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ナサニエル (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナサニエル
欧字表記 Nathaniel
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2008年4月24日(16歳)
Galileo
Magnificient Style
母の父 Silver Hawk
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産者 Kincorth Investments Inc.
馬主 Lady Rothschild
調教師 ジョン・ゴスデンイギリス
競走成績
生涯成績 11戦4勝
獲得賞金 1,464,668ポンド
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ナサニエル Nathaniel, 2008年4月24日 - ) は、鹿毛競走馬である。主な勝ち鞍は2011年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス2012年エクリプスステークスである。

経歴

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競走馬

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2010年に2歳戦でデビューした。初戦はフランケルの2着に敗れ、2戦目も2着だった。3歳になると初戦のメイドン戦(未勝利戦)で勝ちあがった。 その後、G2のキングエドワード7世ステークスを5馬身差で勝ち、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに75000ポンドの追加登録料を支払って参戦すると[1]ワークフォースセントニコラスアビーを抑え優勝した。 4歳時には、エクリプスステークスも優勝した。秋は凱旋門賞に向かう予定だったが、熱発で回避した。 2012年のチャンピオンステークス3着を最後に引退した。

種牡馬時代

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引退後は種牡馬としてハートフォードシャー州のニューセルズパーク牧場で繋養されている[2]2017年6月2日エネイブルオークスステークスを制して産駒G1初勝利。同馬は凱旋門賞連覇、キングジョージVI世&クイーンエリザベスステークス3勝などG1を11勝し歴史的名馬となった。

主な産駒

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血統表

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ナサニエル血統(サドラーズウェルズ系 Nearctic4×4=12.50%、Nearco5×5・5=9.38%、Hail to Reason5×4=9.38%、Native Dancer5×5=6.25%) (血統表の出典)

Galileo
1998 鹿毛
父の父
Sadler's Wells
1981 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
父の母
Urban Sea
1989 栗毛
Miswaki Mr. Prospector
Hopespringseternal
Allegretta Lombard
Anatevka

Magnificient Style
1993 鹿毛
Silver Hawk
1979 鹿毛
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Gris Vitesse Amerigo
Matchiche
母の母
Mia Karina
1983 黒鹿毛
Icecapade Nearctic
Shenanigans
Basin Tom Rolfe
Delta F-No.9-f


脚注

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  1. ^ 『優駿』2012年10月号、37頁。 
  2. ^ ナサニエル、シンジケートが組まれ種牡馬入り”. ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (2012年11月15日). 2013年3月29日閲覧。

外部リンク

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