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第101独立領土防衛旅団 (ウクライナ領土防衛隊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第101独立領土防衛旅団
創設 2018年1月30日
所属政体  ウクライナ
所属組織 ウクライナ領土防衛隊
部隊編制単位 旅団
兵科 軽歩兵
兵種/任務 郷土防衛隊
人員 2,000人[1]
所在地 ザカルパッチャ州ウージュホロド
通称号/略称 A7029
上級単位 西部作戦管区
戦歴 ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 ドミトロ・ザボロトヌク大佐
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第101独立領土防衛旅団(だい101どくりつりょうどぼうえいりょだん、ウクライナ語: 101-ша окрема бригада територіальної оборони)は、ウクライナ領土防衛隊旅団西部作戦管区隷下。

概要

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ドンバス戦争

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ザカルパッチャ州旗

2018年1月30日、ドンバス戦争の影響に伴い、ウクライナ領土防衛隊の動員が開始され、ザカルパッチャ州で創設された。団員の9割が侵攻前は民間人でイルシャヴァ副市長やウージュホロド国立大学のサンダー・フョードル教授が所属しており、フョードル教授が前線の塹壕からスマホでリモート講義している様子が「最も過酷なオンライン教育の現場」としてメディアで紹介された[2][3]

ロシアのウクライナ侵攻

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東部・セベロドネツク戦線

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2022年4月、ロシアのウクライナ侵攻で激戦地の東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に配備され、友軍の救援でポパスナ方面を防御した[4]

東部・バフムート戦線

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第101旅団旗

2022年5月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート北のソレダル方面を防御した[4]。以後もローテーションで定期的にバフムート方面に展開した[2]

編制

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  • 旅団司令部(ウージュホロド
  • 第68独立領土防衛大隊(ウージュホロド)
  • 第69独立領土防衛大隊(ラヒウ)
  • 第70独立領土防衛大隊(ムカチェヴォ)
  • 第71独立領土防衛大隊(チャチウ)
  • 第72独立領土防衛大隊(フースト)
  • 第73独立領土防衛大隊(ベレホベ)
  • 第212独立領土防衛大隊(ウージュホロド)
  • 火力支援中隊
  • 迫撃砲中隊
  • 対破壊工作中隊
  • 戦闘・後方支援隊
  • 衛生隊

出典

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外部リンク

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