第67独立機械化旅団 (ウクライナ陸軍)

第67独立機械化旅団
創設	2014年7月15日
所属政体	ウクライナ
所属組織	ウクライナ陸軍
部隊編制単位	旅団
兵科	機械化歩兵
兵種/任務/特性	機甲戦
所在地	ドニプロペトロウシク州ドニプロ
愛称	ウクライナ義勇軍団
上級単位	第9軍団
主な戦歴	ドンバス戦争 ロシアのウクライナ侵攻
現司令官	アンドリー・ステンピツキー

第67独立機械化旅団（だい67どくりつきかいかりょだん、ウクライナ語: 67-ма окрема механізована бригада）は、ウクライナ陸軍の旅団。第9軍団隷下。

ドンバス戦争の影響に伴い創設された多くの義勇軍が正式にウクライナ軍に統合される中、永らくウクライナ政府からは独立した組織として存続していた。

概要

ドンバス戦争

詳細は「右派セクター・ウクライナ義勇軍団」を参照

ウクライナ義勇軍団

「スラヴャンスクの戦い」、「第二次ドネツク空港の戦い」、および「シロキネの戦い」も参照

2014年7月15日、ドンバス戦争の影響に伴い、右派セクターの義勇軍ウクライナ義勇軍団として創設された。

2014年7月から、ドンバス戦争に投入され、東部ドネツィク州に配備された。

2015年12月、創設者のドミトリー・ヤロシが右派セクターから脱退し、第5大隊、第8大隊を基幹に、ウクライナ義勇軍が創設された。

ロシアのウクライナ侵攻

「チェルニーヒウの戦い」、「キーウの戦い (2022年)」、「ブロバルイの戦い」、「ハルキウの戦い (2022年)」、「マリウポリの戦い (2022年)」、および「ザポリージャの戦い」も参照

2022年2月24日から、ロシアのウクライナ侵攻では、ウクライナ各地の主要都市に配備された。

東部・アウディーイウカ戦線

「アウディーイウカの戦い (2022年)」および「マリンカの戦い (2022年)」も参照

2022年2月23日、東部ドネツィク州ポクロウシク地区に配備され、第25独立空挺旅団と合同でアウディーイウカ、マリンカを防御した。

2022年3月27日、ウクライナ特殊作戦軍に編入し、第7特殊作戦センターに改編された。

東部・セベロドネツク戦線

「ドネツ川の戦い」も参照

2022年5月、東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、第80独立空中強襲旅団と合同でロシア軍の渡河作戦をビロホリウカ（リシチャンシク・フロマーダ）で防御した。

東部・バフムート戦線

「ソレダルの戦い」も参照

2022年8月、第4大隊が東部ドネツィク州バフムート地区に配備されたが、2023年1月中旬にソレダルが陥落した。

北東部・イジューム戦線

「シェウチェンコヴェの戦い」および「2022年ウクライナの東部反攻」も参照

2022年9月上旬、第2大隊が北東部ハルキウ州イジューム地区で攻勢を開始し、北東部ハルキウ州の大部分を解放した。

2022年11月、ウクライナ陸軍に編入し、第67独立機械化旅団に改編された。

東部・バフムート戦線

「バフムートの戦い」も参照

2023年3月、東部ドネツィク州バフムートに再配置されたが、ダヴィンチ・ウルブズのドミトロ・コチュバイロ大隊長が戦死した。

東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線

「第二次クレミンナの戦い」も参照

2023年6月、第2機械化大隊が東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、第100独立領土防衛旅団と合同でクレミンナを防御している。

2023年7月、第1機械化大隊が第1独立強襲大隊に改編された。

2023年8月、ダヴィンチ・ウルブズが北東部ハルキウ州クプヤンシク地区に再配置され、ロシア軍の攻勢を防御している。

編制

• 旅団司令部（ドニプロ）
• 第1独立強襲大隊 ダヴィンチ・ウルブズ（旧第2大隊）
• 第2機械化大隊（旧第6大隊）
• 第3機械化大隊
• 戦車大隊
• 第1小銃大隊（旧第4大隊）
• 第2小銃大隊
• 第27独立小銃大隊
• 旅団砲兵群
  • 指揮情報中隊
  • 第1自走砲大隊
  • 第2自走砲大隊
  • ロケット砲大隊
  • 対戦車砲大隊
• 防空大隊
• 工兵大隊
• 補給大隊
• 偵察中隊
• 通信中隊
• レーダー中隊
• 衛生中隊

ギャラリー

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外部リンク

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