油日駅

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油日駅
駅舎(2007年9月)
あぶらひ
Aburahi
柘植 (5.3 km)
(2.1 km) 甲賀
地図
所在地 滋賀県甲賀市甲賀町上野1453
北緯34度53分22.52秒 東経136度13分46.50秒 / 北緯34.8895889度 東経136.2295833度 / 34.8895889; 136.2295833座標: 北緯34度53分22.52秒 東経136度13分46.50秒 / 北緯34.8895889度 東経136.2295833度 / 34.8895889; 136.2295833
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 C 草津線
キロ程 5.3 km(柘植起点)
電報略号 アフ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
268人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1959年昭和34年)12月15日[2]
備考 簡易委託駅(出札は券売機のみ)
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油日駅(あぶらひえき)は、滋賀県甲賀市甲賀町上野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)草津線である[1]

概要[編集]

当駅から草津寄りの各駅は京都支社の管轄対象となっている。起点の柘植駅を含む三重県内の約1.4 kmの区間は近畿統括本部亀山鉄道部の管轄となっている[注釈 1]

歴史[編集]

駅構造[編集]

草津方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を持つ[1]地上駅停留所)。棒線構造のため、柘植行きと草津方面行きの双方が同一ホームに発着する。駅舎は忍者屋敷がモチーフ。

草津駅管理の簡易委託駅である。乗車券は自動券売機でのみの購入となっており(同様の方式は北陸本線河毛駅でもみられる)、時間帯によっては忍者コスチュームを纏った委託係員による改集札業務が行なわれる。2020年3月までは列車接近時には「春が来た」をアレンジした接近メロディが接近表示機から流れていた。ホームそばには並木が植樹されている。

利用状況[編集]

「滋賀県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通り。草津線で最も少ない。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1992年 354 [統計 1]
1993年 341 [統計 2]
1994年 356 [統計 3]
1995年 349 [統計 4]
1996年 337 [統計 5]
1997年 364 [統計 6]
1998年 360 [統計 7]
1999年 377 [統計 8]
2000年 374 [統計 9]
2001年 340 [統計 10]
2002年 335 [統計 11]
2003年 331 [統計 12]
2004年 349 [統計 13]
2005年 350 [統計 14]
2006年 352 [統計 15]
2007年 359 [統計 16]
2008年 355 [統計 17]
2009年 329 [統計 18]
2010年 317 [統計 19]
2011年 311 [統計 20]
2012年 307 [統計 21]
2013年 319 [統計 22]
2014年 294 [統計 23]
2015年 291 [統計 24]
2016年 275 [統計 25]
2017年 281 [統計 26]
2018年 287 [統計 27]
2019年 268 [統計 28]

駅周辺[編集]

駅付近は民家が多く、駅西側には教育施設がある。駅付近から少し離れると田畑が広がる。鹿深かふか夢の森[注釈 2]は駅北側、油日神社は駅東側にあるが、ともに駅からやや離れた所にある。なお、ゴルフ場は駅から3 km圏内(直線距離)に数ヵ所ある。

バス路線[編集]

駅前に甲賀市コミュニティバス「油日駅」停留所があり、油日線(青野 - 甲賀駅北口:平日のみ運行)が乗り入れるが、当駅を経由する甲賀駅北口行きは朝1便しか運行されない[注釈 3]。なお、お盆8月13日 - 8月16日)・年末年始12月29日 - 翌年1月4日)は平日となる日であっても、全便運休となる。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)
C 草津線
柘植駅 - 油日駅 - 甲賀駅

脚注[編集]

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ (柘植駅の所属線区が関西本線であることも理由)
  2. ^ ※『第72回全国植樹祭しが2022』(2022年令和4年)6月5日開催)の会場となった緑地公園。
  3. ^ ※甲賀駅北口行きは、ほぼ全便が「曽和集会所」停留所(駅から北へ少し離れた所にある)を経由する。

出典[編集]

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、23頁。 
  2. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、347頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「年表」『天王寺鉄道管理局三十年写真史』天王寺鉄道管理局、1981年3月、227頁。 
  4. ^ 「通報 ●草津線油日駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年9月30日、11面。
  5. ^ 「新駅舎きょうから利用 外観デザインは小学生 甲賀のJR油日駅」『京都新聞(朝刊)』京都新聞社、2002年3月23日。
  6. ^ 2018年春 草津線ICOCA利用可能エリア拡大日が決まりました』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2017年12月15日。 オリジナルの2019年6月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190605141956/http://www.westjr.co.jp/press/article/2017/12/page_11622.html2021年1月19日閲覧 

利用状況[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]