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鈴鹿駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴鹿駅
駅舎(2007年8月)
すずか
Suzuka
3 河原田 (3.8 km)
(3.2 km) 玉垣 5
地図
所在地 三重県鈴鹿市矢橋一丁目11番1号
北緯34度52分41.8秒 東経136度35分19.8秒 / 北緯34.878278度 東経136.588833度 / 34.878278; 136.588833座標: 北緯34度52分41.8秒 東経136度35分19.8秒 / 北緯34.878278度 東経136.588833度 / 34.878278; 136.588833
駅番号 4
所属事業者 伊勢鉄道
所属路線 伊勢線
キロ程 3.8 km(河原田起点)
電報略号 スカ
駅構造 高架駅[1]
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
264人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1973年昭和48年)9月1日[1]
備考 簡易委託駅
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鈴鹿駅
配線図

河原田駅

上り 下り


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玉垣駅

鈴鹿駅(すずかえき)は、三重県鈴鹿市矢橋一丁目に所在する、伊勢鉄道伊勢線である。駅番号4

歴史

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当駅の開業2か月前まで、関西本線河曲駅が鈴鹿駅を名乗っていた。当駅の工事中の仮称は「鈴鹿本町駅」であった[2]

開業当時、当駅に急行の停車を求める陳情が強力にあり、毎日1往復だけ急行「紀州」が停車した[2]。国鉄伊勢線の駅では唯一の優等列車停車駅であった。路線の廃止が議論となっていた1982年昭和57年)5月のダイヤ改正で紀州は、亀山経由に変更された。

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する高架駅[1]。地上に駅事務室や待合室、ギャラリースペースを兼ねた駅舎がある。伊勢線の途中駅では唯一の有人駅[注釈 1]で、乗車券や自由席特急券を販売している。ただし集改札は実施しておらず、駅舎を通らずにホームに至る通路も設置されている。また自動券売機も設置されていない。

ホームは東側下り線の方が短く(基礎工事のみ施工されている)、階段も西側は2か所あるが東側は1か所である。トイレは地上にあり、男女共用である。エレベーターやエスカレーターは設置されていない。上りホームは臨時列車の停車を考慮して長くなっている(概ね8両編成分)。

JR東海から直通運転を行う特急南紀」や快速みえ」を含むすべての定期列車が停車するため、伊勢線内では桑名名古屋方面から乗り換えなしで到達できる唯一の駅でもある(中瀬古駅にも一部の上り快速「みえ」が停車する)。なお、熊野大花火F1日本グランプリ開催等に伴う一部の臨時列車は通過する。

のりば

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番線 路線 方向 行先
(東側) 伊勢線 下り 松阪方面
(西側) 上り 四日市名古屋方面

※ 案内上ののりば番号は割り当てられていない。

利用状況

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鈴鹿駅の利用状況の変遷を下表に示す。

  • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
  • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
  • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(鈴鹿駅)
年度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特記事項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 1日平均 調査日 調査結果
1986年 15 ←←←← 113 128       国鉄より転換・開業
1987年 2,460 ←←←← 3,583 6,043        
1988年 2,190 ←←←← 3,707 5,897        
1989年 3,330 ←←←← 7,016 10,346        
1990年 4,410 ←←←← 18,085 22,495        
1991年 4,680 ←←←← 17,078 21,758        
1992年 5,490 ←←←← 16,158 21,648        
1993年 5,820 ←←←← 18,770 24,590        
1994年 8,430 ←←←← 18,229 26,659        
1995年 8,850 ←←←← 19,641 28,491        
1996年 11,580 ←←←← 21,809 33,389        
1997年 13,950 ←←←← 21,986 35,936        
1998年 16,470 ←←←← 20,090 36,560        
1999年 15,330 ←←←← 24,955 40,285        
2000年 22,800 ←←←← 24,267 47,067        
2001年 23,070 ←←←← 27,367 50,437        
2002年 27,630 ←←←← 27,304 54,934        
2003年 25,050 ←←←← 23,856 48,906 134      
2004年 23,670 ←←←← 23,500 47,170 129      
2005年 24,360 ←←←← 27,739 52,099 143      
2006年 27,750 ←←←← 28,937 56,687 155     特急・快速を含む全定期列車の停車開始
2007年 24,210 ←←←← 29,840 54,050 148      
2008年 28,050 ←←←← 29,344 57,394 157      
2009年 30,600 ←←←← 50,021 80,621 221      
2010年 31,020 ←←←← 49,146 80,166 220      
2011年 35,250 ←←←← 49,105 84,355 230      
2012年 40,950 ←←←← 49,258 90,258 247      
2013年 38,080 ←←←← 51,806 89,886 246      

駅周辺

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当駅の北側で近畿日本鉄道(近鉄)鈴鹿線と立体交差しており、同線の鈴鹿市駅とともに鈴鹿市中心部に位置するが、当駅の駅前にはバス停留所は設けられていない。

その他

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当駅を利用した場合に限り、駐車場を無料で利用可能な「パークアンドライド」が実施されている。高架下などに伊勢鉄道伊勢線が駐車場を設置している。

隣の駅

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伊勢鉄道
伊勢線
快速「みえ
四日市駅 (CJ11) - 鈴鹿駅 (4) - (一部中瀬古駅 (8)) - 津駅 (12)
普通
河原田駅 (3) - 鈴鹿駅 (4) - 玉垣駅 (5)

脚注

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注釈

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  1. ^ 玉垣駅でも定期乗車券・回数乗車券を発売しているが、隣接する伊勢鉄道本社での発売のため有人駅ではない。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、27-28頁。 
  2. ^ a b 和久田康雄「伊勢線こぼれ話」『鉄道ピクトリアル』第23巻第11号P.11(1973年11月)
  3. ^ 「伊勢線鈴鹿駅が落成」『交通新聞』交通協力会、1974年1月18日、1面。
  4. ^ “「通報」●伊勢線鈴鹿駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1983年1月28日) 
  5. ^ “鈴鹿駅構内に旅行センター 伊勢鉄道が設置、15日に開業” 中日新聞 (中日新聞社): p78?三重総合版. (1988年12月10日 朝刊)
  6. ^ “鈴鹿駅で発車式 伊勢鉄道 特急「南紀」停車記念”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1989年1月25日) 

関連項目

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外部リンク

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