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|事業内容 = 子供衣料<br />育児・服飾雑貨<br />ベビー・マタニティー衣料
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|資本金 = 25億23百万円<br />(2020年2月20日現在)
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|発行済株式総数 = 6,958万8,856株<br />(2015年2月20日現在)

2021年4月6日 (火) 15:06時点における版

株式会社 西松屋チェーン[1]
Nishimatsuya Chain Co., Ltd.
本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7545
1999年11月29日上場
大証1部(廃止) 7545
1999年11月29日 - 2013年7月12日
略称 西松屋
本社所在地 日本の旗 日本
671-0218[1]
兵庫県姫路市飾東町庄266番地の1[1]
設立 1956年昭和31年)10月3日[1]
業種 小売業
法人番号 6140001060486 ウィキデータを編集
事業内容 子供衣料
育児・服飾雑貨
ベビー・マタニティー衣料
代表者 大村禎史(代表取締役会長CEO)
大村浩一(代表取締役社長COO)[2]
資本金 25億23百万円
(2020年2月20日現在)
発行済株式総数 6,958万8,856株
(2015年2月20日現在)
売上高 1,429億5,400万円
(2020年2月期)
純資産 607億5,800万円
(2020年2月20日現在)
総資産 1,044億2,800万円
(2020年2月20日現在)
従業員数 696人(2020年2月20日現在)
決算期 2月20日
主要株主 いちごトラスト 14.76%
友好エステート(株) 13.84%
大村禎史 6.94%
(2015年2月20日現在)
主要子会社 なし
関係する人物 茂理満(創業者、現名誉会長の母)
茂理佳弘(創業者・名誉会長)
外部リンク www.24028.jp
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西松屋(にしまつや)は、株式会社 西松屋チェーン: Nishimatsuya Chain Co., Ltd.)が運営する乳幼児用品、小児用雑貨専門店である。東京証券取引所1部上場企業。

概要

姫路の呉服店『着物の西松屋』(1950年昭和25年)設立)が、1956年(昭和31年)10月に別部門として、お宮詣り衣装や出産準備品を販売する赤ちゃんの西松屋株式会社を設立。1959年(昭和34年)に株式会社西松屋ストアーに商号変更[1]

1965年(昭和40年)から子供向け衣料品の販売を開始した。 1979年(昭和54年)8月に株式会社西松屋チエーンに商号変更し、1997年(平成9年)5月に現社名に変更している[1]

1980年代までは地元兵庫県大阪府のみで店舗展開するローカルなチェーン店だったが、1990年代に入ってから現在のように急成長を遂げ、1996年2月期より23期連続の増収を果たしている。

1997年(平成9年)7月に株式を店頭公開した。 1999年(平成11年)11月に東証・大証の第2部に上場、2001年(平成13年)2月には東証・大証の第1部に指定替えとなっている[1]

2004年(平成16年)の沖縄県進出で全国47都道府県へ出店しており、2018年(平成30年)10月現在、店舗数は986店舗である。年末年始も年中無休で、午前10時~午後8時まで営業している(一部店舗を除く)。

同じ関西に本拠を置く奈良ニシカワファミリアと並ぶベビー・マタニティ用品の販売小売店の一つ。

創業当時主体だった呉服店は、現在でも姫路をはじめ、神戸、明石、加古川、高砂、津山に店舗を持ち営業を続けている(詳しい詳細は着物の西松屋を参照)。

2015年6月に、消費税増税後も店舗賃料の増税分を支払わなかったとして、中小企業庁から措置請求を受けていた公正取引委員会が、同社に対し消費税転嫁法違反に当たるとして再発防止策を勧告[3][4]

店舗展開

北海道地方

  • 北海道44店舗

東北地方

  • 青森県15店舗
  • 秋田県11店舗
  • 岩手県12店舗
  • 宮城県24店舗
  • 山形県11店舗
  • 福島県16店舗

関東地方

  • 茨城県27店舗
  • 栃木県17店舗
  • 群馬県19店舗
  • 埼玉県53店舗
  • 千葉県44店舗
  • 東京都58店舗
  • 神奈川県47店舗
  • 山梨県7店舗

北陸地方

  • 新潟県20店舗
  • 富山県10店舗
  • 石川県9店舗
  • 福井県8店舗

中部地方

  • 長野県17店舗
  • 岐阜県16店舗
  • 静岡県31店舗
  • 愛知県48店舗
  • 三重県13店舗

近畿地方

  • 滋賀県15店舗
  • 京都府16店舗
  • 奈良県12店舗
  • 大阪府59店舗
  • 兵庫県49店舗
  • 和歌山県10店舗

中国地方

  • 岡山県19店舗
  • 鳥取県7店舗
  • 島根県6店舗
  • 広島県25店舗
  • 山口県16店舗

四国地方

  • 香川県10店舗
  • 徳島県9店舗
  • 高知県6店舗
  • 愛媛県11店舗

九州地方

  • 福岡県45店舗
  • 佐賀県9店舗
  • 長崎県10店舗
  • 大分県16店舗
  • 熊本県16店舗
  • 宮崎県11店舗
  • 鹿児島県16店舗
  • 沖縄県12店舗

詳しくは、店舗のご案内を参照

商品

新生児から150cmまでの衣類(一部160cmも取り扱い有)や、育児用品を多数揃えており、ELFIN DOLL(エルフィンドール)、SMART ENGEL(スマートエンジェル)というオリジナルブランドがある。

その中にも衣類で、ELFIN DOLL BASIC(ベーシック)、ELFIN DOLL KIDS(キッズ)、eLeVe des GeNS(エルベデジャン)、MACOMOR(マコメール)、などという名前のブランドを作っている。

価格も、半袖のTシャツが1枚378円からと低価格で、ミキハウスなど高級ブランドと価格に大きな差があるため、普段着や、幼稚園などの汚れやすい場など用に大量に購入し使い分ける人が多い。 夏物や冬物など季節の終わった衣類などは売り尽くしのためさらに値下げされて店頭に並ぶ。

オリジナルの、おしりふきや肌着洗剤、哺乳瓶洗剤、哺乳瓶離乳食器、ベビーバス、衛生雑貨、ベビーカーベビーベッド、歩行器、ハイチェアー、おまるおもちゃ飲料など多数の商品を開発し、低価格で販売している。

自社オリジナル製品だけでなくベビー用品ではアップリカコンビなど、ベビーフードや衛生用品ではピジョン和光堂といった大手メーカーの商品も多数揃っている。

ネットショップも出しており、店舗へ出向かなくても、ネットで商品を購入することができる。

「ミミちゃんパーク」(ミミちゃんは同社のマスコットキャラクターのの名前)という携帯サイトもあり新聞の折込チラシをいち早く知らせたり、チラシには載っていないセール商品を掲載している。メルマガを購読するとその情報がメールで送信(不定期)されてくる。

また、育児雑誌ひよこクラブと提携して月に1度のペースでひよこクラブにお買い得品を紹介した冊子を入れ、値下げを行っている。

会計の際クレジットカードは使えるが、各社のギフトカード商品券)は使えない。

ガラガラ経営

「ガラガラ経営」とは、無理な繁盛店舗を目指さない、というモットーを指す。店舗立地は、幹線道路沿いを避け、店内はマネキンやワゴンを置かず、広い通路でセルフサービスである。1店舗に従業員は2人程度の配置で、接客もほとんど行わない。客が高いところに陳列してある商品を取るために白い取り棒が置かれている。1店舗が常時混雑し始めると近隣に新規出店し、ガラガラ店舗を貫いている[5]

参考

社会貢献活動

提供番組

脚注

  1. ^ a b c d e f g 流通会社年鑑 2003年版, 日本経済新聞社, (2002-12-20), pp. 773 
  2. ^ 代表取締役の異動(社長の交代)に関するお知らせ 西松屋チェーン 2020年7月17日
  3. ^ “西松屋チェーンに勧告、公取委/消費税転嫁法違反”. 四国新聞. (2015年6月12日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/economy/20150612000475 2020年6月14日閲覧。 
  4. ^ "株式会社西松屋チェーンに対する勧告について" (PDF) (Press release). 公正取引委員会. 12 June 2015. 2020年6月14日閲覧
  5. ^ 西松屋がいつもガラガラな理由

外部リンク