スイス緑の党

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 スイスの政党
スイス緑の党

Grüne Partei der Schweiz(GPS)
Les verts – Parti écologiste suisse(PES)
I Verdi – Partito ecologista svizzero(PES)
La Verda – Partida ecologica svizra
代表 バルタザール・グレットリ
創立 1983年5月28日
本部所在地 スイスの旗 スイス ベルン
党員・党友数 6,500人[1](2011年)
政治的思想 みどりの政治
社会進歩主義
政治的立場 左翼
国際連携 グローバルグリーンズ
欧州連携 欧州緑の党
公式カラー
国民議会(下院)
21 / 200
(2023年10月22日)
全州議会(上院)
5 / 46
カントン議会
216 / 2,609
公式サイト
www.gruene.ch
スイスの政治
スイスの政党一覧
スイスの選挙

スイス緑の党ドイツ語: Grüne Partei der Schweiz, フランス語: Les verts - Parti écologiste suisse, イタリア語: I Verdi - Partito ecologista svizzero, ロマンシュ語:La Verda - Partida ecologica svizra)はスイス環境政党。2024年現在、国民議会では第5党であるが、連邦参事会に議員を擁していない。

歴史[編集]

1971年ヌーシャテル地域政党として発足。国政レベルでは1979年ダニエル・ブレラッツが緑の党としては初の国民議会議員に選ばれると、国内の各都市で「緑の党」を名乗る組織が続々と誕生する。

こうした中、1983年3月には地方の環境団体を糾合した「スイス緑の党連合」(Federation of Green Parties of Switzerland) が、同年6月には左派団体を中心として「スイス緑の代替党」(Green Alternative Party of Switzerland) という、2つの異なる全国的な組織が結成される。1990年、両組織の統合が試みられるも失敗に終わるものの、後に「スイス緑の代替党」の一部党員が「スイス緑の党連合」に移籍する形で、事実上の結党となった。ただし、緑の党自身は「スイス緑の党連合」が設立された1983年3月28日を結党日としている。1993年に現党名へ改称。

この間、1986年には2名の党員が初めてベルン参事官となったほか、翌1987年には欧州緑の党へ加入する。また、1990年代には党員が市長や最高裁判所裁判官、州大統領に就く例も見られた。

政策[編集]

環境主義公共交通政策を伝統的に重視。外交では平和主義を貫き、経済政策については概ね中道左派である。党員の大多数は欧州連合への加盟を支持。

選挙結果[編集]

国民議会[編集]

定数200議席

全州議会[編集]

定数46議席

  • 2003年 - 0議席
  • 2007年 - 2議席[4]
  • 2011年 - 2議席
  • 2015年 - 1議席[2]
  • 2019年 - 5議席

また、2007年現在、ベルンヌーシャテルニトヴァルデンヴォーツークの各州などで与党となっており、閣僚を送り出している州もある。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]