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2013年5月1日 (水) 14:11時点における版

韓国の政党
緑色党+
녹색당더하기 
成立年月日 2012年3月4日
本部所在地 ソウル市永登浦区永登浦洞1街112-3ジンフンビル4階
国会 
0 / 300   (0%)
(2012年3月9日)
党員・党友数
6644名
(2012年3月9日[1]
政治的思想・立場 みどりの政治環境保護 
公式サイト 녹색당
李ヒョンジュとハ・スンス共同運営委員長による共同代表制
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緑色党
各種表記
ハングル 녹색당더하기
漢字 緑色党더하기
発音 ノクセクタンドハギ
日本語読み: りょくしょくとうぷらす
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緑色党+(りょくしょくとうプラス)は、韓国における環境保護政党緑の党)。2012年3月4日に結成された緑色党[1]を前身として2012年10月13日に結成された。

沿革

緑色党の結成

2011年3月11日、日本で発生した福島第一原発事故をきっかけに高まった脱原発の機運を背景に緑色党結成への準備が進められた[2]。2011年10月に創党準備委員会を発足させ、各地で政党の結成に必要な党支部[3]づくりを進め、2012年4月の第19代総選挙を前にした3月4日に創党大会を開いた[4]

創党大会では、党首にあたる共同運営委員長に金ソクボン前環境運動連合代表と、李ヒョンジュ創党準備委員が選出された。同時に採択された綱領で緑色党を「成長と物神主義、経済至上主義を超える政党」「化石燃料を超える太陽と風の政党」「緑色価値の政党」「反政党の政党」と定義した上で、「生態的知恵英語版」「社会正義」「直接参与草の根民主主義」「非暴力平和」「持続可能性」「多様性尊重」を掲げた。

4月の総選挙では、古里原子力発電所がある釜山広域市海雲台区機張郡乙選挙区と蔚珍原子力発電所がある慶尚北道蔚珍郡盈徳郡英陽郡奉化郡選挙区で候補を擁立する他、比例代表にも候補を3名擁立した。しかし、地域区候補は全て落選し、比例代表でも0.43%の支持に留まり議席を得ることはできなかった。

解党そして緑色党+結成

2%以上の支持を得られない政党は登録が取り消される政党法の規定に基づき、政党登録が取り消された。しかし「緑の党の価値と政策、そして組織はそのまま存在し、地域と党員の意見をまとめて新しく始める」として改めて再創党の手続きを進めることを明らかにした[5]。解散後、「緑色党+」(녹색당 더하기)の名称で創党準備委員会を登録した[6]。そして9月8日の京畿道を皮切りに地域党を発足させ、10月13日に「緑色党+」として創党大会を開催した[7]。大会には日本台湾における緑の党(緑の党台湾緑党)の関係者が来賓として参加し、日・韓・台の緑の党の間で交流を図っていくことで一致した[8]

なお政党法の規定で解散政党の名称は任期満了による次期国会議員選挙まで使用することができないため、「緑色党+」の名称で政党登録をしており、同条項は新生政党の成長を妨げる規定だとして違憲訴訟を提起している。

綱領

  • 生態的知恵と社会正義
  • 直接参加型民主主義
  • 持続可能性
  • 非暴力平和
  • 多様性擁護
  • 地球的行動と国際連帯

脚注

  1. ^ a b “한국 ‘녹색당 창당’ 일본에서 더 관심 (韓国‘緑色党創党’日本でもっと強い関心)”. ハンギョレ. (2012年3月6日). http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/522179.html 2012年3月8日閲覧。 
  2. ^ “한국에 ‘녹색당’ 추진(韓国で‘緑色党’推進)”. 京郷新聞. (2012年8月4日). http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201108042125375&code=910402 2012年3月8日閲覧。 
  3. ^ 韓国の政党法では、政党登録要件として5ヶ所以上の広域市・道で支部を設置、かつ一ヶ所の支部に1000人以上の党員を有することを規定している。
  4. ^ “녹색당 창당, 총선에 5명 출마한다(緑色党創党、総選で5名出馬する)”. 民衆言論チャムセサン. (2012年3月5日). http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=65229 2012年3月8日閲覧。 
  5. ^ “緑の党0.43%得票...「緑色転換はこれから」政党法により政党解散手順...再創党へ”. レイバーネット(原文チャムセサン). (2012年4月12日). http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2012/1334201171659Staff 2012年4月12日閲覧。 
  6. ^ “韓国:緑の党再創党表面化”. レイバーネット(原文チャムセサン). (2012年8月24日). http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2012/1346105152927Staff 2012年8月29日閲覧。 
  7. ^ “緑の党プラス創党”. レイバーネット(原文チャムセサン). (2012年10月14日). http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2012/1350233360197Staff 2012年10月14日閲覧。 
  8. ^ 【世界のみどり】韓国緑の党が再結成!10/11-14訪韓レポート-長谷川羽衣子”. 緑の党 (2012年10月16日). 2013年3月13日閲覧。

参考文献

関連項目