熱田西町
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熱田西町 | |
---|---|
名古屋国際会議場 | |
北緯35度7分45.55秒 東経136度53分58.13秒 / 北緯35.1293194度 東経136.8994806度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 熱田区 |
面積 | |
• 合計 | 0.2469212 km2 |
人口 | |
• 合計 | 255人 |
• 密度 | 1,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
456-0036[WEB 3] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
熱田西町(あつたにしまち)は、愛知県名古屋市熱田区の地名。丁番を持たない単独町名である。住居表示実施[WEB 5]。域内の一部に6つの小字が設置されている。
地理
[編集]名古屋市熱田区中央部に位置する[1]。東は旗屋一丁目、西は大宝一丁目・同二丁目・西郊通2丁目、南は熱田新田東組(字甲船蔵)、北は川並町に接する[1]。かつては大宝や比々野町を含む堀川西部の一帯を含んでいたが、昭和以降の町名整理により範囲が縮小した。現在、域内の大部分が名古屋国際会議場・白鳥公園・名古屋学院大学・堀川で占められている。熱田西町の大部分で小字が消滅しているが、河川用地や道路用地の一部に小字が残存している。
字一覧
[編集]熱田西町とその前身である愛知郡西熱田村の小字は以下の通り[2][3][WEB 6]。消滅した字については背景色 で示す。
字 | 字 |
---|---|
烏頭(うとう) | 大起(おおこし) |
五反畑(ごたんはた) | 幣懸(してかけ) |
白鳥(しろとり) | 洲崎(すさき) |
大興(たいきょう) | 中起(なかおこし) |
鍋弦(なべつる) | 西起(にしおこし) |
西川並(にしかわなみ) | 根山(ねやま) |
比々野(ひびの) | 米田(よねた) |
歴史
[編集]町名の由来
[編集]愛知郡西熱田村を前身とすることによる[4]。西熱田村は、江戸期まで熱田神宮神領であった熱田村から分離成立した村である。
行政区画の変遷
[編集]- 1878年(明治11年)12月28日 - 愛知郡熱田村の一部より同郡西熱田村が成立[5][注釈 1]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 愛知郡熱田町に吸収され、同町大字西熱田となる[5]。
- 1907年(明治40年)6月1日 - 名古屋市に編入され、同市熱田西町となる[5]。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 南区に編入され、同区熱田西町となる[5]。
- 1936年(昭和11年)
- 1937年(昭和12年)
- 1939年(昭和14年)12月15日 - 熱田区熱田西町字烏頭の全域と字幣懸の一部が同区尾頭町に編入される[10]。
- 1940年(昭和15年)10月15日 - 熱田区熱田西町字大興の一部が同区一番町1丁目に編入される[8]。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 中川区熱田西町(字五反畑・西起・比々野・米田)が熱田区に編入され、全域が熱田区所属となる[5]。
- 1952年(昭和27年)3月25日 - 熱田西町字鍋弦の一部が同区鍋弦町1丁目から4丁目・西町通3丁目・大宝町1丁目から4丁目・西郊通3丁目から5丁目に、字西起の全域が神野町3丁目および4丁目・西野町1丁目および2丁目・大宝町4丁目および5丁目・西郊通4丁目から7丁目に、字米田の一部が同区比々野町・西郊通1丁目および2丁目・中起町・川並町に、字中起の一部が同区中起町に、字比々野の一部が同区比々野町・中起町・中出町1丁目・青池町2丁目および3丁目・西町通1丁目・大宝町1丁目・西郊通2丁目および3丁目に、字大起の一部が同区鍋弦町1丁目から3丁目・西町通1丁目から3丁目・大宝町1丁目に編入される[11]。
- 1976年(昭和51年)8月29日 - 熱田西町字大興一部が同区一番一丁目・大宝一丁目から二丁目に、字鍋弦の一部が一番三丁目・大宝四丁目に、字中起の一部が大宝一丁目に、字比々野の一部が同区大宝一丁目および三丁目に、字大起の一部が同区大宝一丁目から四丁目に編入される[11]。
- 1978年(昭和53年)6月25日 - 熱田西町字米田の一部が同区川並町・千代田町に、字五反畑の全域が同区川並町・千代田町・明野町に編入される[10]。
- 1980年(昭和55年)7月13日 - 熱田西町字白鳥の一部が同区白鳥一丁目・旗屋二丁目に、字幣懸の全域が尾頭町・旗屋一丁目に、字根山の一部が同区旗屋一丁目および二丁目に編入される[12]。
- 1989年(平成元年)
- 1995年(平成7年)9月25日 - 熱田西町字米田が同区千代田町に編入される[WEB 7]。
世帯数と人口
[編集]2018年(平成30年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
熱田西町 | 128世帯 | 255人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口および世帯数の推移。
1995年(平成7年)[WEB 8] | 5世帯 10人 |
|
2000年(平成12年)[WEB 9] | 20世帯 24人 |
|
2005年(平成17年)[WEB 10] | 6世帯 6人 |
|
2010年(平成22年)[WEB 11] | 100世帯 245人 |
|
2015年(平成27年)[WEB 12] | 129世帯 250人 |
交通
[編集]施設
[編集]- 2番13号[14]。1984年(昭和59年)6月、熱田社会教育センターとして設置[14]。1997年(平成9年)4月、熱田生涯学習センターと改称[14]。2014年(平成26年)4月、指定管理者制度を導入[14]。鉄筋コンクリート造2階建、延床面積は2,394.63平方メートル[14]。
-
名古屋学院大学
-
熱田白鳥の歴史館
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 13]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 14]。なお、小学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|
名古屋市立船方小学校 名古屋市立大宝小学校 |
名古屋市立日比野中学校 | 尾張学区 |
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]WEB
[編集]- ^ “愛知県名古屋市熱田区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年7月23日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2018年12月20日). 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “熱田区の町名一覧”. 名古屋市. 2017年7月23日閲覧。
- ^ “名古屋市道路認定図”. 名古屋市. 2024年8月13日閲覧。
- ^ 名古屋市告示平成7年第282号(平成7年8月18日)
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月20日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月20日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月21日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月21日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月21日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)
書籍
[編集]- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1443.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 907.
- ^ 熱田区五十周年記念誌編集部会 1987, p. 32.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 416.
- ^ a b c d e f g h 名古屋市計画局 1992, p. 813.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 108.
- ^ 熱田区五十周年記念誌編集部会 1987, p. 17.
- ^ a b 熱田区五十周年記念誌編集部会 1987, p. 16.
- ^ 熱田区五十周年記念誌編集部会 1987, pp. 16–18.
- ^ a b 熱田区五十周年記念誌編集部会 1987, pp. 16–17.
- ^ a b 熱田区五十周年記念誌編集部会 1987, pp. 15–18.
- ^ 熱田区五十周年記念誌編集部会 1987, pp. 16–19.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 417.
- ^ a b c d e 名古屋市教育委員会事務局総務部企画経理課 2018, p. 217.
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 名古屋市教育委員会事務局総務部企画経理課 編『教育要覧 平成30年版』名古屋市教育委員会、2018年。
- 熱田区五十周年記念誌編集部会 編『熱田区誌』熱田区制五十周年記念事業実行委員会、名古屋、1987年10月1日。 NCID BN0178121X。全国書誌番号:88014448。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、熱田西町に関するカテゴリがあります。
川並町 | ||||
大宝一丁目・同二丁目・西郊通2丁目 | 旗屋一丁目 | |||
熱田西町 | ||||
熱田新田東組 |
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