ジェンダーレス男子」と呼ばれる、原宿で人気の“こんどうようぢ”って!?”. avex portal (2016年1月13日). 2016年2月6日閲覧。
  4. ^ a b c “ジェンダーレス系男子”として、注目を集めるこんどうようぢがCDデビュー!”. M-ON! PRESS (2015年6月24日). 2016年2月6日閲覧。
  5. ^ a b c ジェンダーレス男子、こんどうようぢって知ってる?―「読モ」の境界線”. 日経トレンディネット (2015年8月25日). 2016年2月6日閲覧。
  6. ^ PLOFILE”. こんどうようぢオフィシャルサイト. 2016年2月6日閲覧。
  7. ^ Q&A【名前の理由】”. こんどうようぢオフィシャルブログ (2012年12月2日). 2016年2月6日閲覧。
  8. ^ ブログオフィシャル化!”. こんどうようぢオフィシャルブログ (2012年2月8日). 2017年8月9日閲覧。
  9. ^ 超重大発表!『ようぢWORLD』発売決定!”. こんどうようぢオフィシャルブログ (2013年9月19日). 2016年2月6日閲覧。
  10. ^ ようぢ&富&士門が豪華3ショットランウェイ 仲良し“ほっぺにチュー”で2500人歓声”. モデルプレス (2015年8月11日). 2016年2月6日閲覧。
  11. ^ スマホ普及が生んだSNS世代のカリスマ”. ORICON NEWS (2015年10月3日). 2016年2月6日閲覧。
  12. ^ a b こんどうようぢ、とまんら人気モデルが語る「ジェンダーレス男子」という新しい生き方とは?”. ダ・ヴィンチニュース (2016年1月23日). 2016年2月6日閲覧。
  13. ^ 人気読モこんどうようぢ、ヒャダイン&綾小路翔の協力でCDデビュー”. 音楽ナタリー (2015年4月28日). 2016年2月6日閲覧。
  14. ^ こんどうようぢメジャーデビュー曲、篠原ともえが衣装プロデュース”. 音楽ナタリー (2015年7月21日). 2016年2月6日閲覧。
  15. ^ こんどうようぢがデザイナーに! 男女兼用ファッションブランド「DING」展開”. マイナビニュース (2015年9月1日). 2016年2月6日閲覧。
  16. ^ こんどうようぢくんにインタビュー!自身のブランドDINGと最近発売された香水について聞いてきたよ♪”. #let medate=2015-09-25. 2016年2月6日閲覧。
  17. ^ a b “こんどうようぢ:ハチ公前に登場しファン歓喜 「可愛い!」の歓声も”. 毎日新聞. (2015年11月22日). オリジナルの2016年3月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160302202730/http://mainichi.jp/articles/20151122/dyo/00m/100/000000c 2018年4月22日閲覧。 
  18. ^ a b 宮城舞&こんどうようぢ、“渋谷”と“原宿”の象徴に”. モデルプレス (2015年11月22日). 2016年4月22日閲覧。
  19. ^ 卒業。”. こんどうようぢ 公式ブログ (2016年3月30日). 2017年8月9日閲覧。
  20. ^ こんどうようぢ、M!LKとのコラボレーションについて語る”. BARKS (2017年2月17日). 2017年8月9日閲覧。
  21. ^ こんどうようぢ、“最強にナルシスト”な「東京は夜の七時」カバーMV公開”. M-ON! MUSIC (2017年2月25日). 2017年8月9日閲覧。
  22. ^ こんどうようぢの売上ランキング”. oricon ME. 2017年8月9日閲覧。
  23. ^ こんどうようぢ - 原宿ドラゴン”. TOKYO MX. 2016年2月6日閲覧。
  24. ^ CAST”. 絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男. 2021年5月9日閲覧。
  25. ^ こんどうようぢ&れぴぽちゃ、テレ朝系『musicるTV』参戦”. ORICON NEWS (2014年4月29日). 2016年2月6日閲覧。
  26. ^ こんどうようぢが初舞台『青春歌闘劇(バトリズムステージ)WAVE』に出演中! | costar”. costar / コースター|好きを育むファンコミュニティ (2019年1月30日). 2019年10月16日閲覧。
  27. ^ co.,ltd, NANO association. “鳳暁生登場!『少女革命ウテナ』黒薔薇編に徳山秀典、こんどうようぢ、吉岡佑ら”. エンタステージ. 2019年10月16日閲覧。
  28. ^ 松村優・丸山敦史ら共演、青春と今が交差する”最高にどーでもいい”ボーイズコメディが上演中!舞台『男子はつらくないよ??』豪華22名男性キャストのゲネプロ舞台写真UP | スマートボーイズ”. sumabo.jp. 2019年10月16日閲覧。
  29. ^ “舞台「THE★JINRO」山本裕典率いる“カラフル☆フラッシュ”ビジュアル公開!”. TV LIFE web. (2020年6月27日). https://www.tvlife.jp/entame/300305 2020年7月10日閲覧。 
  30. ^ ふつう(仮) | ToyLateLie”. ToyLateLie公式サイト. 2021年12月8日閲覧。
  31. ^ “俺様・サディスト・色男…8人の王子に惑わされる舞台「イケメン王子」上演中”. ステージナタリー. (2020年12月25日). https://natalie.mu/stage/news/410443 2021年12月8日閲覧。 
  32. ^ 舞台「One Night Butterfly」 - Shimapro”. Shimapro公式サイト. 2021年12月8日閲覧。
  33. ^ “西田シャトナー「ホントに?」を男性の四人芝居にリメイク、出演に菊地創・栗山航ら”. ステージナタリー. (2021年9月7日). https://natalie.mu/stage/news/444154 2021年12月8日閲覧。 
  34. ^ “婚活ラブコメ「キューピット・パラサイト」キービジュアル解禁、千秋楽のライブ配信も”. ステージナタリー. (2021年10月15日). https://natalie.mu/stage/news/449519 2021年12月8日閲覧。 
  35. ^ 『走れ!サユリちゃん』撮影現場に潜入!! 不思議なヒロインと和やかな撮影のウラ側に迫る!”. ORICON NEWS (2015年11月27日). 2016年2月6日閲覧。
  36. ^ “近藤千尋がこんどうようぢら男女8人の恋を応援『さぁ、恋をきがえましょう』AbemaTVで9・2スタート”. TVLIFE web (学研プラス). (2017年8月21日). https://www.tvlife.jp/entame/135464 2018年7月22日閲覧。 
  37. ^ メンズモデル - CHOKi CHOKi GiRLS”. 内外出版社. 2016年2月6日閲覧。[リンク切れ]


外部リンク

[編集]