酒井菜摘
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酒井 菜摘 さかい なつみ | |
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生年月日 | 1986年7月24日(37歳) |
出生地 | 日本 福岡県北九州市 |
出身校 | 自由ケ丘高等学校看護専攻科 |
前職 | 昭和大学江東豊洲病院看護師・助産師 |
所属政党 |
(旧立憲民主党→) 立憲民主党 |
公式サイト | 酒井なつみ |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2019年5月1日 - 2023年12月3日 |
酒井 菜摘(さかい なつみ、1986年(昭和61年)7月24日 - )は、日本の政治家、看護師。立憲民主党所属の前江東区議会議員(2期)。
来歴
福岡県北九州市出身。自由ケ丘高等学校看護専攻科を卒業後、単身上京し、東京都西東京市の佐々総合病院で産婦人科の看護師として勤務。2011年助産師免許を取得。2013年より、昭和大学江東豊洲病院の周産期センターオープニングスタッフとして勤務[1][2]。
2014年、28歳で子宮頸癌に罹患。休職しながら子宮温存手術・抗がん剤治療を受け勤務を続ける[3]。 2015年の統一地方選、選挙掲示板のポスターでシングルマザーや保育士の女性候補を見かけたことから政治家を志す[4]。 体外受精と顕微授精による不妊治療を受け、切迫流産・早産ののち2017年長女を出産。2018年復職[5]。
2019年4月21日に行われた江東区議会議員選挙に(旧)立憲民主党公認で立候補し、初当選[6]。
2023年4月、再選。得票順位は第3位(定数44名、立候補者59名)[7]。
2023年11月16日、木村弥生の辞職に伴う江東区長選挙に、立憲民主党・日本共産党・れいわ新選組・社会民主党・東京・生活者ネットワーク・緑の党グリーンズジャパンの推薦を受け無所属で立候補することを表明[8]。12月3日の告示日に立候補の届出をし、自動失職した。開票の結果、次点で元東京都政策企画室政策担当部長の大久保朋果に敗れた[9]。当確後のNHKのインタビューでは「古い政治と決別できず悔しい」と語り[10]、日本共産党東京都委員会からも健闘が伝えられた[11]。
2024年2月1日、東京15区選出の柿沢未途が前年4月の区長選挙をめぐり逮捕・起訴されたことの責任をとり辞職[12]。同年4月4日、立憲民主党東京都連は、柿沢の辞職に伴う補欠選挙に酒井を擁立すると発表した[13]。これを受け4月8日、日本共産党は党公認候補を取り下げ酒井を支援すると発表した[14]。
脚注
- ^ 酒井なつみ 立憲民主党・江東区 officialweb プロフィール
- ^ 我が子が育つ未来に生きるために。子宮頸がんの闘病、不妊治療を乗り越えて母になった私の、人生の決断。<前編> | UMU
- ^ 28才で子宮頸がんに。闘病、不妊治療、出産を経て議員になったあるママの挑戦|たまひよ
- ^ 我が子が育つ未来に生きるために。子宮頸がんの闘病、不妊治療を乗り越えて母になった私の、人生の決断。<後編> | UMU
- ^ 「不妊治療、がん治療を乗り越えて。多様な課題を解決する、まちづくりとしての政治」東京都江東区 酒井なつみ インタビュー #41 - 立憲民主党
- ^ 開票結果|江東区
- ^ 江東区議会議員選挙 - 2023年04月23日投票|東京都江東区.選挙ドットコム(2023年4月24日).2023年4月27日閲覧。
- ^ “江東区長選に酒井氏出馬へ 元立憲・区議 /東京”. 毎日新聞. (2023年11月17日) 2023年11月17日閲覧。
- ^ “江東区長選挙 - 2023年12月10日投票 | 東京都江東区”. 選挙ドットコム. 2023年12月10日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2023年12月11日). “東京 江東区長選挙 大久保朋果氏当選 自・公・国・都ファ推薦 | NHK”. NHKニュース. 2023年12月10日閲覧。
- ^ 日本共産党東京都委員会 (2023年12月12日). “江東区長選 酒井氏が健闘 | JCP TOKYO”. 日本共産党 東京都委員会. 2023年12月12日閲覧。
- ^ “柿沢未途 前法務副大臣が議員辞職 公選法違反などの罪で起訴”. NHK (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。
- ^ “立民都連が酒井菜摘氏の擁立発表 衆院東京15区補選 共産と候補者調整を進める意向も示す”. 東京新聞 (2024年4月4日). 2024年4月4日閲覧。
- ^ “東京15区補選、候補取り下げ 共産、立民新人支援”. 時事通信. (2024年4月8日) 2024年4月8日閲覧。