「迷子石」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Luckas-bot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: an:Tormo erratico
AvocatoBot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 変更: hr:Eratički blokovi
37行目: 37行目:
[[fr:Bloc erratique]]
[[fr:Bloc erratique]]
[[fy:Balstien]]
[[fy:Balstien]]
[[hr:Lutajuće kamenje]]
[[hr:Eratički blokovi]]
[[hu:Vándorkő]]
[[hu:Vándorkő]]
[[is:Grettistak jökla]]
[[is:Grettistak jökla]]

2012年5月8日 (火) 05:37時点における版

Lembert Domeの迷子石

迷子石(まいごいし、glacial erratic、erratic boulder[1]、erratic block[1])とは、氷河によって削り取られた岩塊が、長い年月のうちに氷河の流れに乗って別の場所に運ばれ、氷河が溶け去った後に取り残された岩のこと。

多くの場合、その場所の地質とは異なる岩が不自然な形で留まるため、まるで誰かが意図的に置いたかのように見える。迷子石を調べることで、氷河がどのように存在したかが分かる。赤道付近の南アフリカナミビアにある迷子石が、22億年前と6億年前に地球全体が厚い氷で覆われたというスノーボールアース(全球凍結)仮説の証拠のひとつとして挙げられる[2]。アメリカのセントラルパークにも、芝生の上に迷子石が残されている。

脚注

  1. ^ a b 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。(オンライン学術用語集
  2. ^ NHK「地球大進化」プロジェクト編 『NHKスペシャル 地球大進化 46億年・人類への旅 : 全球凍結』 日本放送出版協会、2004年、ISBN 4-14-080862-4

関連項目


外部リンク