「メンフィス・ベル (1990年の映画)」の版間の差分
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しかし、基地への帰途、ダニーが敵機の銃弾を受け、重傷を負う。[[パラシュート|落下傘]]を着けて落とし、[[ドイツ]]の[[民間人]]に救助してもらうことを主張する爆撃手のヴァルに対して、みんなは一緒に帰還することを選ぶ。エンジン損傷など、様々な困難を乗り越えたメンフィス・ベルが基地に姿を現すが、片輪しか出ていない…。 |
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== 登場人物 == |
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: 演 - [[マシュー・モディーン]] |
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: 操縦士。搭乗員のリーダー。飛行機の名前はガールフレンドの名にちなんだもの。真面目な性格。 |
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: 副操縦士。陽気な性格。プールの監視員の仕事をしたことがある。 |
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: 演 - [[D・B・スウィーニー]] |
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: 航法士。情緒不安定。生意気で協調性があまりない。 |
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: 爆撃手。元医大生。 |
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: 演 - [[エリック・ストルツ]] |
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: 無線士。アイルランド系。成績優秀、卒業生総代だった。 |
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: 演 - [[ショーン・アスティン]] |
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: 旋回銃座。ラスカルはあだ名であり名前はリチャード。19歳。身長162cm。体重54kg。女性にモテる(ただし自称)。 |
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: 演 - [[ハリー・コニック・ジュニア]] |
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: 後尾銃座。農家の息子。父親が博打で破産した。 |
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; バージ |
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: 演 - [[リード・ダイアモンド]] |
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: 機関士兼上部銃座。あだ名はバーグ。6人兄弟の末っ子。入隊前はファミリーレストランの従業員。 |
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; ユージーン |
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: 演 - [[コートニー・ゲインズ]] |
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: 側面銃座。宗教的な若者。グリープランド出身。19歳。神経質でいつも病気や怪我をしている。なぜ、メンバーに入れたのか謎に思われている。 |
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; ジャック |
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: 演 - [[ニール・ジントリ]] |
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: 側面銃座。シカゴ出身。乱暴者。少年時代は少年院を渡り歩いた。 |
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; クレイグ・ハリマン |
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: 演 - [[デヴィッド・ストラザーン]] |
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: 大佐。中間管理職のような立場の悪さに辟易している。 |
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; ブルース・デリンジャー |
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: 演 - [[ジョン・リスゴー]] |
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: 大佐。悪い人間ではないが少々、皮肉屋。 |
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== スタッフ == |
== スタッフ == |
2021年11月27日 (土) 09:15時点における版
メンフィス・ベル | |
---|---|
Memphis Belle | |
監督 | マイケル・ケイトン=ジョーンズ |
脚本 | モンテ・メリック |
製作 |
デヴィッド・パットナム キャサリン・ワイラー |
出演者 |
マシュー・モディーン エリック・ストルツ テイト・ドノヴァン D・B・スウィーニー ビリー・ゼイン ショーン・アスティン ハリー・コニック・ジュニア |
音楽 | ジョージ・フェントン |
撮影 | デヴィッド・ワトキン |
編集 | ジム・クラーク |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1990年10月12日 1991年2月8日 |
上映時間 | 107分 |
製作国 |
イギリス アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $27,441,977[1] |
『メンフィス・ベル』(原題:Memphis Belle)は、1990年制作のイギリス映画。マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督。
第二次世界大戦中、イギリスに駐留しドイツに対する昼間爆撃を任務としていたアメリカ第8空軍所属の爆撃機B-17F、愛称"メンフィス・ベル"の若き乗組員たちを描いた作品。
あらすじ
1943年、イギリスのアメリカ軍基地。メンフィス・ベルはB-17の中で24回出撃して唯一無傷だった。25回目の飛行が終われば、みな英雄として故郷に帰れる。
出撃前、アイルランド出身の無線士ダニーがウィリアム・バトラー・イェイツの詩を朗読する[2]。
広報大佐は、クルー10人を戦意高揚に使おうと画策する。そんな中、メンフィス・ベル号らのクルー達に25回目の出撃命令が下る。目的はブレーメンの飛行機工場の爆撃だ。容赦ない攻撃で友軍機が次々と墜ちていく中、上空に達したが煙幕で目標が見えない。悩んだ末、操縦士のデニスは煙幕が晴れるまで危険な白昼の旋回を続けることを決意。ドイツ空軍の戦闘機による激しい攻撃の中、ようやく煙幕が晴れ、任務は完了した。
しかし、基地への帰途、ダニーが敵機の銃弾を受け、重傷を負う。落下傘を着けて落とし、ドイツの民間人に救助してもらうことを主張する爆撃手のヴァルに対して、みんなは一緒に帰還することを選ぶ。エンジン損傷など、様々な困難を乗り越えたメンフィス・ベルが基地に姿を現すが、片輪しか出ていない…。
登場人物
- デニス
- 演 - マシュー・モディーン
- 操縦士。搭乗員のリーダー。飛行機の名前はガールフレンドの名にちなんだもの。真面目な性格。
- ルーク
- 演 - テイト・ドノヴァン
- 副操縦士。陽気な性格。プールの監視員の仕事をしたことがある。
- フィル
- 演 - D・B・スウィーニー
- 航法士。情緒不安定。生意気で協調性があまりない。
- ヴァル
- 演 - ビリー・ゼイン
- 爆撃手。元医大生。
- ダニー
- 演 - エリック・ストルツ
- 無線士。アイルランド系。成績優秀、卒業生総代だった。
- ラスカル
- 演 - ショーン・アスティン
- 旋回銃座。ラスカルはあだ名であり名前はリチャード。19歳。身長162cm。体重54kg。女性にモテる(ただし自称)。
- クレイ
- 演 - ハリー・コニック・ジュニア
- 後尾銃座。農家の息子。父親が博打で破産した。
- バージ
- 演 - リード・ダイアモンド
- 機関士兼上部銃座。あだ名はバーグ。6人兄弟の末っ子。入隊前はファミリーレストランの従業員。
- ユージーン
- 演 - コートニー・ゲインズ
- 側面銃座。宗教的な若者。グリープランド出身。19歳。神経質でいつも病気や怪我をしている。なぜ、メンバーに入れたのか謎に思われている。
- ジャック
- 演 - ニール・ジントリ
- 側面銃座。シカゴ出身。乱暴者。少年時代は少年院を渡り歩いた。
- クレイグ・ハリマン
- 演 - デヴィッド・ストラザーン
- 大佐。中間管理職のような立場の悪さに辟易している。
- ブルース・デリンジャー
- 演 - ジョン・リスゴー
- 大佐。悪い人間ではないが少々、皮肉屋。
スタッフ
- 監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
- 制作:デヴィッド・パットナム、キャサリン・ワイラー
- 脚本:モンテ・メリック
- 撮影:デヴィッド・ワトキン
- 音楽:ジョージ・フェントン
- 編集:ジム・クラーク
※プロデューサーのキャサリン・ワイラーは、同じくメンフィス・ベルをテーマとした1944年のドキュメンタリー映画の監督ウィリアム・ワイラーの娘である。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
---|---|---|---|---|
VHS版 | WOWOW版 | |||
操縦士・デニス大尉 | マシュー・モディーン | 山寺宏一 | 大塚芳忠 | |
副操縦士・ルーク中尉 | テイト・ドノヴァン | 堀内賢雄 | 喜多川拓郎 | |
航法士・フィル中尉 | D・B・スウィーニー | 竹村拓 | 古田信幸 | |
爆撃手・ヴァル中尉 | ビリー・ゼイン | 堀之紀 | 荒川太朗 | |
無線士・ダニー二等軍曹 | エリック・ストルツ | 関俊彦 | 堀内賢雄 | |
旋回銃座・ラスカル二等軍曹 | ショーン・アスティン | 古谷徹 | 中原茂 | |
後尾銃座・クレイ二等軍曹 | ハリー・コニック・ジュニア | 藤原啓治 | 二又一成 | |
機関士兼上部銃座・バージ二等軍曹 | リード・ダイアモンド | 水島裕允 | ||
側面銃座・ユージーン二等軍曹 | コートニー・ゲインズ | 柴本浩行 | ||
側面銃座・ジャック三等軍曹 | ニール・ジントリ | 長島雄一 | ||
クレイグ・ハリマン大佐 | デヴィッド・ストラザーン | 小川真司 | ||
ブルース・デリンジャー大佐 | ジョン・リスゴー | 富田耕生 | 秋元羊介 |
飛行機について
本映画でメンフィス・ベルとして使用されたB-17は、イギリスのダックスフォード帝国戦争博物館に展示されているB-17G「サリーB」であった。
そのため、本来のB-17F型(上記写真参考)には装備されない機首下部の機銃座を取り外して撮影している。撮影にはほかに2機のB-17Gが使用された。
その他
- 石田達郎は、1971年の映画『小さな恋のメロディ』の大ファンだったことから、同作のプロデューサーであるデヴィッド・パットナムと親交を持っていた。1990年7月19日に石田が亡くなった際、パットナムは最後に「亡き石田達郎氏に捧ぐ」とクレジットした[3]。
脚注
- ^ “Memphis Belle (1990)” (英語). Box Office Mojo. 2010年10月22日閲覧。
- ^ 「アイルランドの飛行士、死を予見する」(An Irish Airman Foresees His Death)。
- ^ 品田雄吉『シネマの記憶から 名優・名監督と映画評論家の五十年』角川SSコミュニケーションズ、2008年、pp.161-162。
外部リンク
- メンフィス・ベル - allcinema
- メンフィス・ベル - KINENOTE
- Memphis Belle - オールムービー(英語)
- Memphis Belle - IMDb(英語)