土佐岩原駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
土佐岩原駅
駅舎(2008年3月)
とさいわはら
Tosa-Iwahara
D27 大歩危 (7.2 km)
(4.0 km) 豊永 D29
地図
所在地 高知県長岡郡大豊町岩原
北緯33度49分21.65秒 東経133度47分17.58秒 / 北緯33.8226806度 東経133.7882167度 / 33.8226806; 133.7882167座標: 北緯33度49分21.65秒 東経133度47分17.58秒 / 北緯33.8226806度 東経133.7882167度 / 33.8226806; 133.7882167
駅番号 D28
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 土讃線
キロ程 72.7 km(多度津起点)
電報略号 ハラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
8[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1935年昭和10年)11月28日[2]
備考 無人駅
テンプレートを表示

土佐岩原駅(とさいわはらえき)は、高知県長岡郡大豊町岩原に所在する、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線である。駅番号D28

概要[編集]

土讃線における高知県内最初の駅であり、高知県内最北端の駅ともなっている。更に、1974年土佐電気鉄道安芸線が廃止されてから1992年阿佐海岸鉄道阿佐東線が開業されるまでは、同県内に於ける最東端駅でもあった。

上り方の次駅・大歩危との間には、徳島・高知県境と共に、全長4,179mの大歩危トンネルが存在する。同トンネルは、1986年3月の予讃線短絡ルート開通に伴い犬寄トンネル(6,012m)が使用開始となるまで、四国島内のJR線に於ける最長のトンネルとなっていた[3]

現在は普通列車のみ停車する。

歴史[編集]

駅構造[編集]

1番線ホーム(2008年3月)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。現在は無人駅となっている。

鉄骨平屋建ての駅舎には大豊町農協(のちのJA土佐れいほく→JA高知県)岩原事務所が併設されていた[8]が廃止され、それ以後JAが入居していた部分にはシャッターが下りている。ホーム間は跨線橋で移動する。トイレは、閉鎖されていて使用できない。 現在、駅舎は取り壊され更地になっている。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 土讃線 上り 大歩危阿波池田方面
2 下り 土佐山田高知方面

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

四国旅客鉄道(JR四国)
土讃線
普通
大歩危駅 (D27) - 土佐岩原駅 (D28) - 豊永駅 (D29)

脚注[編集]

  1. ^ “[opendata-web.site 高知県 駅乗降客数]”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、665頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ デアゴスティーニ編集部 (2013年8月13日). “【第8回】土讃線(後編)阿波池田~土佐山田”. ホビコム『鉄道名情景紀行』. デアゴスティーニ(DeAGOSTINI). 2014年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月9日閲覧。
  4. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、158頁。ISBN 9784816922749 
  5. ^ 「通報 ●土讃本線及び中村線の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月26日、7面。
  6. ^ 「土讃線中村線10月から営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1970年9月23日、1面。
  7. ^ 「日本国有鉄道公示第389号」『官報』、1970年9月26日。
  8. ^ a b “地域に密着した“憩いの駅””. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年12月26日) 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]