大泊駅
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大泊駅 | |
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駅舎(2013年5月) | |
おおどまり Ōdomari | |
◄波田須 (2.0 km) (2.4 km) 熊野市► | |
所在地 | 三重県熊野市大泊町153 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■紀勢本線 |
キロ程 | 155.2 km(亀山起点) |
電報略号 | トマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
4人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1956年(昭和31年)4月1日[1] |
備考 | 無人駅 |
大泊駅(おおどまりえき)は、三重県熊野市大泊町にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
歴史
[編集]- 1956年(昭和31年)4月1日:国鉄紀勢西線(現・紀勢本線)紀伊木本駅(現・熊野市駅) - 新鹿駅間延伸時に開設。
- 1959年(昭和34年)7月15日:線路名称改定。紀勢西線が紀勢本線へ編入、同線の駅となる[1]。
- 1972年(昭和47年)10月15日:専用線発着車扱貨物を除く貨物取扱廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:荷物扱い廃止[3]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:専用線発着車扱貨物取扱廃止[4]、無人駅化[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[1]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎西側に側線が1線あり、保線車両が留置されている。
以前は島式ホーム1面2線であった。側線北側にも線路が敷かれており、列車交換可能であった[6]。現在も、ホーム待合所構造等に島式ホーム時代の名残りが見られる。この他、近隣のセメント会社に向けて貨物用側線が延びていた[6]。
プレハブ工法駅舎は開業当初からのもので、周辺の駅と意匠が良く似ているが規模は小さい。熊野市駅管理の無人駅。駅舎内部にはシャッターの下ろされた出札口が残っている。トイレは東側に設置されている。
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待合室(2023年7月)
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ホーム(2023年7月)
利用状況
[編集]「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[7]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1998年 | 13 |
1999年 | 11 |
2000年 | 11 |
2001年 | 12 |
2002年 | 9 |
2003年 | 9 |
2004年 | 8 |
2005年 | 7 |
2006年 | 8 |
2007年 | 7 |
2008年 | 7 |
2009年 | 8 |
2010年 | 8 |
2011年 | 8 |
2012年 | 7 |
2013年 | 6 |
2014年 | 6 |
2015年 | 7 |
2016年 | 4 |
2017年 | 6 |
2018年 | 6 |
2019年 | 4 |
駅周辺
[編集]大泊の集落から少し上がった高台にある。
バス路線
[編集]西口にある「大泊」停留所より、以下の路線バスやコミュニティバスが発着する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、20-21頁。
- ^ 「日本国有鉄道公示第273号」『官報』1972年10月14日。
- ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
- ^ 「日本国有鉄道公示第140号」『官報』1986年10月30日。
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ a b レイルマガジン・木造駅舎紀行(299号) (2008年6月23日). “ホビダス・ステーション 大泊駅”. ネコ・パブリッシング. 2016年2月14日閲覧。
- ^ 三重県統計書 - 三重県