広重ぶるう
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広重ぶるう | ||
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著者 | 梶よう子 | |
発行日 | 2022年5月30日 | |
発行元 | 新潮社 | |
ジャンル | 歴史小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判変型 | |
ページ数 | 368 | |
公式サイト | www.shinchosha.co.jp | |
コード |
ISBN 978-4-10-336854-0 ISBN 978-4-10-120955-5(文庫本) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『広重ぶるう』(ひろしげぶるう)は、梶よう子による日本の歴史小説。
小説新潮に2019年4月号から2020年8月号まで「東都の藍」の題名で連載され、2022年(令和4年)5月30日に『広重ぶるう』[注 1]に改題されて新潮社より単行本として刊行された[2][3](発売日は6月1日[4])。10月6日、本屋が選ぶ時代小説大賞の候補作品に選ばれた[5]。
翌年(2023年)4月12日、第42回新田次郎文学賞に選ばれた[6]。
登場人物
[編集]書誌情報
[編集]- 単行本:2022年6月1日発売[4]、新潮社、ISBN 978-4-10-336854-0
- 文庫本:2024年1月29日発売、新潮社〈新潮文庫〉、ISBN 978-4-10-120955-5
テレビドラマ
[編集]広重ぶるう | |
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ジャンル | 歴史ドラマ |
原作 | 梶よう子『広重ぶるう』 |
脚本 | 吉澤智子 |
演出 | 井上昌典 |
出演者 |
阿部サダヲ 優香 勝村政信 笹野高史 渡辺いっけい 前野朋哉 黒沢あすか 中島ひろ子 若林時英 野添義弘 吹越満 髙嶋政伸 長塚京三 |
ナレーター | 檀ふみ |
音楽 | 遠藤浩二 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
制作統括 |
佐野元彦(NHKエンタープライズ) 松田裕佑(松竹) 遠藤理史(NHK) |
制作 | NHKエンタープライズ |
製作 |
NHK 松竹 |
放送 | |
放送チャンネル | NHK BSプレミアム4K |
放送期間 | 2024年3月23日 |
放送時間 | 土曜 22:00 - 23:50 |
放送分 | 110分 |
回数 | 1 |
公式サイト |
2023年(令和5年)7月13日、NHK BSプレミアム4Kに於いてテレビドラマ化すること、および出演者、スタッフが発表された[7][8]。2024年(令和6年)1月18日、放送日程および語りに檀ふみを配したことが発表された[9]。
2024年3月23日にBSプレミアム4Kで、4月27日にNHK BSで放送された[10]。
再編集版がNHK総合の「特選!時代劇」で2024年6月23日から7月7日まで3週連続で放送された[11]。
キャスト
[編集]- 歌川広重(うたがわ ひろしげ)
- 演 - 阿部サダヲ[7][8]
- 主人公。
- 加代(かよ)
- 演 - 優香[7][8]
- 広重の妻。
- 歌川国貞(うたがわ くにさだ)
- 演 - 吹越満[8]
- 葛飾北斎(かつしか ほくさい)
- 演 - 長塚京三[8]
- 竹内孫八(たけのうち まごはち)
- 演 - 高嶋政伸[8]
- 安藤十右衛門
- 演 - 笹野高史[7]
- 広重の養祖父。仲次郎の父。
- 安藤仲次郎
- 演 - 若林時英[7]
- 安藤十右衛門と後妻・しづとの間に生まれた嫡子。広重より年下だが叔父にあたる。
- しづ
- 演 - 黒沢あすか[7]
- 安藤十右衛門の後妻で、仲次郎の母。
- 昌吉
- 演 - 川原瑛都(少年期)[10]、二宮慶多(1839年 - )
- 広重の弟子。
- 岡島武左衛門
- 演 - 勝村政信[7]
- 定火消与力。狩野派・林斎として絵師でもある。
- 岩戸屋喜三郎
- 演 - 渡辺いっけい[7]
- 栄林堂・主人。昔から広重と付き合いのある版元。
- お栄
- 演 - 中島ひろ子[7]
- 葛飾北斎の娘。
- 寛治
- 演 - 前野朋哉[7]
- 「摺政」の摺師。
- 川口屋
- 演 - 小松和重
- 版元の「川口屋」の主人。
- 山田屋
- 演 - みのすけ[7]
- 版元の「山田屋」の主人。
- 竹内孫八の兄(質屋)
- 演 - 野添義弘[7]
- 質屋を経営する、竹内孫八の兄。
- お安(やす)
- 演 - 山本裕子[7]、
- 広重の家に住み込みで働くことになる飯炊き女。
スタッフ
[編集]- 脚本 - 吉澤智子[7]
- 演出 - 井上昌典[7]
- 音楽 - 遠藤浩二[7]
- 語り - 檀ふみ[9]
- 浮世絵考証 - 浅野秀剛、日野原健司
- 浮世絵指導 - 向井大祐
- 筆遣い指導 - 松原亜実
- 時代考証 - 山村竜也
- アクション指導 - 東山龍平(ジャパンアクションエンタープライズ)
- 資料提供 - 公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団、ブルックリン美術館、東京都立図書館
- 制作統括 - 佐野元彦[7]、松田裕佑[7]、遠藤理史[7]
- 製作協力 - 松竹撮影所[12]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “北斎も広重も愛した藍…ジャパンブルーの意外な歴史”. 読売新聞オンライン (2021年6月16日). 2024年7月10日閲覧。
- ^ 単行本巻末に記載。
- ^ “〈新連載〉梶よう子 / 東都の藍”. 小説新潮 2019年4月号. 新潮社 (2019年3月22日). 2024年4月5日閲覧。
- ^ a b “2022年6月単行本発売一覧”. 文庫の発売日. 2022年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月8日閲覧。
- ^ “第12回「本屋が選ぶ時代小説大賞」の候補作5作品を発表”. 時代小説SHOW. (2022年10月6日). オリジナルの2022年10月6日時点におけるアーカイブ。 2023年8月8日閲覧。
- ^ “梶よう子さんに新田次郎文学賞:05年に九州さが大衆文学賞で大賞”. 佐賀新聞 (佐賀新聞社). (2023年4月13日). オリジナルの2023年4月13日時点におけるアーカイブ。 2023年8月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “特集ドラマ「広重ぶるう」制作開始のお知らせ”. NHK. (2023年7月13日). オリジナルの2023年7月13日時点におけるアーカイブ。 2023年8月8日閲覧。
- ^ a b c d e f “阿部サダヲが歌川広重に! 梶よう子の小説『広重ぶるう』をドラマ化 妻役に優香”. クランクイン! (broadmedia). (2023年7月13日). オリジナルの2023年7月13日時点におけるアーカイブ。 2023年8月8日閲覧。
- ^ a b “特集ドラマ『広重ぶるう』放送日決定のお知らせ”. NHK. (2024年1月18日). オリジナルの2024年2月10日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “特集ドラマ「広重ぶるう」ブログ①”. 広重ぶるう. NHK (2024年3月19日). 2024年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月20日閲覧。
- ^ “『広重ぶるう』が“特選!時代劇”として帰ってくる!!”. ドラマ情報. NHK. 2024年6月17日閲覧。
- ^ “【募集情報】NHK特集ドラマ『広重ぶるう』よりエキストラ募集のお知らせ!!”. 京都市メディア支援センター (2023年7月27日). 2023年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 梶よう子『広重ぶるう』 - 新潮社の公式ホームページ
- 特集ドラマ 広重ぶるう - NHK
- 特集ドラマ 広重ぶるう - NHK放送史