アッシャー (歌手)
アッシャー | |
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基本情報 | |
出生名 | Usher Terry Raymond IV |
生誕 | 1978年10月14日(46歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 テネシー州 |
ジャンル | R&B、ソウル、ポップ、ヒップホップ、ダンス |
職業 | 歌手、ソングライター、ダンサー、俳優、起業家 |
活動期間 | 1994年 - |
レーベル |
LaFace(1994年 – 2000年、2004年 – 現在) アリスタ(2001年 – 2004年) |
公式サイト | usherworld.com |
アッシャー(Usher, 1978年10月14日 - )は、アメリカの歌手、ソングライター、ダンサー、俳優。本名はアッシャー・テリー・レイモンド4世 (Usher Terry Raymond IV)。テネシー州チャタヌーガ出身。身長174cm。
現在最も人気、実績のあるR&B男性アーティストの1人。2ndアルバムでブレイクし、その後に送り出したアルバムも大ヒットを続けている。代表曲に「Yeah!」「バーン」「コンフェッションズ・パート2」「アイ・ドント・マインド」などがある。
来歴
[編集]テネシー州チャタヌーガ市にて、父アッシャー・レイモンド3世とジョンネッタ・パットン(アッシャーの元マネージャー)との間に生まれる。幼い頃から母親が監督を務める教会の聖歌隊で歌っていた。1993年にアトランタに引っ越し、人気番組『Star Search』に応募する。そこに居合わせたLaFace RecordsのA&Rがすぐさまアントニオ・LA・リードに紹介し、LaFace Recordsとの契約が決まる。
その後、1994年にファースト・アルバム『Usher』をリリース。ショーン・パフィ・コムズなどのプロデューサーが参加したこのアルバムは、ゴールド(50万枚)アルバムとなる。
1997年にジャーメイン・デュプリ、ベイビーフェイス、テディー・ライリーという豪華プロデューサーを迎えて作られた『My Way』は、「You Make Me Wanna…」、「Nice & Slow」(アッシャー初の全米No.1シングル)、「My Way」というメガヒット・シングルを産み、世界中で大ブレイク。全米だけで700万枚を越すセールスで完全にスーパースターの地位を確立し、一部のメディアからは「New King Of Pop」などと称された。
2001年夏、待望のサード・スタジオ・アルバム『8701』がリリースされた。このアルバムからは「U Remind Me」、「U Got It Bad」という2曲のNo.1ソングを生み、続く「U Don’t Have To Call」もTop3入りするヒットを記録。アルバムは1年以上に渡るロング・セラーとなり、全米で600万枚のセールスを記録した。このアルバムで2つのグラミー賞、3つのソウル・トレイン・アワード、3つのビルボード・アワード、BETアワードなど各賞を総なめにした。PVでは当時交際していたチリが頻繁に登場し、ビッグカップルとして世間を騒がせたが、2004年に破局した。
そして2001年9月、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた、憧れのアーティストであるマイケル・ジャクソンのコンサート「マイケルジャクソン30周年記念コンサート」に出演し、「スタート・サムシング」をマイアとホイットニー・ヒューストンと共にパフォーマンス。さらに、ルーサー・ヴァンドロスや98°と共演し、「マン・イン・ザ・ミラー」を歌った。マイケルの楽曲「ユー・ロック・マイ・ワールド」にクリス・タッカーと共に登場し、マイケルとダンスで対決した。
2004年、リル・ジョンがプロデュースした先行シングル「Yeah!(フィーチャリング リル・ジョン and リュダクリス)」は全米12週連続1位を記録し、メガヒットとなる。このヒット曲も収録されている4枚目のオリジナルアルバム『Confessions』は全米で800万枚、日本だけでも50万枚の特大ヒットとなった。
2005年2月に行われた第47回グラミー賞では9部門にノミネートされ、3部門受賞する。同年、NBAのクリーブランド・キャバリアーズの共同オーナーに就任。
2008年5月には4年振りとなる新作アルバム『Here I Stand』を発表。発売後1か月足らずで100万枚のヒットとなった。 2010年3月新作アルバム『Raymond v Raymond』がリリースされる。このアルバムからはOMGが全米no.1になった。
2012年6月『Looking 4 Myself』をリリース。このアルバムで2004年の『Confessions』から4作連続全米アルバムチャート1位になる。
私生活
[編集]交際した女性には、TLCのチリ、スーパーモデルのナオミ・キャンベル、ファッションモデルのエイーシャ・ブライトウェルなどがいる。
2007年、スタイリストのタメカ・フォスターと婚約を発表。タメカにはすでに3人子供がいる。11月に第一子となる男の子Usher Raymond Vが誕生した後、タメカとは別居したなどとの噂が聞かれるなどしたが、2008年12月10日第2子Naviyd Ely Raymondが誕生。2009年6月に離婚。
2016年6月10日、コンサート終了後に射殺されたクリスティーナ・グリミーについて、NBCのテレビオーディション番組「The Voice」シーズン6に出演し、指導に名乗りを上げた1人であるアッシャーは、自身のTwitterにて「素晴らしい魂と歌声の持ち主へ。あなたの残した伝説が、永遠に語り継がれますように。美しいクリスティーナ、安らかにお眠りください。」と追悼の意を表した[1]。
ディスコグラフィ
[編集]- Usher (1994年)
- My Way (1997年)
- 8701 (2001年)
- Confessions (2004年)
- 『ヒア・アイ・スタンド』 - Here I Stand (2008年)
- 『レイモンドバーサスレイモンド』 - Raymond v Raymond (2010年)
- Looking 4 Myself (2012年)
- Hard ll Love (2016年)
- A (2018年)
- Deep Dreamin (2019年)
- Coming Home (2024年)
フィルモグラフィ
[編集]- パラサイト - The Faculty (1998年)
- シーズ・オール・ザット - She's All That (1999年)
- ハイスクール・ジャック 怒りの教室 - Light It Up(1999年)
- テキサス・レンジャーズ - Texas Rangers (2001年)
- イン・ザ・ミックス - (2005年)
- キス&キル - Killers (2010年)
- ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー - Justin Bieber: Never Say Never (2011年) 兼製作
- ハンズ・オブ・ストーン - Hands of Stone (2016年)
- バーデン Burden (2018年)
- ハスラーズ Hustlers (2019年)
- バッド・ヘアー Bad Hair (2020年)
脚注
[編集]- ^ “To an amazing soul and voice...may your legacy live on forever. Rest in peace beautiful, Christina” (2016年6月11日). 2016年6月11日閲覧。