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豊肥本線高速鉄道保有

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九州旅客鉄道 > 豊肥本線高速鉄道保有
豊肥本線高速鉄道保有株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
860-0047
熊本県熊本市西区春日3丁目15番1号
北緯32度47分21.7秒 東経130度41分20.7秒 / 北緯32.789361度 東経130.689083度 / 32.789361; 130.689083座標: 北緯32度47分21.7秒 東経130度41分20.7秒 / 北緯32.789361度 東経130.689083度 / 32.789361; 130.689083
設立 1997年11月21日[1]
業種 陸運業
法人番号 5330001004219 ウィキデータを編集
事業内容 豊肥本線における鉄道施設の改良工事及び施設の貸付 他
代表者 代表取締役社長 三浦基路
資本金 21億3600万円[2]
発行済株式総数 4万2720株[2]
売上高
  • 1億0600万円
(2024年3月期)[3]
営業利益
  • 3700万円
(2024年3月期)[3]
経常利益
  • 4100万円
(2024年3月期)[3]
純利益
  • 2700万円
(2024年3月期)[3]
純資産
  • 14億3000万円
(2024年3月31日現在)[3]
総資産
  • 14億4500万円
(2024年3月31日現在)[3]
決算期 3月31日
主要株主
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当社が保有していた815系・N008編成

豊肥本線高速鉄道保有株式会社(ほうひほんせんこうそくてつどうほゆう)は、熊本県熊本市西区に本社を置く第三セクター企業(株式会社)である。

九州旅客鉄道(JR九州)と、豊肥本線熊本 - 肥後大津間の沿線自治体との共同出資により設立された[1]

設立の目的

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熊本都市圏は、都市機能の中心部への一極集中や、自動車の増加により、交通混雑や公共交通機関の走行環境が悪化しつつあった。この改善策として、豊肥本線の輸送力強化が必要とされた。

この改善策として、豊肥本線の電化及び行き違い設備の設置を行うことになり、その推進母体として、JR九州と沿線自治体(熊本県、熊本市、菊池郡菊陽町及び菊池郡大津町)により設立されたのが当社である。

事業内容

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JR九州と、以下の業務契約を締結している。

  1. 鉄道施設の改良工事及び施設の貸付(ただし、第三種鉄道事業者ではない)
  2. 鉄道車両の貸付(815系電車のN007 - N010編成は当初、当社の所有であり、車籍銘板も当社のものであった)
  3. 上記に付帯関連する一切の事業

なお、貸付していた815系電車4編成8両については、2015年度にJR九州へ売却された[4]

脚注

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  1. ^ a b “JR豊肥線電化工事 11月21日に第三セクター設立” 熊本日日新聞 (熊本日日新聞社): p3. (1997年10月24日 朝刊)
  2. ^ a b c 豊肥本線高速鉄道保有株式会社の経営状況を説明する書類 令和5年9月” (PDF). 熊本県. 2024年7月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 豊肥本線高速鉄道保有株式会社 第27期決算公告
  4. ^ JR九州 ファクトシート2018”. 2018年10月17日閲覧。