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石田 淳 (いしだ あつし、1962年 [ 2] - )は、日本 の政治学者 。専門は国際政治学 。東京大学大学院総合文化研究科 教授。坂本義和 に師事。[ 3]
「国内所得配分の対外政策効果」『理論と方法』10巻2号(1995年)
「国際政治理論の現在――対外政策の国内要因分析の復権(上・下)」『国際問題』447/448号(1997年)
「国内政治体制と国際紛争――デモクラティック・ピース論再考」『平和研究』22号(1997年)
"Electoral Incentives and the Political Economy of National Defense Spending Decisions," in Strategic Politicians, Institutions, and Foreign Policy , edited by Randolph M. Siverson. (The University of Michigan Press, 1998).
「均衡としてのアナーキー――理論的考察」『国際政治』117号(1998年)
「政治制度の数理分析――『制度による均衡』と『均衡としての制度』」『オペレーションズ・リサーチ』43巻7号(1998年)
「国際政治学における分析レヴェルの問題」『社会科学研究』50巻2号(1999年)
「コンストラクティヴィズムの存在論とその分析射程」『国際政治』124号(2000年)
「国内紛争への国際介入」木村汎 編『国際危機学――危機管理と予防外交』(世界思想社 、2002年)
「国際安全保障の空間的ガヴァナンス」河野勝 編『制度からガヴァナンスへ――社会科学における知の交差』(東京大学出版会 、2006年)
「国内秩序と国際秩序の《二重の再編》――政治的共存の秩序設計」『国際法外交雑誌』105巻4号(2007年)
「序論 国際秩序と国内秩序の共振」『国際政治』147号(2007年)
「介入と撤退――平和構築の構想と幻想」『国際問題』564号(2007年)
「戦争の変貌と国際秩序の変動」阪口正二郎 編『岩波講座憲法(5)グローバル化と憲法』(岩波書店 、2007年)
「グローバル化時代の境界と『新しい戦争』」黒沢文貴 編『戦争・平和・人権――長期的視座から問題の本質を見抜く眼』(原書房 、2010年)
「国際関係論はいかなる意味においてアメリカの社会科学か――S・ホフマンの問い(1977年)再考――」『国際政治』第160号(2010年)
「外交における強制の論理と安心供与の論理――威嚇型と約束型のコミットメント」法政大学比較経済研究所/鈴木豊編『ガバナンスの比較セクター分析――ゲーム理論・契約理論を用いた学際的アプローチ』(法政大学出版局 、2010年)
「弱者の保護と強者の処罰――《保護する責任》と《移行期の正義》が語られる時代」『年報政治学』61号(2011年)
「コミットメントの罠――現状維持の覚悟と錯誤」鈴木基史 ・岡田章 編『国際紛争と協調のゲーム』(有斐閣 、2013年)
「動く標的――慎慮するリアリズムの歴史的文脈」『国際政治』第175号(2014年)
「安全保障の政治的基盤」遠藤誠治 ・遠藤乾 編『安全保障とは何か(シリーズ 日本の安全保障 1)』(岩波書店、2014年)
「トマス・シェリングを読む坂本義和――合理的選択論の選択的導入」大矢根聡 編『日本の国際関係論――理論の輸入と独創の間』(勁草書房 、2016年)
「輸入国際関係論の限界」前掲書
(石黒馨 )「国内平和の国際的条件」『社会科学研究』55巻5・6号(2004年)
先代 小川桂一郎
東京大学教養学部長 大学院総合文化研究科長 (併任) 2017年 - 2019年
次代 太田邦史