杉山晃基

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杉山 晃基
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都葛飾区
生年月日 (1997-06-25) 1997年6月25日(26歳)
身長
体重
182 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2019年 ドラフト3位
初出場 2021年4月28日
最終出場 2022年7月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

杉山 晃基(すぎやま こうき、1997年6月25日 - )は、東京都葛飾区出身の元プロ野球選手投手)。右投左打。

来歴[編集]

小学校1年からリトルリーグの東京北砂リーグで野球を始め、内野手を務めていた[1]。葛飾区立立石中学校に在学していた当時は墨田ポニーに所属。

中学校卒業後は盛岡大学付属高等学校に進学し、2年から投手に転向する[1]。高校卒業後は創価大学に進学[2]

大学では1年の春季よりベンチ入りし、2年の秋季には5冠(最多勝、MVP、最優秀投手、最優秀防御率)に輝き、第48回明治神宮野球大会に出場する[2]。初戦の関大戦に登板し、5回1失点の投球内容で勝利を収める[2]。続く2回戦の星槎道都大学戦でも登板するも、6回に暴投による失点で敗退する[3]。3年には第67回全日本大学野球選手権大会に出場するも、初戦の宮崎産業経営大学戦で5失点を喫し、6対2で敗退する[4]。同年の秋には第49回明治神宮野球大会に出場するも、こちらも初戦である2回戦の関西国際大学戦で2本塁打を被弾しチームも4対2で敗退した[5]。4年時にも第68回全日本大学野球選手権大会に出場し、7回1失点と好投する[6]。大学最後の全国大会である第50回明治神宮野球大会には関東地区代表戦で敗退しており、出場していない[7]。なお、関東地区代表戦では先発するも一死も取れずに4安打5失点で降板している[7]。大学時代のリーグ通算成績は25勝2敗[8]。同期に望月大希小孫竜二がいる。

2019年10月17日に行われたドラフト会議にて、東京ヤクルトスワローズから3位指名を受け、入団した。背番号は35

ヤクルト時代[編集]

2020年は二軍で9試合に登板し、防御率5.14だった[9]

2021年は、4月28日の対読売ジャイアンツ戦でプロ初登板。味方の好守もあり、3回を無失点に抑えた[10][11]。最終的に4試合に登板した。

2022年は1試合のみの登板に終わった。

2023年10月2日、球団から戦力外通告を受け[12]、同月中に現役引退を決断した[13]

選手としての特徴[編集]

ストレートの最速は154 km/h[2]。変化球はスライダーフォークを投じる[2]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2021 ヤクルト 4 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 30 6.1 9 2 2 0 1 4 0 0 7 7 9.95 1.74
2022 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 4 0.2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.00 3.00
通算:2年 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 34 7.0 11 2 2 0 1 4 0 0 7 7 9.00 1.86

年度別守備成績[編集]



投手












2021 ヤクルト 4 1 1 0 0 1.000
2022 1 0 2 0 0 1.000
通算 5 1 3 0 0 1.000

記録[編集]

初記録

背番号[編集]

  • 35(2020年 - 2023年)

登場曲[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b “盛岡大付・杉山 初先発白星発進も笑顔なし”. 日刊スポーツ. (2014年9月3日). https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20140903-1360948.html 2020年3月8日閲覧。 
  2. ^ a b c d e “創価大・杉山「醍醐味」160キロ目指す剛球王子”. 日刊スポーツ. (2017年11月24日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201711240000490.html 2020年3月8日閲覧。 
  3. ^ “創価大・杉山「悪いところが出た」暴投で決勝点献上”. 日刊スポーツ. (2017年11月12日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201711120000606.html 2020年3月8日閲覧。 
  4. ^ “最速154キロ創価大杉山5失点KO「自分の甘さ」”. 日刊スポーツ. (2018年6月12日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201806120000594.html 2020年3月8日閲覧。 
  5. ^ “創価大・杉山2発浴び敗退、来秋ドラフトへ成長誓う”. 日刊スポーツ. (2018年11月11日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201811110000843.html 2020年3月8日閲覧。 
  6. ^ “プロ注目創価大・杉山が雪辱、痛みに耐え7回1失点”. 日刊スポーツ. (2019年6月10日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201906100000677.html 2020年3月8日閲覧。 
  7. ^ a b “創価大 ヤクルト・ドラ3杉山、日本ハム・ドラ5望月、サヨナラ負けに涙”. スポーツニッポン. (2019年10月30日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/10/30/kiji/20191030s00001089208000c.html 2020年3月8日閲覧。 
  8. ^ “東洋大・佐藤都志也ら東北ゆかり3選手が志望届提出”. 日刊スポーツ. (2019年9月13日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201909130000708.html 2020年3月8日閲覧。 
  9. ^ シーズン成績”. npb.jp. 2021年4月1日閲覧。
  10. ^ ヤクルト2年目杉山プロ初登板3回無失点「やっと投げられることができた」”. 日刊スポーツ (2021年4月28日). 2021年4月29日閲覧。
  11. ^ 【ヤクルト】2年目の杉山晃基が初登板 巨人打線相手に3イニングゼロ封の好投「よかったです」ホッ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年4月28日). 2021年4月29日閲覧。
  12. ^ 来季の契約について”. 東京ヤクルトスワローズ (2023年10月2日). 2023年10月2日閲覧。
  13. ^ “ヤクルト・杉山晃基が現役引退を決断「別の道で一から頑張ってみたい」 一番の思い出はプロ初登板”. サンスポ. (2023年10月16日). https://www.sanspo.com/article/20231016-BKDHUWZ24FGCTCJ6WFJ2TSDCSQ/?outputType=theme_swallows 2023年10月16日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]