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鵜飼秀徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鵜飼 秀徳(うかい ひでのり/しゅうとく、1974年 - )は、日本のジャーナリスト、作家、浄土宗僧侶である。京都市の正覚寺住職であり、一般社団法人良いお寺研究会の代表理事を務める。大正大学招聘教授、東京農業大学佛教大学非常勤講師。公益財団法人全日本仏教会時局問題検討委員(学識経験者)、公益財団法人日本宗教連盟不活動法人対策委員(学識経験者)。[1][2]

略歴・人物

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1974年、京都・嵯峨の正覚寺に生まれる。京都府立北嵯峨高校から成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科に進学。同大卒業後、新卒で報知新聞社に入社。一貫して社会部記者を務める。小泉純一郎政権下では政治取材も経験した。

2005年に日経BP社に移籍。月刊誌「日経おとなのOFF」や、経済誌「日経ビジネス」記者等を経て、2018年に独立。

在職中の2015年に上梓した著作で、地方都市の寺院の窮状を描いたルポルタージュ『寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」』(日経BP社、2015年)は、日本宗教界のみならず、国内外のメディアで取り上げられ大きな話題になった。その後も、「社会と宗教の関係」「日本人と弔い」などをテーマにした著作を継続的に生み出している。いずれも、緻密な取材とデータを元にし、学術向けというよりは一般向けのノンフィクションとして世に問うている。

2019年に一般社団法人良いお寺研究会を設立し、代表理事に就任。2021年には正覚寺住職(三十三世)に就任した。[3][4]2019年よりトッパンホールディングスの顧問を務めている。[5]

著作リスト

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単著

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  • 『寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」』(日経BP社、2015年)[6]
  • 『無葬社会 彷徨う遺体 変わる仏教』(日経BP社、2016年)[7]
  • 『「霊魂」を探して』(KADOKAWA、2018年)[8]
  • 『ペットと葬式 日本人の供養心をさぐる』(朝日新聞出版〈朝日新書〉、2018年)[9]
  • 『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』(文藝春秋〈文春新書〉、2018年)[10]
  • 『ビジネスに活かす教養としての仏教』(PHP研究所、2019年)[11]
  • 『仏具とノーベル賞 京都・島津製作所創業伝』(朝日新聞出版、2020年)[12]
  • 『お寺の日本地図 名刹古刹でめぐる47都道府県』(文藝春秋〈文春新書〉、2021年)[13]
  • 『仏教の大東亜戦争』(文藝春秋〈文春新書〉、2022年)[14]
  • 『絶滅する「墓」 日本の知られざる弔い』(NHK出版〈NHK出版新書〉、2023年)[15]
  • 『仏教の未来年表』(PHP研究所〈PHP新書〉、2024年)[16]
  • 『ニッポン珍供養』(集英社インターナショナル〈インターナショナル新書〉、2025年)[17]
  • 『欲望の仏教史』(SBクリエイティブ〈SB新書〉、2025年)[18]

共著

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  • 『弔いの値段 葬式、墓、法事……いくら払うのが正解か?』(講談社、2025年)※大久保潤との共著[19]

論文・記事等

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インタビュー等

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連載

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  • 「時流仏流」WEDGE ー休止ー
  • 京都発 Bows Journal」プレジデントオンライン
  • JBPress
  • 「きょうの坊主めくり」日経ビジネスオンライン ー休止ー
  • 「現代のことば」京都新聞
  • 「終活の時代」日本工業新聞
  • 「令和の仏教を歩く」中外日報
  • 「仏仏手帖」月刊石材
  • 「寺々刻々」浄土
  •  浄土宗新聞
  • 「月刊終活」鎌倉新書
  • Surfvote
  • 現代寺院ラボ」Yahoo!エキスパート

メディア出演

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リンク

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脚注

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  1. ^ 鵜飼秀徳|著者”. 婦人公論.jp. 中央公論新社. 2025年12月12日閲覧。
  2. ^ 凸版印刷、仏教の考え方をビジネスに活かす動画コンテンツを販売(ニュースリリース)”. TOPPANホールディングス. TOPPANホールディングス (2020年12月24日). 2025年12月12日閲覧。
  3. ^ 鵜飼秀徳|著者”. 婦人公論.jp. 中央公論新社. 2025年12月12日閲覧。
  4. ^ 仏教の未来年表(PHP新書 ; 1413)”. NDLサーチ. 国立国会図書館. 2025年12月12日閲覧。
  5. ^ 凸版印刷、仏教の考え方をビジネスに活かす動画コンテンツを販売(ニュースリリース)”. TOPPANホールディングス. TOPPANホールディングス (2020年12月24日). 2025年12月12日閲覧。
  6. ^ 寺院消滅 : 失われる「地方」と「宗教」”. NDLサーチ. 国立国会図書館. 2025年12月12日閲覧。
  7. ^ 無葬社会 : 彷徨う遺体 変わる仏教”. NDLサーチ. 国立国会図書館. 2025年12月12日閲覧。
  8. ^ 「霊魂」を探して”. KADOKAWAオフィシャルサイト. KADOKAWA. 2025年12月12日閲覧。
  9. ^ ペットと葬式 日本人の供養心をさぐる”. 朝日新聞出版. 朝日新聞出版. 2025年12月12日閲覧。
  10. ^ 仏教抹殺 : なぜ明治維新は寺院を破壊したのか(文春新書 ; 1198)”. NDLサーチ. 国立国会図書館. 2025年12月12日閲覧。
  11. ^ ビジネスに活かす教養としての仏教”. PHP研究所. PHP研究所. 2025年12月12日閲覧。
  12. ^ 仏具とノーベル賞 京都・島津製作所創業伝”. 朝日新聞出版. 朝日新聞出版. 2025年12月12日閲覧。
  13. ^ お寺の日本地図 名刹古刹でめぐる47都道府県”. 本の話(文藝春秋). 文藝春秋. 2025年12月12日閲覧。
  14. ^ 仏教の大東亜戦争”. 本の話(文藝春秋). 文藝春秋. 2025年12月12日閲覧。
  15. ^ 絶滅する「墓」 日本の知られざる弔い”. NHK出版. NHK出版. 2025年12月12日閲覧。
  16. ^ 仏教の未来年表(PHP新書 ; 1413)”. NDLサーチ. 国立国会図書館. 2025年12月12日閲覧。
  17. ^ ニッポン珍供養(インターナショナル新書 ; 157)”. NDLサーチ. 国立国会図書館. 2025年12月12日閲覧。
  18. ^ 欲望の仏教史”. SBクリエイティブ. SBクリエイティブ. 2025年12月12日閲覧。
  19. ^ 弔いの値段 葬式、墓、法事……いくら払うのが正解か?”. 講談社. 講談社. 2025年12月12日閲覧。