「本部長」の版間の差分

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消防本部の長は本部長と呼ばれないので修正
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[[日本]]においては、法令に基づく恒常的な役職として以下のものがある。
[[日本]]においては、法令に基づく恒常的な役職として以下のものがある。
*本部長:[[都道府県|道府県]][[警察本部]]の長
*本部長:[[都道府県|道府県]][[警察本部]]の長
*本部長:[[消防本部]](消防局)の長
*本部長:管区[[海上保安本部]]の長
*本部長:管区[[海上保安本部]]の長


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*小規模[[警察本部]]:[[警視長]](時に[[警視監]])
*小規模[[警察本部]]:[[警視長]](時に[[警視監]])
:[[青森県警察]]・[[岩手県警察]]・[[秋田県警察]]・[[山形県警察]]・[[福島県警察]]・[[山梨県警察]]・[[富山県警察]]・[[石川県警察]]・[[福井県警察]]・[[三重県警察]]・[[岐阜県警察]]・ [[滋賀県警察]]・[[奈良県警察]]・[[和歌山県警察]]・[[鳥取県警察]]・[[島根県警察]]・[[徳島県警察]]・[[香川県警察]]・[[愛媛県警察]]・[[高知県警察]]・[[佐賀県警察]]・[[長崎県警察]]・[[熊本県警察]]・[[大分県警察]]・[[宮崎県警察]]・[[鹿児島県警察]]・[[沖縄県警察]]
:[[青森県警察]]・[[岩手県警察]]・[[秋田県警察]]・[[山形県警察]]・[[福島県警察]]・[[山梨県警察]]・[[富山県警察]]・[[石川県警察]]・[[福井県警察]]・[[三重県警察]]・[[岐阜県警察]]・ [[滋賀県警察]]・[[奈良県警察]]・[[和歌山県警察]]・[[鳥取県警察]]・[[島根県警察]]・[[徳島県警察]]・[[香川県警察]]・[[愛媛県警察]]・[[高知県警察]]・[[佐賀県警察]]・[[長崎県警察]]・[[熊本県警察]]・[[大分県警察]]・[[宮崎県警察]]・[[鹿児島県警察]]・[[沖縄県警察]]

== 消防本部長 ==
[[消防本部一覧]]に挙げられている各本部の長が消防本部長となる。


== 海上保安本部長 ==
== 海上保安本部長 ==
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*警察本部長表彰
*警察本部長表彰
:[[警視庁]]以外の[[都道府県]]並びに皇宮[[警察本部]]における表彰制度では「警察本部長表彰」を最高位とする。[[警察功績章]]が伴う場合もある。
:[[警視庁]]以外の[[都道府県]]並びに皇宮[[警察本部]]における表彰制度では「警察本部長表彰」を最高位とする。[[警察功績章]]が伴う場合もある。

== 消防本部長 ==
[[消防組織法]]では、[[消防本部]]の長は[[消防長]]とされ、本部長とは呼ばない。長の職名は、消防本部を設置する[[地方公共団体]]が[[条例]]等で定めるが、多くは消防組織法のとおり消防長という職名を採用しており、ほかに消防局長、消防総監といった職名を採用している地方公共団体もある。


== 関連 ==
== 関連 ==

2011年6月17日 (金) 15:45時点における版

本部長(ほんぶちょう)とは、公私のさまざまな機関・団体等に恒常的あるいは臨時に置かれる「~本部」の長の役職名。

日本においては、法令に基づく恒常的な役職として以下のものがある。

警察本部長

本部長に就任するのは概ね国家公務員I種試験に合格し警察庁に採用された、一般的にはキャリアと呼ばれる警察官である。また、人事交流の一環として、他省庁のキャリア官僚が本部長に就任する例もある(2009年に着任した長野県警本部長は外務省から出向)。また一部の県警では「推薦組」と称すノンキャリア(都道府県に採用後、当該警察から推薦されて警察庁に中途採用される)の警察官が就任することもある。今後は、国家公務II種試験合格後採用されたノンキャリア警察官が就任する可能性もあるが、この制度が導入されたのが1986年であるため、2011年1月現在国Ⅱ種採用本部長はいない。

大阪府警察本部長は、警視監の警察本部長での中でも上位であり、警視総監よりは低いが警視庁副総監よりも上の役職で、警察庁の官房総括審議官と同クラスであり、局長級とされる。

各警察本部長の職務は、警察職員の監督管理、本部長直轄事件の指揮命令などのほか、知事部局との折衝、地方議会答弁などがある。

本部長には警視級以下の職員の人事権がある。また道警方面本部長の職務も似たようなものだが、道議会には原則出席せず人事権はない。ただし全国本部長会議には出席する。

警察庁附属機関のひとつである皇宮警察本部の長たる皇宮護衛官

道府県警察本部の長たる「本部長」には以下が存在する。

東京都の警察本部は「東京都警察本部」ではなく「警視庁」と称し、その首座は「本部長」ではなく、その階級と同じ「警視総監」である。
北海道警察大阪府警察京都府警察宮城県警察新潟県警察千葉県警察埼玉県警察神奈川県警察静岡県警察愛知県警察兵庫県警察岡山県警察広島県警察福岡県警察
茨城県警察栃木県警察群馬県警察長野県警察山口県警察
青森県警察岩手県警察秋田県警察山形県警察福島県警察山梨県警察富山県警察石川県警察福井県警察三重県警察岐阜県警察滋賀県警察奈良県警察和歌山県警察鳥取県警察島根県警察徳島県警察香川県警察愛媛県警察高知県警察佐賀県警察長崎県警察熊本県警察大分県警察宮崎県警察鹿児島県警察沖縄県警察

海上保安本部長

本部長表彰

  • 海上保安本部長表彰
海上保安庁の表彰では「海上保安庁長官表彰」に準ずる表彰として「海上保安本部長表彰」がある。海上保安官署長表彰の上位にある。
  • 警察本部長表彰
警視庁以外の都道府県並びに皇宮警察本部における表彰制度では「警察本部長表彰」を最高位とする。警察功績章が伴う場合もある。

消防本部の長

消防組織法では、消防本部の長は消防長とされ、本部長とは呼ばない。長の職名は、消防本部を設置する地方公共団体条例等で定めるが、多くは消防組織法のとおり消防長という職名を採用しており、ほかに消防局長、消防総監といった職名を採用している地方公共団体もある。

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