星埜李奈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

星埜 李奈(ほしの りな[1])は、日本バイリンガル女優[2]声優[3]歌手[4]横浜生まれ。アメリカ合衆国ワシントン州マーサーアイランド育ちでロサンゼルス在住[5]DPNタレントエージェンシー所属[1]。母親は佐々木るん[6]

2019年のハリウッド実写版映画『名探偵ピカチュウ』では伝説のポケモンキャラクターミュウツー[7] の声を渡辺幸太郎氏と同時録音で担当している[8]

経歴[編集]

13歳の時に家族で渡米、高校時代をシアトルで過ごす[9]。高校卒業後ハリウッドに渡り、名門校リー・ストラスバーグ演技研究所を経て2020年現在はロサンゼルスを拠点に多面的に活動している[10]。ナレーションを担当した学研の人気絵本ぴよちゃんシリーズは累計200万部を超える[11]。Apple iBooks Best of 2013で『ぴよちゃんのおはなしずかん おてがみきたよ』が今年のベストインタラクティブブックに選ばれる[12]。2014年、コロラド観光局主催の旅番組・ゴー・ウェストシリーズのバイリンガルレポーターとしてブッシュ氏ら歴代米大統領が宿泊したといわれるコロラド州のブロードムアーリゾート地やスティーヴン・キング氏が名作シャイニングを執筆し今では心霊スポットとしても有名なスタンレー・ホテルなどを取材し3週間かけて練り歩く3200マイルの女子旅に初挑戦[13]オリビア・ニュートン・ジョンを司会として迎えた米海兵隊主催のトイズ・フォー・トッツ『ハリウッド・クリスマスパレード』ではリラックマSan-X)のスポークスパーソンとして選出され、自らリラックマの着ぐるみを身にまといレッドカーペットを歩きながら[14]。記者会見では歌手シンディ・ローパーと共に日本のゆるキャラの素晴らしさを世界に発信した[15]

2019年、ミュウツー役として出演したハリウッド版『名探偵ピカチュウ』が世界中で大ヒット[16]。史上最も成功したビデオゲーム実写映画となる[17]。また、マックス・ブルックス原作の『ワールドウォーZ ゲーム』に登場する人気キャラクター、ブンコ役で出演し[18]、発売初週で売り上げ100万本を突破のミリオンセラーとなり、注目を集める[19][20]。主演を務めた短編ホラー作品『天狗』や『107号室』においては数々の映画賞を受賞及びノミネートされる[21]。2020年に入り、東京を舞台に「アンド・ゼン~それから~」というロマンス短編作品を世界6か国から集結した国際チームと共に撮影[22]。この作品においてキックスターターで資金調達をした結果、目標額は一時間で達成。支援金が目標金額を遥かに上回り1500人弱のプロジェクト支援者たちから約1160万円もの資金を集め[23]、キック・スターター公式サイトの表紙を飾る。2021年、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバルのCinematic Tokyo部門において優秀賞[24]及び東京都知事賞を受賞[25]。また、多数の映画祭から[26][27]アカデミー賞正式短編候補作品として選ばれ[28][29][30]世界から注目を浴びている[31]。同じ年の12月にリリースされ、ファスト・カンパニーの『2020年最もイノベーティブな会社』の1社に選ばれた[32]ウェルネスアプリ(日本語版)『カーム』においてはナレーションを担当している。


日本アニメーション地位向上のため、ビジネスパートナーのケネス・プルガーヴィダルと共に『斉木楠雄のΨ難』、『ルパン三世 PART5シリーズ』や蜷川実花監督実写作品『フォロワーズ』などNetflix作品を中心にローカリゼーションを担当している[6]

受賞[編集]

  • 2011年 - アジアン・パシフィック映画祭・正式ノミネート作品『107号室』
  • 2013年 - iBooks Best of 2013 ベスト・インタラクティブブック賞『ぴよちゃんのおはなしずかん おてがみきたよ』
  • 2013年 - ロサンゼルス・スリラー映画祭・最優秀賞『天狗』
  • 2013年 - ロサンゼルス国際アンダーグラウンド映画祭・特別賞『天狗』
  • 2013年 - ロサンゼルス・ニューウェーブ国際映画祭・特別賞『天狗』
  • 2016年 - パイオニア映画祭・正式ノミネート作品『夢の叶う場所』
  • 2021年 - シアトル・アジアン・アメリカン映画祭・オーディエンス・チョイス賞『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - (米国アカデミー賞公認)ショートショート映画祭・シネマティック東京部門・優秀賞、東京都知事賞『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - (米国アカデミー賞公認)ロサンゼルス・アウトフェスト・フュージョン映画祭・オーディエンスチョイス賞『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - トロント・エレンズバーグ映画祭・ベスト・ナレティブ賞及びベスト・PNWショート賞『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - カレドスコープ映画祭・アーティスティック賞『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - フリッカーズ・ロードアイランド映画祭・最優秀賞『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - シネマ・ダイバース:パーム・スプリング LGBTQ 映画祭・優秀賞『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - ニューヨーク・第44回アジアンアメリカン国際映画祭・正式ノミネート作品『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - トロント・インサイド・アウト映画祭・正式ノミネート作品『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - マイアミ・アウトシャイン映画祭・正式ノミネート作品『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - (米国アカデミー賞公認)アトランタ・アウト・オン・フィルム映画祭・正式ノミネート作品『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - (米国アカデミー賞公認)ブロンズレンズ映画祭・正式ノミネート作品『アンド・ゼン~それから~』
  • 2021年 - (米国アカデミー賞公認)リール・シスターズ・オブ・ザ・ディアスポラ映画祭・正式ノミネート作品『アンド・ゼン~それから~』

作品[編集]

映画[編集]

  • プリティー・ウィングズ(2010年、T・フェイ・グリフィン監督) ‐パム講師役
  • ブラック・スター(2010年、ジオ・マルクーズ監督)‐ランス役
  • 107号室(2011年、エレーン・シェンヤ・フー監督) ‐みちる役
  • レガシー(2011年、エリック・デメラス監督)-女性観光客役
  • デシデリアム(2011年、ライアン・フィリップス監督) ‐セーラン役
  • ナインティー(2011年、カルロス・ラモス・ジュニア監督)-通りすがりの人役
  • 天狗(2013年、岩渕健監督) ‐まき役(主演)
  • ボム・エキスパート(2013年、エレーン・シェンヤ・フー監督)-FBI役
  • デス・オブ・ア・キラー(2014年、エレーン・シェング・ヤ監督)ターゲット役
  • ミスプレースド(2014年、ヒロキ・カマダ監督)人形役
  • レベレーション(2014年、シャーウィン・ビングアン監督)-ヴァン役
  • エグジット・ストラテジー(2015年、アントイン・ファクア監督)‐ファン・ダンサー役
  • ベアー・ツアーズ(2015年、ヒデトシ・イムラ監督)‐ナデシコ役
  • クラウン VS. ニンジャ(2015年、ティム・へロルド/ジェフ・ピカレロ監督)-レッド・ロータス役
  • デザーターズ(2017年、アンドレ・ヌジー監督) ‐愛子役(主演)
  • アンバウンド(2017年、マギー・マート監督) ‐ユナ役
  • アンジェリック・マジカ(2017年、ケネス・プルガーヴィダル・田中監督) ‐エンジェル役(主役)
  • GPSちゃん(2018年、ケネス・プルガーヴィダル・田中監督) ‐GPSちゃん役(主役)
  • 名探偵ピカチュウ(2019年、ワーナー・ブラザース) - ミュウツー役 ※声の出演(原語版)
  • アンド・ゼン(2019年、ジェン・レヴァナ監督) ‐春役 (主演)
  • シナプス(2019年、ケネス・プルガーヴィダル・田中監督) ‐愛叶役(準主役)

テレビ番組[編集]

ビデオゲーム[編集]

劇中歌[編集]

ミュージックビデオ[編集]

オーディオブック[編集]

ブルーレイ・DVD[編集]

  • ピクニック(2010年、岩井俊二監督)-ビルボードの女性役

英語版吹替[編集]

場内アナウンス[編集]

ナレーション[編集]

レポーター[編集]

通訳[編集]

翻訳[編集]

ネイティブチェック・ローカリゼーション[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b Our Talent, DPN Talent Database
  2. ^ a b Tatsu Yamashiro/Katana, DC Super Hero Girls Wiki
  3. ^ Rina Hoshino Voices, Behind the Voice Actors
  4. ^ Series Info, Rotten Tomatoes
  5. ^ Biography, Wall of Celebrities
  6. ^ a b 植田益朗のアニメ!マスマスホガラカ 1月15日配信 (ゲスト:佐々木るん、星埜りな、ケネス・プルガーヴィダル), エジオンプレミアム
  7. ^ No.150 ミュウツー, ポケモンずかん
  8. ^ Detective Pikachu: 20 Pokémon Secrets You Missed, Screen Rant
  9. ^ 「意外性の発見楽しい」, Weekly LA LA LA
  10. ^ Check out Rina Hoshino’s Artwork, Voyage LA
  11. ^ 「私の転機」, Lighthouse ロサンゼルス
  12. ^ iBooks Best of 2013 今年のベストインタラクティブブックに、学研グループ「ぴよちゃんのおはなしずかん おてがみきたよ」が選出!, EdTech Media
  13. ^ 3週間かけてコロラド州の魅力を探る究極の女子旅, Elephant Production
  14. ^ In Pictures: The 85th Annual Hollywood Christmas Parade, The Straits Times
  15. ^ 85th Annual Hollywood Christmas Parade, Getty Images
  16. ^ 「Los Angelesの顔 No. 84 星埜 李奈(ほしの りな)さん」, 日刊サン
  17. ^ Detective Pikachu surpasses Warcraft as highest-grossing video game film of all time, The Verge
  18. ^ Meet the Voice Actors of WWZ Voice Cast,Twinfinite
  19. ^ World War Z passes 1 million copies sold in a week,Games Beat
  20. ^ Game Industry Biz,World War Z/ developer also announces its zombie-fighting shooter has sold 3m copies
  21. ^ Room 107, Horror, Mystery, Radio Times
  22. ^ And Then - 2021 SAAFF Short Film Review, Two Oh Six Film Review
  23. ^ 2021年度 Cinematic Tokyo部門 優秀賞 / 東京都知事賞, Kickstarter
  24. ^ 東京の街で出会う2人の女性を描く、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 「Cinematic Tokyo」部門受賞作に込めた想い, Short Shorts Film Festival
  25. ^ AND THEN: A Girl-Meets-Girl Short Film Set in Tokyo, Short Shorts Film Festival
  26. ^ Rhode Island International Film Festival Announces 2021 Winners,VIMooZ
  27. ^ And Then,eventive
  28. ^ Meet Rina Hoshino: Actress And Voice-Over Artist, Shoutout LA
  29. ^ All Shorts All Day & Night, BronzLens
  30. ^ Best of Festival - Narrative Shorts, eventive
  31. ^ REVIEW: ‘And Then’ (2021) is a Beautifully Unsettled Musing on Love, Flipscreen
  32. ^ Calm, カリフォルニア発 睡眠・瞑想・リラクゼーションの世界No.1アプリ『Calm』がついに日本上陸

外部リンク[編集]